全くの投資初心者さんでもSBI証券でつみたてNISAを始められるように、口座開設から積立設定までの手順をスクショ付きで紹介します。
実際に僕がつみたてNISAを始めたときにやったことを全て順番建ててまとめたので、この通りマネして進めてもらえれば始められます。
まずはSBI証券の口座開設申請をしてから記事通りに進めてみて下さい。
オンライン申込みなら最短翌営業日には総合口座開通と、スムーズに進められるのでこちらから申し込んでおいて下さい。
2023年現行NISAをやるべきか・それとも2024年の新NISA開始まで待つか悩む方もいると思いますが、2023年の現行NISAはやったほうが得です。
その方が生涯非課税枠が増えることになりますし、先行者利益みたいなものなので迷わず口座開設進めましょう。
詳しい理由はこちら
つみたてNISAのススメ
つみたてNISA始めたいけど
「何がわからないかも分からない」
「何をどこでどうやって買えばいいのか分からない」
こういう悩みや不安を抱えてる方たくさんいると思うんですよね。
自分は10年以上積立投資やってますが、始めた頃は同じ気持ちだったのでものすごくわかります。投資はまず始めるハードルが高い。
ということでよかったら一緒につみたてNISA始めませんか??
別に僕が資金を預かって運用するとか怪しいやつじゃなく、皆さんそれぞれで口座開設してもらってつみたてNISAをやっていく形です。
20年~30年単位の長期運用なら過去データ的にはかなりの確率で資産を増やすことが出来てました。
「投資は怖い」「損しそう」ははっきり言って偏見だし、ましてやギャンブルではありません。
以下でSBI証券の使い方・つみたてNISAの始め方・買付方法など全てお伝えして行くので投資初心者の方も心配不要。
実際に自分がつみたてNISA口座開設をやってみて「ここはわかりにくいな・つまづきそうだな」なんて思ったポイント含めてシェアしていきます。
毎月自動買い付けで積立ててきて買ったものは一切売らずにひたすら放置運用というスタイルでやっているんですが、それでも元本600万円が800万円に増えています。
分散投資して長期保有すると報われると言われますが、これは本当に実感しています。
だれでもこのくらいのリターン率は出せると思うので、ぜひ一緒に積立投資やっていきましょう!!
おすすめは全世界株式投資信託
つみたてNISAで購入をおすすめする(そして実際に僕も買っている)商品はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)という投資信託。
信託報酬も業界最安レベルで安くて、これ1本買えば全世界の株式(約3000銘柄)に分散投資できるという優秀なインデックスファンド。
毎月一定金額を積み立てながら、20年の長期運用前提でやっていきます。
投資額は各自決めていただいてOKですが、我が家は非課税枠満額の月33,333円で積み立てていきます(1年で40万円)。
最低申込金額100円からできるので、ほんとお試し感覚でスタートしてもらって結構です。
ちなみに過去30年間に世界の株価は9.5倍上昇・年率換算すると7.5%成長しました。
少しかたく見積もって今後30年は年利5%で成長したと仮定すると
毎月3万円積み立て20年続けると元本720万円がなんと1228万円までに増えます。
もちろん実際にこの通りに行くわけではありませんが、過去統計・金融理論的には全世界株式に「長期・分散・積立・低コスト」投資すれば、かなりの確率でお金が増えることが期待できます。
つみたてNISA始めるのに必要な3つのこと
SBI証券でつみたてNISAを始めるには、準備編として3つやることがあります
- SBI証券の総合口座開設
- つみたてNISAの口座開設
- 三井住友カード(NL)作成
順に解説していきます。
1.SBI証券の総合口座開設
少しややこしいんですが、つみたてNISAを始めるには「つみたてNISA口座」だけを開設すればいいのではなく、前提としてその証券口座の総合口座を持っておく必要があります。
イメージ的には総合口座の中につみたてNISA口座を開く感じです。
なのでSBI証券の総合口座を持っていない方は、まずはここから口座開設手続きをして下さい。
開設手続きを進めていると「特定口座」という項目で納税パターンを選ぶ必要があります。
どれがいいかわからない方は、これはとりあえず一番上の「開設する(源泉徴収あり):初心者マーク」を選んでおけばOK。
これを選んでおけばSBI証券が代わりに源泉徴収し、確定申告してくれるので自分で確定申告する必要がなく楽です。
それから住信SBIネット銀行口座・新生銀行の口座も同時申し込みますか?みたいなのが出てきますが、これは必須ではないのでどちらも「申し込まない」でも問題ないです。
取引プラン「スタンダード」or「アクティブ」を選ぶ箇所に関しては、これは個別株取引に関わる設定になります。投資信託しかやらない方は関係ないのでどっちでもいいので適当に選んでおいて下さい。
ちなみにSBI証券は総合口座開設時に、つみたてNISAの口座も同時開設できるようになっています。
先程の口座開設リンクを進めていくと途中で、「NISAの選択」という欄が出てきます。
ここで「つみたてNISAを申し込む(無料)」にチェックを入れておくと、総合口座とつみたてNISAが同時開設できて手間が省けますよ。
2週間もすればNISAの開設お知らせが来るのでのんびり待っておきましょう。
税務署の審査が終わるとSBI証券のお知らせ欄に、おしらせが届くのでちょくちょくチェックしておいて下さい。
2.つみたてNISAの口座開設
SBI証券口座は持ってるけどつみたてNISA口座はまだ作ってないという方は、SBI証券にログインすると画面右側のメニューに「つみたてNISA開設」のボタンがあるので、ここからつみたてNISA口座開設を進めて下さい。
3.三井住友カード(NL)作成作成
そしてつみたてNISAはクレカでやるのがおすすめです。
SBI証券の場合、つみたてNISAの積立代金を三井住友クレジットカードで決済するとポイントがもらえてお得(楽天カード等はSBI証券と提携していないので使えません)。
さらに、クレカ決済だと代金はクレカに登録した銀行口座から自動引落されるので(普通の買い物と同じ)、SBI証券への入金も不要になり手間が省けて非常にラクです(入金忘れによる決済エラーも防げる)。
なのでSBI口座開設と同時に三井住友カード作成もやっておいて下さい。
年会費無料カードで始めたい方は、三井住友カード(NL)でOK、つみたて金額の0.5%ポイントが毎月付与されます。
↓三井住友カード(NL)↓
ちなみに三井住友カード ゴールド(NL)だとポイント付与が1%になります。年会費5,500円かかりますが、年間100万円以上利用すると翌年以降の年会費が永年無料になるのでクリアできそうならゴールドにしたほうがトータルではお得です(僕はゴールド作りました)。
↓三井住友カード ゴールド(NL)↓
三井住友カード(NL)と三井住友カード ゴールド(NL)を比較してみたので参考にどうぞ。
カード名 | 三井住友カード ゴールド(NL) | 三井住友カード (NL) |
---|---|---|
年会費 | 5,500円(税込) 年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料 | 0円 永年無料 |
クレカ積立 ポイント 付与率 | 1.0% | 0.5% |
継続ポイント | 毎年、前年100万円のご利用で10,000ポイントプレゼント | なし |
どんな人におすすめ? | 月間8.4万円以上(年間100万円以上)利用される方。 翌年以降の年会費が永年無料になる上、クレカ積立ポイント付与率も高いから | クレカ積立ポイント付与率0.5%でもいいから年会費無料カードでやりたい方 |
紹介URLはこちらの別記事においてます。確実に特典ポイント受け取るための注意点も書いてあるので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
それからクレジットカードの決済用銀行口座ですが、これは普段使っている銀行口座で大丈夫。「住信SBIネット銀行口座じゃないとダメなの?」という質問たまに受けるんですが、その必要はありません。
SBI証券でつみたてNISAを始めるには、準備段階として3つやることがあります
- SBI証券の総合口座開設
- つみたてNISAの口座開設
- 三井住友カード(NL)作成
口座開設とクレカ作成はどっちが先とかないので、同時進行で手続き進めちゃってOKです
クレカ登録方法
無事につみたてNISAの口座開設が終わってクレジットカードが手元に届いたら、まずはSBI証券にクレジットカードを登録しましょう。
SBI証券にログインして
①投信
②クレカ設定
③カードを登録する
の順でクレカ登録をします。
規約確認ページに遷移するので、さーっと読んでからチェックマークを入れて、取引パスワードを入力。「同意して本人確認へ」をクリック。
するとVpassログインを求められるのでIDとパスワードを入力してログインして下さい。
Vpassは三井住友カード向け会員アプリで、SBI証券でクレカ積立するためにも必須のアプリ。
事前にアプリをダウンロードして会員登録を済ませておいて下さい。
VpassのIDとパスワードは初期登録の際に、自分で設定するので忘れないようにメモしておきましょう。
VpassDLはこちらからどうぞ。
Vpassログインに成功すると、クレカ積立の同意書が出てくるので読んで問題がなければ「同意する」をクリック。
「本人確認が完了いたしました」という文言が出てきたらOK。次に「カード番号入力」に進みます。
クレカ情報を入れて「次へ」をクリック。
三井住友カード(NL)自体にはクレカ番号などの記載がないのでVpassアプリで番号を確認して下さい。
「クレジットカードのご登録が完了しました」というメッセージが出たらクレカ登録作業は終了です。
「クレジットカード管理へ」をクリックすると、「三井住友カード」が登録されていることが確認出来ました。
文字起こしすると面倒そうに見えますが、画面表示に従って必要項目を入力していくだけなので簡単です。
※クレカ設定の前にVpassアプリのダウンロードと登録が必須なので、まずこれから先にやっておいて下さい。
以上、SBI証券にクレジットカードを登録する設定でした。
クレカ積立設定方法
現時点で最短でクレカ積立スタートするためには、4月10日までにこの積立設定を済ませておく必要があります。初回買い付けは5月1日になります。
ここから、先程登録したクレジットカードでつみたてNISAの買付設定に移ります。
SBI証券のトップ画面に「銘柄をさがす」というのがあるので、ここで「投資信託」を選んで「emaxis slim全世界株式(オール・カントリー)」と検索。
検索画面に該当商品が出てくるのでクリックして下さい
買付画面に切り替わるので「つみたてNISA買付」を選びます
①決済方法は「クレジットカード」を選んで
②毎月の設定金額を入力(上限33,333円)
③NISAぎりぎり注文を設定
この3つを設定して「次へ」をクリック
目論見書の確認・入力内容の確認が出るので間違いがなければ、最後に取引パスワードを入れて「設定する」ボタンを押して下さい
「積立設定を受付致しました」というメッセージが出たらOK
念の為、つみたて確認画面を見てみるとクレカ決済で月33,333円の積立設定が出来ていることが確認できました
以降、毎月自動でクレカ決済されます。決済代金はクレカに紐付けた銀行口座から引き落とされるので本当に完全放置でOKです!
20年くらい気絶していて目覚めたときには一財産出来ていると思います。
一度つみたてNSIAをスタートして積立金額を変更したいなと思ったら、この積立設定の金額を変更すればOKです。
ただ、年の途中からつみたてNISAを始めた方はこの方法では非課税枠40万を使い切ることが出来ません
例えば10月から始めたら
33,333円×3ヶ月 = 10万円しか投資できず、非課税枠が30万円も余ってしまうのでもったいない。
そんな時は「ボーナス設定」という機能を使えば、年の途中から始めても40万円満額使い切ることが出来ます。
ボーナス設定方法
現在クレカ積立設定をしている場合、クレカ積立を一旦解除してからボーナス設定をして下さい。
そしてボーナス払いの決済が終わったあとに再びクレカ積立設定に戻すという作業が必要になります。
クレカ積立の解除は、積立設定画面の右端にある「削除」にチェックマークを入れて「次へ」をクリック。
これで現在のクレカ積立設定解除されます。
それではここからボーナス設定の手順になります。
まず銘柄の注文ページに進んで「つみたてNISA買付」をクリック
次に決済方法「現金」を選びます(※ボーナス設定はクレカ決済不可)
そして
①設定日
②積立金額
の2つを入力
これは毎月の積立投資を実施する日で、つみたて金額は毎月の積立金額になります。つみたてNISAの性質上設定する必要があります。
③ボーナス月の積立設定「追加」をクリック
ここがボーナス月の積立設定をします。
一括購入したい金額と日付を入力して、そのまま最後まで入力を済ませればボーナス設定の終了です。
入金方法
ボーナス設定は現金決済しか使えないので、予めSBI証券に現金を入金しておく必要があります。
SBI証券の現金入金の方法は以下
①即時入金
②リアルタイム入金
③銀行振込
④振替入金(ゆうちょ銀行)
⑤銀行引き落としサービス
5つあるので自分にあった方法で入金して下さい。
管理画面の上にある「入出金・振替」をクリック。
SBI証券が提携している金融機関一覧が出てくるので、自分が利用したい銀行を選んで必要項目を入力していって下さい。
ちょっとわかりにくいのが「即時入金」と「リアルタイム入金」の違いだと思うんですが
入金元として利用する金融機関でネットバンキングを契約してるから「即時入金」を、ネットバンキングを契約していないなら「リアルタイム入金」を選んで下さい。
どちらも手数料無料・即時買付反映されます。
「即時入金」「リアルタイム入金」どちらも使わないという場合は、銀行振込(手数料かかります)かゆうちょ銀行の振込入金(手数料無料)で入金することも可能です。
さっきの画面をずーっと下の方にスクロールして行くと申込画面が出てきます
ただし、買付可能額に反映されるまで時間がかかるので、即時かリアルタイム使ったほうが絶対便利だと思います。
これらの入金方法はスポット購入やボーナス設定で現金決済する方法でした。
(ここまでクレカ積立前提で話を進めて来ましたが)そうではなくて「毎月の積立投資を現金でやりたいんです」という場合は「銀行引き落としサービス」がおすすめ。
買付代金を手数料無料で指定の銀行口座から毎月自動的に引き落としする便利なサービス。
一度設定してしまえば入金の手間も省けます。
利用できる金融機関も多くWEBで申し込み可能(PayPay銀行と楽天銀行は利用不可)。
銀行引き落としサービスは「入金・振替」画面の左下にあるボタンから設定出来ます。
以上、SBI証券のつみたてNISA始め方手順でした。
おすすめ公式アプリ
正直言ってSBI証券は画面がごちゃごちゃしていてわかりにくいです。
積立投資機能に特化した公式アプリ「かんたん積立」というのがあっておすすめです。
損益確認・積立設定の確認/変更・約定履歴確認など、最低限必要な機能は揃っているので入れておくと便利だと思います。
アプリトップ画面はこんな感じで運用状況がひと目で確認できます。
最後に
投資の名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」のまえがきにこんな一文があります
個人投資家にとっては個々の株式を売買したり、プロのファンドマネージャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックスファンドを買ってじっと待っている方がはるかに良い結果を生む
今の時代、情報が多すぎていろんなことに手を出したくなると思うんですが、個人が無難に資産形成を達成するにはやっぱりこの世界株式に投資してじっくり増やすというのがベストな選択だと思います。
興味ある方おられましたら、ぜひ一緒につみたてNISAはじめましょう。
まずはこちらから口座開設して、はじめの一歩を踏み出してみませんか?
ここまで読んで頂いて、疑問点や質問があればインスタDMで遠慮なく質問していただいても結構です。