ピースボート関連のことを検索すると「怪しい」「正体」「宗教」みたいなネガティブな関連ワードが表示されることがありますよね。
興味あるけど、ああいうのが自動表示されるとちょっと心配になる・・・
ということで実際にピースボートクルーズに乗ってきました。
世界一周クルーズはちょっと長いので、期間的にも費用的にも参加しやすかった12日間のショートクルーズです。
当記事では船旅の様子・寄港地の様子・下船までを乗船日記スタイルで掲載していきます。
結論だけいうと、普通にクルーズ楽しめました。全然怪しくなかったです。
2023年4月から新チャーター船「パシフィック・ワールド」による世界一周クルーズも開始しました。
12日間クルーズの行程
今回私が乗船したコースは「夏のウラジオストック・函館・境港・釜山をゆく12日間」です。
100日間の世界一周クルーズには及びませんが、船内の雰囲気など参考になると思うのでぜひ最後までお付き合いください
クルーズ日程はこのような感じ。
日程 | 寄港地 |
---|---|
1日目 | 神戸出航 |
2日目 | 終日クルージング |
3日目 | 麗水(ヨス・韓国) |
4日目 | 終日クルージング |
5日目 | ウラジオストック(ロシア) |
6日目 | 終日クルージング |
7日目 | 函館 |
8日目 | 終日クルージング |
9日目 | 境港 |
10日目 | 釜山(韓国) |
11日目 | 終日クルージング |
12日目 | 神戸帰港 |
クルーズ料金は19万円
ピースボートといえば世界一周クルーズを行っているイメージがあると思いますが、実は年に数回、世界一周の合間を縫ってショートクルーズを行うことがあります。
世界一周ともなると100日間も家を空けることになり、そう簡単に参加できるものではありませんが、ショートクルーズなら数日仕事を休めば参加可能。
ピースボートの魅力の1つはやっぱり料金の安さだと思います。今回の12日間のクルーズで大人料金190,000円(窓付きペアタイプ)で、しかも13歳未満の子供は30%OFF(未就学児は無料と更にお得)なのでかなり安いです。
もちろん旅行代金には船内での全食事・宿泊・移動などがすべて含まれています。
飛鳥2みたいな日本の船は1泊4~5万円が相場なことを考えると激安ですね。
魅力的な寄港地と充実した洋上クルーズ
今回のクルーズは「麗水(韓国)」「釜山(プサン)」「ウラジオストック(ロシア)」「函館」「境港」の5寄港地と5日の洋上クルーズで構成されています。
個人的に楽しみにしていたのはあるのはウラジオストックとプサンの2つです。ウラジオストックはロシアの極東部にある沿岸都市で、日本から一番近いヨーロッパの街。シベリア鉄道の発着駅でもありますね。プサンでは美味しい韓国料理とショッピングが目当て。
日本国内ではオプショナルツアーを利用して出雲大社へ出かけたり、函館では寄港中に函館最大の夏祭り「函館港まつり」も開催中ということで楽しみでした。
あと、洋上クルーズが5日間もあるっていうのも個人的には嬉しいです。寄港地観光ももちろん楽しみなんですが、クルーズの楽しみは船上で何もせずゆっくりすることって人も結構多いんですよね。
黙ってテーブルに着けば1日3食出てきますし、皿洗いの必要もありません。部屋の掃除もハウスキーパーさんがやってくれます。デッキでのんびりと読書したりジャグジーでゆっくりするとか至福の時間です。
また船内では常にどこかしらでイベントが開かれているので、それらに参加するのもいいでしょう。むしろ朝から晩までイベントに出っぱなしでゆっくりする暇がないという方もいますからね。
子連れでも楽しめるプログラムあり
クルーズ旅行ってお金持ちやセレブがたくさん乗っていて、とても子供を連れて乗れるような場所ではないイメージがあるかもしれませんが、ピースボートはカジュアルクルーズなのでそんな心配は不要。
子供向けのプログラムも準備されていますし、実際子連れで乗船されているファミリーもたくさんいます。
我が家も今回は子供を連れての参加なので、子供は「こどもアクティビティ」に参加させます。子供向けのプログラムも準備されていますし、実際子連れで乗船されているファミリーもたくさんいます。
こどもアクティビティは洋上クルーズの日だけの開催になるんですけど、1日3~4時間程度の託児時間はおとなは好きな時間を過ごすことができます。これは正直うれしい。
1日目:神戸出港~夕食~ナイトショー
遂にやってきたピースボートクルーズの乗船日。
1日目は乗船チェックイン〜避難訓練〜出航セレモニ〜夕食〜ナイトショーという、初日から盛りだくさんの内容で終えました。
チェックイン〜乗船
子連れ参加するグループは通常の乗客より早く乗船することができるということで早めにターミナルへ向かいました。
チェックインカウンターでは乗船券・パスポート・クレジットカードの3つを係の方に渡します。船内ではすべてキャッシュレスでの精算になるのでここでクレジットカードを登録する必要があります。
チェックイン手続きが終わったら、乗船カードを受け取って出国審査に向かいます。審査を終えると、オーシャンドリーム号の大きな船体が目の前に!!
ターミナルのタラップを抜けるといよいよ「オーシャンドリーム号」に乗船です。
乗船口では数多くのクルーや生バンド演奏がお客さんを迎え入れてくれます。客室番号の書いてある乗船カードを提示するとスタッフさんが部屋まで案内してくれます。
部屋の様子
今回の部屋はこちら。ダブルの大きめのベッドが1つドーンと置いてあり、さらにシングルの2段ベッド。小学一年生の子供と3人なら十分すぎるくらいの広さです。しかも窓付き!!
シャワートイレはこちら。バスタブはついていませんが、12日程度のショートクルーズならシャワーだけで十分。
クローゼットも人数分あります。扉を空けると中に金庫が入っているので貴重品はこちらに。
服はそこそこ入ります。引き出しも2つついているので下着や小物の収納もOK。ショートクルーズなら十分すぎるくらいですかね。
スーツケースや大きなカバンはベッドの下に収納できるようになっています。
避難訓練
船に乗ったらまず1番はじめに行なわれるイベントが避難訓練。
訓練の開始アナウンスが始まったら、ライフジャケットを持って自分のマスターステーション(非常時集合場所)に集合します。
集合場所に行くと席に付くように案内されます。クルーの方が出席確認の為に参加者の乗船カードを1人1人バーコードで読み取っていきます。
参加確認が終わったら次にライフボートの位置を確認します。万が一のときにはここで小舟に乗り換えて脱出します。
避難訓練は意外と長かったですね。30分くらいはかかったでしょうか。
出港式
出航時間になるとデッキで出港式が行なわれていました。ピースボートの責任者の方による挨拶のあと、乗船者を代表して今回最年少の参加者(11ヶ月の赤ちゃん)とそのパパが鏡割りを行ないました。
そして、船旅恒例のテープ投げです。神戸港では港に向かってテープを投げることが禁止されているらしく、今回は船の中でテープ投げをやっていました。
いよいよ12日間のクルーズの出発です。出港時の夕日がめちゃめちゃ綺麗でした。
夕食
クルーズ中の食事は4階にあるリージェンシーレストランと9階にあるリドビュッフェレストラン・パノラマバーの3箇所でとることができます。
メインレストラン「リージェンシーレストラン」を利用する場合、混雑を避けるためにあらかじめ指定された時間に入場する必要があります。
9階のレストランは時間指定がないのでお腹が空いたらいつでも入ることが出来ます。
今晩のメニューは和食でした、ピースボートのエグゼクティブ・シェフは日本人の方がやっておられるので味付けや量もちょうどよかったです。
こちらは子供の分です。
そしてデザートは桜餅。
夕食時のアルコールやジュースは別料金で、ジョッキビールが450円、グラスワイン360円、ソフトドリンクが190円程度とべらぼうに高いわけでもないので気軽に注文できると思います。
4階と9階のレストランでは違うメニューが提供されているので、お腹に余裕がある方は両方のレストランで食事をとってもオッケーです。
ナイトショー
ピースボートクルーズでは毎晩ナイトショーやバンド生演奏・ゲストトーク等何かしらのイベントが行なわれていますが、この日はものすごいジャグリングショーを見ることができました。
大道芸ワールドカップ2年連続1位、世界最優秀パフォーマー賞を受賞したこともある「ちゃんへん」さんのショーでした。なかなかうまく写真を取ることができませんでしたがすごかったです。子供もかなり楽しんでいる様子でした。
2日目:終日クルーズ~関門海峡通過
2日目は韓国の麗水(ヨス)を目指し終日洋上クルーズ。オーシャンドリーム号は四国沖太平洋を航海しながら本州と九州を結ぶ関門海峡を通過します。
昨日はゆっくりと船内を散策する時間がなかったので船を見て回りつつ、講座に参加したり、プールで遊んだりと忙しいものになりました。
海を眺めながらの朝食
1日の始まりはやっぱり朝ごはん。今朝は9階のデッキレストランで軽くパンとサラダ・コーヒーの洋食を食べました。
海を眺めながらゆっくりとご飯をとって、めちゃめちゃ気持ちよかったです。こんなにのんびりと朝ごはんを食べることができるのも船旅ならではの醍醐味ですね。
意外と忙しい洋上クルーズの1日
クルーズ旅行を経験されたことない方は「1日船に乗ってて行くとこないし暇でしょ」と思われるかも知れませんが、そんなことありません。
特にピースボートでは「水先案内人」と呼ばれるゲストによるトークや講座、ピースボートが主催するカルチャー教室・イベントが船内複数箇所で開催されていてむしろ忙しいくらいです。
「ブロードウェー」と呼ばれる大ホールでは講座を始め、生バンド演奏によるダンス教室、ビンゴ大会等、多くの乗客が参加できる大型企画が朝から夜まで目白押しです。
例えば、今回は韓国に寄港するということもあって韓国の歴史や世界遺産に詳しい方が乗船され講座を開いておられました。
生バンド演奏による社交ダンスクラス。
無料で開催されるビンゴ大会は会場大盛り上がり。賞品は船上で使える5,000円クーポン券やレストランでの特別メニュー券、更には操舵室ツアーといった普通では入れないエリアを見学できる特典等数多くの賞が準備されていました。
もちろん私は何も当たりませんでした・・・・。
その他の会場では英会話教室やちょっとした工作教室なんかもやっていました。
それからファミリーに人気があるのがやっぱりプールとジャグジーですね。船上には子供用プール・大人用プール共にあり多くの方が遊んでいらっしゃいました。もちろん我が家も遊びに行きましたよ。
船内でゆっくりする人も
もちろんこういったプログラムに参加せずソファーでただただ海を眺めたり、友達・家族とおしゃべりを楽しむ、読書にいそしむなどゆっくりと過ごすことも出来ます。
関門海峡通過
1日洋上クルーズですが、関門海峡下通過というハイライトがありました。クルーズ船で橋の下をくぐるというのはかなり迫力があり、多くの方がデッキに出てこられてましたね。
日が沈む地平線がめちゃめちゃきれいだった
日が沈む夕方辺りから1時間くらいデッキに出てボケーッと海を眺めていましたが、これがまたきれいでした。こういうのも陸では見れない絶景の1つ。真夏の季節にもかかわらず潮風が心地よく最高でした。
3日目:観光の麗水(ヨス)に入港
神戸から乗船して3日目、今クルーズ初めての寄港地となる韓国の麗水に寄港です。7:00に着岸で出航が15:00ということで実質半日程度の滞在時間しかないこともあり、皆さん早い時間から朝食に行かれたようです。
うちは子供もいるしオプショナルツアーにも参加しなかったので、朝はちょっとゆっくりめの観光スタートとなりました。
麗水半日観光
半日の寄港とは言え、麗水はそう大きな都市でもないし観光エリアが港から車で10分~20分程度の近距離にあるので十分楽しむことが出来ました。
2日ぶりに陸に降りました。なんか異様にうれしい。
下船したらターミナルで出国審査を受ける必要がありました。寄港する国によってはパスポートを携帯する必要があったりなかったりするんですが、韓国は携帯が義務付けられています。
ピースボートからの事前案内では観光通貨ウォンへの両替はターミナルでできるということでしたが、両替業者の手持ち現金がなくなってしまったということで両替が出来ませんでした。ただ、タクシー・レストラン・観光地では全てクレジットカードで支払いできたので結果的には両替しなくても大丈夫でした。
ターミナルから町の中心地である中央洞という場所へ無料シャトルバスが出ていたので利用しました。10分位バスに揺られて町の中央広場に到着。ロータリーのど真ん中には李舜臣の銅像が堂々とそびえ立ってました。
広場の側には市場もありました。
そして中に入ることは出来ませんでしたが、韓国のお寺なんかも。門構えが立派でしたね。
30分くらい街なかを散策したあとは、タクシーで水族館へ移動。ここは以前、麗水エキスポが開催された場所で当時のパビリオンや巨大なモニュメントっぽいのが残っていて散策するだけでも面白いかもしれません。
チケット料金の種類が3つくらいあるようでしたが、表記が韓国語だけで日本語どころか英語も無く全くもって意味不明でした。結局チケットカウンターのお姉さんが英語が出来たので無事購入することが出来ました。入場料金は大人が約2600円くらいでした(ちょっと高いです)。
水族館内は広々としていていろいろな魚がいました。
シロイルカも!!写真じゃ伝わりませんが2匹とも大きくてびっくりしました。
水族館観光を終えたら出航時間が迫っていたので足早にタクシーでクルーズターミナルへ。半日のヨス観光を無事に終了することが出来ました。
韓国からのお客さんも数多く乗船
実は今回のクルーズ、この麗水から韓国人のお客さんがなんと500人近くも乗船されました。いわば日本と韓国の共同クルーズとでもいいましょうか。
今朝まで比較的静かだった船内も急に賑やかになりました。出港式もシャンパンが配られて結構盛大に行なわれてました。
そして夕食は韓国料理。これはめちゃめちゃ美味しかった!!
出港後も船内ではまた様々なイベントが開かれていましたが「フィエクニュース時代の事実の掴み方」なんていかにもピースボートらしい講座が意外と面白かったです。
4日目:終日クルーズ~フォーマルナイト
昨日韓国の麗水で韓国からの乗客を乗せたオーシャンドリーム号は、次の寄港地ロシアのウラジオストックに向けて終日洋上クルーズとなりました。
船内では韓国語・日本語が飛び交い、トークショーやイベントも日韓2カ国語で同時に進行されるようになり海外に来た感も強くなってきました。そして今日は本クルーズでたった一度だけ行なわれるフォーマルパーティーとキャプテン主催のウエルカムパーティーが行なわれる日。
みなさんスーツやドレス、韓国の方はチマチョゴリなどそれぞれおしゃれをして楽しまれていました。
日中は充実した子供アクティビティ
洋上での子供の過ごし方は別記事で紹介していますが、午前中・午後の2回託児サービスを利用することが出来るので子供は同年代のお友達と遊んで、大人は自分の時間を過ごすことが出来ます。
今日の日中は子供向けアクティビティが充実した日でした。未就学児の部は洋上運動会・小学生の部はプール遊びだったのですが、幸い天気も良く楽しく過ごすことが出来ました。
洋上プールは汲み上げた海水を利用しているらしく少ししょっぱいようでしたが、こどもたちはそんなことを気にすることもなく思いっきり遊んでいました。
大人は大人で自由気ままに楽しむ
一方、大人はそれぞれ優雅な一日を過ごしていました。
私のお気に入りはここ。ほとんど誰も来ることがない図書館で静かに読書にふけっていました。
卓球大会もあれば、朝から晩まで麻雀を楽しむグループも。
毎日15:00~16:00までオープンしているアフターヌーンティーはクッキー・ケーキ・コーヒー・紅茶等の提供があり自由におかわりし放題。もちろんこれもすべてクルーズ料金に含まれています。やっぱり無料となると思わず食べすぎてしまいますね。風の強くない日はデッキでゆっくりコーヒーを飲むのも至極のひとときです。
フォーマルディナー
今日は今クルーズ唯一フォーマルディーナーが提供される日。いつもはTシャツ・短パン・サンダルといったラフな格好でいる方も今晩ばかりはドレスアップしてきめていました。
もちろんフォーマルナイトだからと言ってスーツ・ドレスが強制されるわけではありません。普段通りの服装でレストランにこられる方もいらっしゃいました。クルーズにありがちな堅苦しいルールにとらわれないカジュアルスタイルもピースボートの特徴かもしれませんね。
ちなみにフォーマルディナーのメニューはこちら。ボリューム満点でとってもおいしかったです。大人は白ワイン・子供はオレンジジュースが無料でついてたのも嬉しかったです。
アペタイザーは北欧風オープンサンド。
そしてスープはポタージュ・パルマンティエ。
メインコースは牛シャリアピン・ステーキ。肉がデカくてうまい!!
最後にデザートミックスベリーのタルトとコーヒーでディナーを終えました。
子供用メニューはこんな感じです。
フォーマルでイナー楽しかったです。
キャプテン主催ウエルカムパーティー
そしてディナーの後の大イベントはオーシャンドリーム号キャプテンが主催するウエルカムパーティー。出席者全員には無料でシャンパンが振る舞われました。
キャプテンはウクライナ出身の方らしく立派な髭と温厚そうは話し方でいかにもキャプテンって感じの人でした。
そして、チーフエンジニア・スタッフキャプテン・ホテルマネージャーといった船のオペレーションに重要な役割を果たす部門の責任者の方々も登場。400人もの乗組員を代表するお偉いさんたちです。
キャプテンのスピーチと乾杯の後は生バンド演奏がはじまり、流れでそのままダンスパーティーに。多くのお子さんたちがステージ上で楽しそうに踊っていました。
5日目:ウラジオストックへ入港
今回のクルーズの中でも楽しみにしていたのが今日のロシア・ウラジオストックへの寄港。
距離的には日本からそう遠くなく飛行機で2時間ちょっとでいくことが出来るらしいのですが、ロシアなんてなかなか行く機会もないし初めてだったのでかなり堪能してきました。
ウラジオストック寄港地情報
ソビエト連邦崩壊後まではソ連国民も含む市外居住者の立ち入りが禁止された閉鎖都市だったウラジオストック。今では夏場は多くの観光客が訪れる国際都市として発展しました。実際、現地の人の顔を見てみるとヨーロッパ系の人からアジア系・混血っぽい方など様々な人種の人を見かけました。
公用語はもちろんロシア語で、日本語はおろか英語もほとんど通じませんでした。お店の看板やレストランメニューもほぼロシア語オンリーで英語の表記は全くと言っていいほどありません。
モノにもよりますが物価は日本よりちょっと安いかなというくらい。外国人が立ち寄るようなお土産屋さんでない限り日本円やドル・ユーロは使えませんが、タクシー・レストラン・スーパーではクレジットカードで支払いが出来るので多くの現金を持ち歩く必要はありません。
クルーズターミナルからウラジオストック中央広場までは歩いて5分程度。レストランやスーパーマーケット・デパートもすべてこの中央広場から徒歩圏内にあるので、自由行動の人はまずここを目指すことをおすすめします。特に治安が悪いということもないようなので安心して散策は出来ました。
ウラジオストック入港
ウラジオストックの入港は午前10:00。入港風景を眺めるためにデッキに出てみましたが風が冷たく半袖では寒いくらいでした。
↓ロシア語で「ウラジオストック」と書いてあるそうです。
入港後ロシアの官憲が乗船して入国手続という流れでしたが、この国はなんでもペースがゆっくりらしく下船が可能になったのはお昼を過ぎた頃でした。
ウラジオストック市内観光
ウラジオストックのクルーズターミナルはシベリア鉄道終着駅のすぐ側に位置しています。案外小さな建物で「これがあのシベリア鉄道の駅?」って感じで、すこし拍子抜けしました。
そして駅前に堂々とそびえ立つレーニン像(足元のロシア語読めませんが、多分レーニンって書いてあります)。
下船後にとりあえず向かったのは街の中心地。町並みはヨーロッパ風でありながら緩やかな坂道が多く、雰囲気的には同じ港街であるサンフランシスコに似ていると感じました。
午後は太陽も出てきて気温が上がりましたが、それでも日本よりは涼しくて過ごしやすかったです。夏の寄港なら半袖でOKだと思います。
こちらが中央広場。大きな銅像がありましたが説明が全部ロシア語なので何なのかさっぱりわかりませんでしたが、とにかく写真スポットであることには間違いありません。
近くでたまたまパレードっぽいのもやってました。このドレスはロシアの伝統衣装なのかな?
町並みはこんな感じです。
海沿いには露店やパフォーマーがいる歩行者天国もあり、いかにも港町っていう感じです。ウラジオストックは世界遺産や有名なランドマークがあるわけではないので、ゆっくりと異国情緒あふれる町を歩いたり、カフェでのんびりしたりと言ったふうに過ごすことになると思います。
それからおすすめは現地のスーパーによってみることです。お土産になるようなものがたくさん売っていますし商品を眺めているだけでも楽しいです。
クルーズターミナル内にはお土産屋さんも出店されていました。ロシアの伝統工芸といえばマトリョーシカ。買いませんでしたがめちゃめちゃ種類がありました。
生まれて初めてロシアに行きましたが、やっぱり独特の雰囲気があって面白かったですね。帰船リミットも午後の21時ということで十分楽しむことが出来ました。
6日目:終日クルーズ~ブリッジツアー
今日は子供プログラムのイベントで子供と一緒にブリッジ見学に参加してきました。
地球一周クルーズではブリッジ見学が必ず開催されるのですが、ショートクルーズでは期間が短いこともあり一般向け見学は行なわれません。
唯一行われるブリッジ見学がこの子供プログラムで、親の特権で操舵室に潜入することが出来たので写真と共にブリッジ内を紹介します。
ブリッジ見学
集合場所からはピースボートのスタッフさんに連れられてブリッジへ。このあたりのエリアは船長の執務室・通信室・会議室・オフィサーの船室などが集まっているそうで一般乗客は進入禁止になっています。
ブリッジに入るとスタッフの方がオーシャンドリーム号の概要や簡単な歴史を解説してくださいました。子供向けなので細かい機器の説明はあまりなく、基本的には好きに写真を撮ったり、自由に見て回る感じでした。
操舵室からの眺めは一段とよかったです。
全くもって正体不明の機器がたくさんありました。何がどんな枠割をしてるのかわかりませんが、とりあえず写真だけ撮ってきました。
洋上航海中は基本的にオートパイロット(自動操縦)になっているそうです。レーダーを見せてもらいましたが、周囲には全く他の船もなくこういう時はコンピューターに任せていると言うとのこと。もちろんそれでも常に航海士がブリッジに在中していて周辺の目視は欠かさないとも言っていましたね。
あと、船長さんは普段執務室で事務作業をしているらしくあまりブリッジには顔をださないとのことで会えませんでした。
日韓子供達のふれあい
午後は日本と韓国の子供達が一緒にスポーツを通して振興を深めるというイベントがありました。ちなみに今回のクルーズでは日本人の子供が20人位いて、韓国の子供はなんと150人近く乗船していました。
子供って言語の壁があっても全然平気で交わることが出来て、すごいなーと感心しました。かなり楽しかったようです。日本にいるとこういった体験はなかなかできないのでこのクルーズ来てよかったなと感じた日でもありました。
洋上の夕日が美しすぎる
普段なんとなく見ている、または注意さえ払わない夕日。洋上から見ると本当にきれいなんです。デッキでは夕日を眺めながらのヨガ教室が開かれていましたが、多くの方が参加されていました。めちゃめちゃ気持ちよさそうでした。
夕日が本当にきれい。1時間くらいは平気でぼんやりながめていられます。
洋上プログラムが多すぎて忙しすぎる
↓こちらは今日の船内新聞なんですが見ての通り、ほぼすべての施設で朝から夜まで何らかのプログラムが常に行なわれています。全部参加しようと思ったら、多分あと体が7~8体くらいは必要でしょう。
このようにピースボートクルーズでは多彩な講座やイベントが開催されているのでアクティブに過ごしたい方は休憩する暇もないくらい洋上生活を楽しめると思います。
ちなみに今日の大イベントは、観光を代表するシンガーソングライターのイ・ハンチョルさんの単独コンサート。
韓国ではホントに有名らしく会場は韓国人のお客さんで満員。超盛り上がってました。
7日目:函館へ入港
今日は函館へ入港。台風が近づいているという予報でしたが晴天に恵まれ、港から函館山もきれいに見えました。
7月27日に神戸港を出発して7日ぶりに日本の地へ。朝7:00の入港後、入国審査官との対面審査を終え下船許可が降りたのは9:00頃でした。
港から函館の観光エリアへは車で15分程度かかるところでしたが、JR函館駅まで無料のシャトルバスが20分おきに出ていたので利用させてもらいました。
函館市内観光
とりあえずは函館駅の真隣にある朝市へ行ってみました。海鮮丼を始めとする海産物を多く取り扱った食事処やお土産屋さんが数多く軒を連ねていて散策するだけでも面白かったです。
朝市を一通り歩いた後はその足でレンガ倉庫街へ。
歩いていたらなんか面白そうなジュースを見つけたので買ってみました。その名も「ラッキーガラナ」。函館名物とのことらしく、確かに他ではこれ見たことないですね。オロナミンCみたいな炭酸ドリンクで美味しかったです。
お昼ごはんは同じくレンガ倉庫街にある「まるかつ水産」というお店でお寿司を食べました。
函館山ロープウェーへ
お寿司を食べて腹ごしらえをした後はロープウェーを利用して函館山へ登ってきました。函館山から眺める市街の夜景は100万ドルの夜景とも呼ばれる絶景。
船の帰船リミットがあったので夜景を見ることが出来ませんでしたが、それでも山頂からの景色は素晴らしく行ってよかったと思いました。
山頂からはオーシャンドリーム号もしっかりと見れました。
山を降りて函館駅へ戻ろうとしたところ、たまたま現地のお祭りに遭遇。日中からなんか浴衣姿の人や仮装した人を見かけるなと思っていたら、函館祭りという大きなお祭りが開催されている期間だったようです。祭りも見れてラッキーです。
元祖 バスラーメン
1日の観光を終えて、港に戻ってみると「元祖 バスラーメン」と書かれた変な車が停まってました。どうやら移動式のラーメン屋さんでクルーズ船が入港する度に現れるらしく、気になったので塩ラーメンを注文してみましたがこれが結構美味しかったです。せっかく北海道まで来たのでラーメン食べたいなと思っていたところ、最後の最後で食べれてよかった。
これで700円です。
夕日を背景に見るオーシャンドリーム号もかっこよかったです。
8日目:終日クルーズ~洋上夏祭り
今日は「フレンドシップデイ」、日韓で過ごす最後の日の夜に洋上夏祭りが開催されました。
日本と韓国お互いの文化に触れる演目が盛りだくさんで、皆さん自前の浴衣で楽しまれていたようでした。夏祭りの様子は後ほど。
終日洋上クルーズ
今朝はたまには気分を変えてみようということで、8階にあるカサブランカバーというところで軽食をとりました。コーヒーとホットサンドのセットで280円、お腹いっぱいにはなりませんが、毎日食べすぎているのでこれで満足です。
朝食後はデッキの散歩。函館を出港して次の寄港地境港へ向かう船はだいぶ南に来たようで外気温もだいぶ暑くなっては来ましたが、それでも洋上からやってくる風は心地よく1時間位のんびりしちゃいました。
朝からジャグジーで優雅な時間を過ごしている人もいらっしゃいました。
他の乗客皆さんもそれぞれ自由に洋上の時間を楽しんでおられたようです。
デッキで佇む人。
ゲームコーナーで囲碁や将棋・麻雀を楽しむ方達。
子どもたちは工作教室を楽しみ、その向こうでは講座も行なわれてました。
海を眺めたり、本を読んだり、おしゃべりに夢中の人も。
なんだかんだしてたらすぐにランチの時間になってしまいました。今日はデッキレストランのメニューはハンバーガー。子どもたちは大喜びです。
午後は子どもたちとプールで遊びました。ちなみにこの船にはプールが3つあります。深さ2M近くの大人でも足がつかないプールが1つと、子供用プールが2つあります。
洋上夏祭り
そして夜は今日のメインイベント「洋上夏祭り」。まずは日本の子供が運ぶお神輿の入場でスタートし、小学生による「恋ダンス」、日韓合同ソーラン節、韓国伝統の打楽器「チャング ノリ」、韓国伝統民謡、小倉祇園太鼓、盆踊りとプログラム満載でかなり盛り上がってました。
9日目:境港でオプショナルツアーに参加
午前9時に鳥取県の境港に入港。
今クルーズ唯一オプショナルツアーを利用して出雲大社へ観光へ行ってきました。出航が17:00時ということで半日観光とはなりましたが、出雲大社には行ったことなかったし約2時間自由散策も出来たので十分堪能することが出来ました。
オプショナルツアーで出雲大社へ
基本的には自由行動の我が家ですが、出雲大社へは片道1時間半の道のりで自力で行くのはちょっと厳しそうだったので、今回はオプショナルツアーに参加。
約5時間の半日ツアーで代金は12,000円。正直ちょっと高い気はしますがしょうがないですね。
下船すると地元の方々による歓迎セレモニーが開催されていました。外気温35℃という猛暑の中ありがとうございます!!
子連れや足の悪い方は一般のツアー参加者よりひと足早くバスに乗ることが出来ます。こういうサービスは結構うれしい。
バスに乗ったらツアーステッカーが配布されます。ピースボートのオプショナルツアーだけでも数種類あるのでそれぞれツアーによってステッカー色が違っています。
参加者全員が揃ったらバスは出発。間もなくするとダイハツのテレビコマーシャルで一躍有名になったあの「べた踏み坂」を通過しました。CMではありえないくらい急勾配に見えるあの坂も実際に走ってみると極普通の坂でした。バスガイドさんいわく、ちょっと離れたところから望遠レンズを使って撮影するとああいう風に急坂に見えるそうです。
バスの中から一応写真を撮ってみましたが、見ての通りフツーの橋でした。
そして港から約1時間半バスに揺られて島根県出雲大社に到着しました。
バスガイドさんの案内で境内見学へ。夏休みとは言え平日なので、たいした混雑もなくゆっくり参拝できました。
死ぬほど暑かったですが、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
フェアウェルディナー
明日の寄港地はプサン。6日前に韓国の麗水(ヨス)から乗船した約500人の韓国人乗客が下船されるという事でフェアウェルディナーが開催されました。
メニューはこちら。
前菜は生ハムとメロンのサラダ仕立て。
続いて、オニオングラタンスープ。
メインはスプリングラムのグリル。
そしてデザートはブラックフォレスト。
ちなみに子供用メニューはこちらになります。
今日は半日オプショナルツアーを楽しんで、夜はコースディナーとクルーズ旅行を堪能してしまいました。今クルーズも残り3日です。次の日へ続く・・・
10日目:釜山へ入港~自由行動
今クルーズ最終寄港地となる韓国のプサンへ入港。
しかーし、実は昨日ある発表がピースボート側からありました。それはプサンの出航時間が午後21時から午後4時へと大幅に早まったことです。
大型台風が日本に近づいてきているという事で、神戸に予定通り寄港するためにはプサンを早めに出航する必要があると船長が判断されたとのこと。かなり残念ですがこればっかりは不可抗力なのでしょうがないです。
ということでプサンの滞在時間は短くなってしまいましたが、限られた時間最大限に楽しんできました。
釜山入港
釜山入港風景を眺めようとデッキへ出かけたところ、当日の最高気温は35℃ということでめちゃめちゃ暑かったです。空も晴れ晴れとしていて波も穏やかだし、ホントに台風来てるのかなといった感じでした。
10年位前にもクルーズ船で釜山に行ったことがありますが、当時はなかった高層ビルがバンバン建っていて、かなり景観も変わったなというのが第一印象。
釜山市内自由観光
下船許可が出てから速攻船を降りました。釜山のターミナルは空港と見間違えるくらいの大きくて立派な作りで驚きました。
出国審査を終えるとタクシーで釜山の中心街である南浦洞へ出発。15分程の移動で料金はだいたい500円くらいなのでかなり安かったです。
市街地へ到着してまずはチャガルチ市場という有名な市場へ。ものすごい種類の海産物が売られていました。今回は見て回るだけで終わりましたが、その場で調理して食べることもできるそうです。
そしてそのまま徒歩でBIFF広場という南浦洞で一番賑わっている場所へ移動しました。
屋台がズラーッと並んでいて美味しそうな韓国料理がたくさん。今回は滞在時間が短いためレストランでゆっくり食事を摂る代わりに食べ歩きをしました。
短い滞在時間でしたが、家族で楽しい思い出を作ることができました。
釜山出航
そして足早に船に戻り、午後4時にオーシャンドリーム号は釜山港を出港しました。ちょっと離れたところにコスタクルーズの「コスタネオロマンチカ」と「コスタビクトリア」の2隻が停泊していましたが、あの船も出航を早めたのかな?
こちらがコスタネオロマンチカ。今年はこの船が日本発着クルーズをやってますね。
で、こっちがコスタビクトリアです。去年はこの船が日本発着クルーズをやっていました。
さよなら釜山。また必ずいくよ。
残りの時間は船内でのんびりと
船に戻ったらシャワーを浴びてスッキリ。部屋でゆっくりしてからレストランへ。今日の夕食はお蕎麦と天ぷら・赤飯でした。
今日は子供も大人メニューとあまり変わりませんでしたが、美味しそうに食べていました。
夜は生バンド演奏に合わせて踊る社交ダンスを見学したり、アコーディオン演奏を聴きながらバーで一杯やりました。
11日目:終日瀬戸内海クルーズ
いよいよこのクルーズも明日で終わりを迎えます。本来であれば四国沖を航行しながら神戸港へ向かう予定だったのですが、予定を変更してオーシャンドリーム号は瀬戸内海を通ることになりました。
瀬戸内海は小さな島が数多くあり、潮流れも早く、小さな漁船も数多くいるため航行はかなり難しいらしいです。事故のリスクもあるし、パイロット船を手配すると数十万円~数百万円ものお金がかかるらしく本当は船側としてはこういったルートは取りたくなかったのでは、と勝手に勘ぐってます。
でもやっぱり太平洋側は台風でめちゃ揺れるし、乗客を安全に予定通りに神戸へ送り届ける必要があるのでこのような判断になったのでしょう。
他社のクルーズではわざわざ瀬戸内海クルーズを目玉に売り出すこともあるくらい人気のコースなんですが、今回は追加料金無しなのでラッキーでした。
風光明媚な島々が美しい瀬戸内海
一般のお客さんはそんなことはつゆ知らず、瀬戸内海の風景を楽しんでいたようです。朝方から夕方近くまで約8時間かけてゆっくりと様々な島を横目に見ながら最後の終日クルーズを楽しみました。
瀬戸内海クルーズでは全部で3つの大橋をくぐります。まずはこちら一本目、来島海峡大橋。
ほぼ1日デッキで風景を眺めてましたが、ここ来島海峡大橋辺りは小島がたくさんあり一番景色が良かったです。
それから今日だけ特別に普段は乗客立入禁止のエリアが一般公開されました。7回前方にあるオープンデッキでブリッジの真下という超眺めが良い場所です。こんないい場所が普段は立入禁止なんてもったいないなー。
台風の影響でちょっと風はありましたが、それでもデッキは超気持ちよかったです。
そして2本目の大橋、瀬戸大橋を通過。
そして最後に明石海峡大橋。時刻は既に夕暮れ時。
今日の夕日は今までで一番きれいじゃないかっていうくらいきれいで感動しました。
もちろん船内アクティビティも充実
クルーズでは誰にも指図されること無く自由に自分の時間を過ごすことが出来るのが良いですよね。自分的には今日のメインは瀬戸内海クルーズでしたが、それよりも船内のプログラムをもっと楽しみたいという方がいるのも確か。朝から晩までしっかりとアクティビティも充実していました。
英会話教室。
ヨガ教室。
文化講座。
ディスコタイム。
明日はいよいよ下船日。12日間ホントあっという間だったな〜。
12日間も船旅で旅行をするなんてちょっと長いかな、と思いつつ申し込んだピースボートショートクルーズでしたが、実際に乗ってみると本当にあっという間でした。
今回は12日間でしたがピースボートではよく知られた世界一周クルーズだけでなく1ヶ月程度のミドルクルーズや区間乗船もやっているようなので、また機会があったらもうちょっと長めに乗ってみたいです。もちろん最終目標は世界一周!
12日目:下船
着岸から下船まであっという間!!
神戸港への入港はなんと午前5時。台風のせいで本来は港自体が閉鎖される所、特別に開けてもらったとのことらしいです。閉鎖すると言っても、もともとこの日に帰ってくる予定だったので流石に明日また来てください、なんて港湾側も言えないでしょうが。
早起きしてパスポートを受け取りに行き、手早く朝食を済ませ下船準備をする大忙しさ。最後の日くらいもうちょっとゆっくりしたかったな〜、というのが正直な所。
で、下船は早くも7時半から始まりました。上階のお客さんから下船し始めて、私たち4階のお客さんの下船案内放送が入ったのは8:30頃でした。
クルーズ初日の乗船日は生バンドをお迎えがありましたが、下船日はセレモニー的なものは一切なく「はい、早く降りて下さーい」って感じでちょっとさみしかったです。
後から聞いた話ですが、船は港からすぐに離れて台風対策のために沖止めする必要があったため急いでいたそうです。確かに乗客が全員下船するとオーシャンドリーム号はすぐに岸壁を離れていきました。
これでピースボートで行くショートクルーズ乗船記を終えます。読んでいただいてありがとうございました。
2023年4月から新チャーター船「パシフィック・ワールド」による世界一周クルーズも開始しました。
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