TOEICを徹底研究して生まれた効率学習プログラムで最短でスコアアップが期待できる講座。
僕も新コースリリースから使っていますが、TOEICテストでは955点を叩き出すことができ効果絶大でした。
実際にやって感じたスタサプTOEICの大きな特徴は
- スマホですべて受け放題
- リスニング/文法/長文解読もこれひとつ
- TOEIC本番形式の問題集20回分相当の問題
- トレーニング用コンテンツがすべての問題に付随
- カリスマ講師による神講座動画が約300本
今まで独学で勉強してきたけどスコアが伸び悩んでいる、効率よく最短で結果を出したい、実用的な英語を身に着けたい、という方にはぜひおすすめしたいアプリです。
この記事ではスタディサプリtoeicを実際に使ってみた感想や効果・講座・勉強法をレビューします。
おためし期間内に解約すれば課金されることもありませんので、ぜひこの機会に一度お試し下さい。
7日間全機能無料・いつでもキャンセルOK
スタディサプリTOEICの概要
まずはじめに注意しておきたいのは「スタディサプリENGLISH「日常英会話版」」と「スタディサプリENGLISH「TOEIC版」
」は別物のサービスであるということです。
当記事で紹介しているのは「スタディサプリENGLISH:TOEIC版」の方になります。
スタディサプリTOEICの料金体系
スタディサプリtoeicの料金体系がちょっとわかりにくいので下に表形式でまとめてみました。
12ヶ月プラン | 6ヶ月プラン | 月々払い | |
---|---|---|---|
クレジットカード・ 携帯キャリア決済 ※12ヶ月プラン・6ヶ月プランはクレジットカードのみ |
月あたり 2,480円 一括払い 29,760円 |
月あたり 2,780円 一括払い 16,680円 |
月々 2,980円 |
AppStore決済 | - | - | 月々 3,426円 |
言うまでもなく一番オトクなのは12ヶ月プランの一括払い29,760円(月々換算2,480円)ですね。
通常の月額プランは2,980円なので、年払いすると1ヶ月あたり500円ほどお得になります。
そうはいっても月3,000円の出費は痛い・・・という方は、まずはスタディサプリ英語日常英会話版をためしてみて下さい。こちらも7日間の無料お試しもあり。
こちらでその効果を見極めてからtoeic版を使うのもアリだと思います。
詳しい日常英会話版の使い方・レビューはこちらの関連記事を御覧ください。
講師は「神講座」で有名な関正生さん
スタディサプリTOEICのざっくりとした講座内容はこちら(詳細はのちほど)。
- Part1〜Part7完全対策講座(約2,000問)
- シャドーイング、ディクテーションを活用した学習
- TOEIC®L&R TEST単語、イディオム講座
- 中学英文法講座
「リスニング対策」「リーディング対策」を目標点数に向け効率よく学習することができるように設計されています。
そして担当講師は本番のTOEICテストで満点を取り続けている関正生さん。
神講座としてもよく知られ、著書は累計100万部突破のベストセラーとなり英語教育界でも有名な人気講師です。
関先生の講義の一番の特徴はとても論理的で英語の本質、理屈に立ち戻るアプローチをしていることです。
TOEIC対策は、学生のテストのように丸暗記は無理があります。
「ネイティブはこう言う、決まりだから覚えて」というような精神論が横行していますが、先生は明確に理由を説明してくれます。
ちなみにスタディサプリTOEICには関先生による解説動画が300本以上もアップされています。
TOEIC各Part別の攻略法や英文法の解説に加え、受講者の正答率が低い問題を分析。「みんなが苦手なところ」をピンポイントで解説します。
実際に講座を受けてみて「大人だからこそ理屈で考える」「暗記ではなく理解する」それがスコアに直結して、さらにずっと使える英語力が身につくのだと感じました。
このアプリひとつでTOEIC対策は完結と言っても言い過ぎではないかもしれません。
併用学習で平均+30点!!スタディサプリtoeic用テキストも登場
そしてスタディサプリtoeicのアプリに連動したテキストも販売されています。
ユーザーアンケートによると、テキスト未購入のユーザーと比べて購入者のほうが+30点スコアアップしたそうです。
テキスト購入は必須というわけではありませんが、書籍でじっくり勉強したい方や模試形式で練習したい方にはおすすめですね。
おすすめというか、絶対にテキストも買ったほうが良いです。買ってください。
僕もテキスト全部購入したので一部紹介します。
テキストは数種類発売されていて、単体で購入してもいいですしまとめてセットで購入も出来ます(まとめて買うと少し安いです)。
こちらは英文法対策のテキスト目次になります。
いかにもTOEIC本番で出題されそうな問題が数多く掲載されてます。
そしてしっかりとわかりやすい解説もついています。
書き込みもできるし何度も繰り返し解くことで本番対策にもなりましたし、テスト対策として必要な説明もうまくまとめられてました。
個人的には復習が何度もやりやすいというのがテキストを購入する一番のメリットだと思っています。
やっぱりスマホだけでの学習よりテキスト併用したほうが理解も深まります。
ちなみにテキストは1冊2,200円・問題集は1冊1,200円となっていますが(まあまあの値段しますが、やっぱり購入おすすめです)、定期的にまとめて購入セールをやっているのでタイミングが合えばそのときに買うとお得です。
TOEICスコア955点叩き出しました
実際、スタディサプリTOEICその効果はものすごいです。
僕はこのTOEIC対策講座がリリースされる前から1年ほどスタディサプリENGLISHの日常英会話版をずっと使っていたのですが、その1年間の学習とTOEIC版での学習で直近のTOEICでは955点を取得することができました。
地道に毎日続けることで自分でも驚くような結果を出すことができました。
スタディサプリTOEIC3つのメリット
スタディサプリTOEICには挫折しないよう、継続を後押しする仕組みが随所に仕組まれていて楽しく学習を続けることが出来るようになっています。
特に実際に受講してみて感じたメリットは以下の3つ
- 勉強が習慣化する便利な機能が豊富
- 学習成果が可視化されるので成長を実感出来る
- 優れたインターフェイスとユーザビリティ
1.勉強が習慣化する便利な機能が豊富
アプリの管理画面にアクセスすると毎日の学習データを見ることができます。
- 今週の学習時間
- 総学習時間
- 総学習回数
- 連続学習日数
などが一目で確認できるのですが、これが強力なモチベーションキープになります。
英語学習が続かない一番の原因はモチベーションが落ちて勉強しなくなることです。
そういう意味でもこの機能はすごく助かると思います。数字が積み重なっていくのを見ると益々やる気が湧いてきますし、学習継続記録を切らしたくないというのがモチベーションになって自然とやる気になってきます。
それからスマホのプッシュ通知をONにしていると定期的におしらせやメッセージが届くんですが、これだけで学習継続率が約1.7倍になったそうです。
油断してると勉強ペースが落ちてしまう方も多いと思いますがこういう仕組みがあると、「やばい、スタサプやんなきゃ」って気持ちにもなります(笑)
アプリをダウンロードしたら、ぜひプッシュ通知はONにしておきましょう。
2.学習成果が可視化されるので成長を実感出来る
問題の正解率によって異なるメダルが獲得できたり、正解率や学習時間も可視化出来るので英語力アップを実感することができます。
ゲーム感覚で続けることが出来るは大きな特徴だと感じます。
3.優れたインターフェイスとユーザビリティ
制限時間機能でメリハリのあるトレーニングや正解後の演出などゲームのように楽しく勉強できるクイズ形式や、自分のレベルに合わせて音声速度を選択できたりと様々な便利機能で学習が中断することなくスムーズに進みます。
スタディサプリTOEIC使い方と勉強法を紹介
ではここからスタディサプリTOEICの内容を紹介していきます。スタディサプリTOEICは以下のように大きく4つのレッスンに分かれています。
- パーフェクト講義
- パーフェクト講義 文法編
- TEPPAN英単語
- 実践問題集
出題内容はTOEICを毎回受験するスタッフさん陣が制作しているので最新の出題傾向までバッチリ反映されています。
大きな流れとしては以下のように4つに大別されます。
1.「TEPPAN英単語(英単語1,500個覚える)」は受講開始日からTOEIC受験日まで毎日学習。
2. 学習開始から2週間は「TEPPAN英単語」と並行して「パーフェクト講義 英文法編(全53レッスン)」にとりかかる
3. 次の2週間は英単語の学習は継続しながら「パーフェクト講義(全150レッスン)」に取り組む
4. 最後に実践問題集を完璧に解けるまで繰り返す(英単語の学習は継続)
以下にそれぞれの項目を詳しく説明していきます。
1.パーフェクト講義
TOEICと同じ構成の全1〜7Partを完全攻略するための53パターン別の演習と学習コンテンツが全部で150のレッスンがあります。
全てのパターンで関先生の講義動画で学習できます。
基本的な進め方としては例題を解いてから、解説動画試聴で理解する。そしてディクテーション・シャドーイング等のトレーニングを通して実際に使えるレベルまで持っていくという感じです。
演習問題は実際のTOEICテストパート1から7までの出題傾向・パターンを完全網羅。講師の関先生による動画では、TOEICで990点を取得し続けている秘訣・スコアアップに必要な考え方・厳選ノウハウ等惜しげもなく公開されています。
例えば、こちらはレッスン1の学習内容。「例題」「例題講義」「ディクテーション」「シャドーイング」の4つで構成されています。
例題はそのまんまTOEOICで出題されるような問題が出てきます。
問題に答えたあとに続いて関先生による解説。この解説動画がこのTOEIC対策コースの肝と言っても良いと思います。
流石にTOEIC満点を取得し続けているだけあって英語の本質をついた解説がめちゃめちゃわかりやすい。
英語を覚えるというより理解することで記憶にも定着し易いです。
そしてシャドーイングとディクテーションで徹底的に鍛えます。解説動画を聞くだけではさすがに高得点はムリです。
最後はやはり自分で問題をひたすら解いて英語を身につけるという地道な練習も必要です。
このようなレッスンをこなすことでTOEICの頻出問題パターン全53を身につけることが出来ます。
TOEICは一定の出題パターンや解法テクニックがあることはよく知られています。
このパーフェクト講座をしっかりマスターすれば本番テストも怖くない!
2.パーフェクト講義 英文法編
次は文法編。中学・高校で習う英文法を演習問題と解説動画を使って身につける講座です。
全部で53のレッスンで構成されています。
例として1つピックアップしてみました。「代名詞の格変化」というトピックで実際にのTOEICにもよく出題されます。
問題の後は同じく関先生による解説動画を見ます。ちなみにすべての動画は1つ5分程度で収まっているのでちょっとしたスキマ時間の勉強にもおすすめです。
さすがリクルートというか、本当に全文法ポイントを網羅した丁寧な解説で、今までなんとなく理解していたことが動画を見て初めて腑に落ちたなんてことが何度もありました。
TOEIC文法問題対策はこの53レッスンだけでバッチリ対応できます。
3.TEPPAN英単語
講師の関先生いわく、1ヶ月に6回出会う単語は覚えることが出来るそうです。
これはこれまで何万人もの受講生に英語を教えてきた経験からはじき出されたものだとのこと。
この理論に従って、TEPPAN英単語では1週間に100個・15週で1500個の英単語をマスターするカリキュラムで語彙のトレーニングを行ないます(単語の覚え方についても解説あり)。
1500個覚えれば英単語に関してはスコアレンジが2つくらい上がるはずです。
このトレーングでは発音される英単語の意味に対応する日本語を選択します。
TEPPAN英単語は全部で17レッスンありますが、暇さえあれば何度も何度も繰り返して覚えましょう。
実際のTOEICではいちいち単語の意味を日本語に訳していてはタイムアップになってしまいます。
英単語が発音されてから意味を判定するのにかけていい時間は最大1秒。このくらいのレベルまでやると目に見えてスコアアップできます。
4.実践問題集
ここまでのレッスンで解法パターン・出題傾向・英単語・文法を身に着けたら後は本番対策として問題を解きまくるだけです。
この実践問題集コーナーには各Part別に本番TOEIC対策用学習コンテンツが用意されています。
基本的には本番のTOEICと同じ構成で出題される問題を解いていく形になり、問題によってはディクテーションやシャドーイング、スピード音読等のトレーニングも入ってきます。
TOEIC公式問題集を作成しているスタッフによる厳選されたオリジナル演習問題で新形式にも対応しているので、ひたすら繰り返しといていけば本番対策はバッチリでしょう。
例題と練習問題をときながらどのように問題を解けばよいのか?そのためにどのようのトレーニング必要か?という解説もあります。
時間の関係で全てを解くことができない場合、”1セットづつを完璧に仕上げる”ことを優先すればOK。中途半端に全問終わらせるのではなく、着実に知識をみにつける・間違えた問題は正解できるまで繰り返すのが大事なポイントです。
ちなみに実践問題は毎月コンテンツが追加されていくようになっています。
TOEICパート別に講座内容を紹介
スタディサプリのパーフェクト講義は実際のTOEICテストに対応するように7つのパートに分かれています。
ちょっと長くなりますが、講義内容に基づいてそれぞれのパートの概要や勉強のコツ・出題パターンをまとめました。
ご自身の苦手なパートや気になる部分でも見ていただければスタサプでどのようなことをやるのかイメージも湧きやすいと思います。
TOEICパート1学習内容まとめ
パート1は全部で11レッスンあります。形式としては写真の説明問題。
写真があって4つの選択肢のなかから写真の状況を正しく描いているものを選びなさい、というやつですね。
オフィス・日常・スーパー・公園・噴水の写真が多いそうです。言われてみれば確かに。
出題は6問しかなくナレーション感が強く聞き取りやすいが、簡単に思えて意外と難しい問題も。
一番ダメなのがここで1~2問わからなかった・落としたからと後に引きずってしまうこと。
ここは4問取れば御の字だと思って望みましょう。
TOEIC試験は2時間の長丁場なので、出鼻からくじけないように。
TOEICパート1学習方法
まずは問題をといてみる。
一度問題を通してやってみて、わからなかった問題・自信がなかった問題を解き直す(聞き直す)。
そしてここからが一番大事。
わかるまで何度も何度もディクテーションをする
ディクテーションは難しいがやった分の価値は必ず帰ってきます。その分英語力は必ず身につく。
限界までやって、これ以上わかんないとなったら英文を読む。それくらいしつこく繰り返し聞き直しましょう。
そして、知らない単語は覚える・知っていたけど聞き取れなかった単語は「ああ、こういうふうに聞こえるんだな」と理解する。
自分でも発音してみるのも大事でしょう。
ディクテーションのメリット
ディクテーションには大きく2つのメリットがあります。
- 集中力がつく
- 聴く姿勢が身につく
リスニングの伸びは集中して聴いた英文の量と比例します。
これは自分の体験からも共感できます。だらだら効いてもあまり意味がない
ディクテーションは集中せざるを得ないので、このトレーニングをやれば集中力が身につきます。
それから細かい部分を聞き取ろうという姿勢が身につくというメリットも。
いままでなんとなく聞き逃していた「is」とか「has」とかまで聞き取れるようにもなります。そしてパート1では意外とこういうところが問われたりもする。
ofは「オブ」じゃなくて、「オ」くらいしか聞こえないんだなとか、そういうことまでわかるようになります。
ディクテーションは時間がかかりますが、英語力を確実に伸ばすためのおすすめの勉強法です。
頻出パターン1:「状況と進行の区別」
これパート1で一番難しいとされています。しかもほぼ毎回出題されます
どういうパターンかというと
・be being pp (進行形+受動態) 〜されている途中だ
・have been pp (過去分詞+受動態) 〜されてしまった
この2つの区分ができるか?が問われる問題です。
例えば、プリントが「配られている」「配られてしまった」のちがいですね。
文字にするとわかりやすいですけど、これ英語の音声になると急に難しくなります
ポイントは両者の発音「being(ビーイン)」 と「been(ベン)」 の違いを聞き分けられることができるかどうかになります
模擬問題などを何度も繰り返し聴いて、その違いを区別できるようにしっかり耳に叩き込む必要があります。
例題ではこういうのが出題されました。
写真の様子が「状態を表しているのか」、それとも「進行を表しているのか」、これを適切に判断できるかというこのパターンの問題、本当に頻出です。
頻出パターン2:「抽象的な語句の言い換え」
TOEICテストでは同じ種類のものをまとめて抽象的な語句で言い換える問題が頻繁に出題されます。
ものすごく簡単な例を出すと
cat/dog → animal
といったものです。
スタサプの関講師はこれを「まとめ単語」と呼んでいます。
もう一つ例:
写真内にギターを引いている人が写っていたとしても「ギター」という単語が出てくることはない、「instrument(楽器)」というまとめ単語が使われる、といったパターンが本当に多くでます。
そしてこういう単語を知っていないといけない。単語をもともと知らないと聞き取ることができないので、練習して頻出単語を抑えておく必要があります。
よくでる「まとめ単語」の例です。これまでTOEICで何回も出た単語で今後も出ると予想されます。
まとめ単語の例 | 言い換え前の単語の例 |
---|---|
device「機器、デバイス」 | smartphone「スマートフォン」 |
vehicle「乗物全般」 | car「車」 |
produce「農作物」 | fruit「果物」、apple「りんご」、banana「バナナ」 |
saw「のこぎり」、hammer「ハンマー」 | tool「道具」 |
こういうのは知っているか・知らないか、聞き取りというか知識の問題ですね。知っていれば解ける、それだけの問題です。
頻出パターン3:「モノやヒトの位置関係の問題」
パート1では風景や室内の写真があって、そこに写っているものや人物の配置・位置関係が問われる問題がよくでます。
例えば、このような写真があってモノの配置を正しく描写している文を4つの中から1つ選びなさい、といった問題。
ここで使われている表現を「位置表現」と呼び、副詞/動詞/前置詞などがあります。
頻出パターン4:「積み重ねる表現」
写真問題でよく出るのが「何かが積み重なっている風景」です。
ここでは積み重なっている表現を表す単語して「be stacked (up)」「be piled (up)」が問われることが多いです。
知っていれば解ける問題・知らなければ解けない問題となっているので必ず覚えておきましょう。
と、同時に以前勉強した「状態と進行の区別」と「位置関係の問題」が問われることもあります。
例文:
Chairs have been stacked by the wall.
これは
1.今回の講座で学んだ「積み重なっている状態」を表す
2.「現在完了形+受動態」を表す have been 過去分詞
3.さらに位置関係を表す「by ~」が
の3つのポイントが含まれています。
「stack」と「pile」、この2つは抑えておきましょう。
頻出パターン5:「目立つものが正解ではない」
パート1では写真に大きく写り込んでいないものについて問われることがあります。
これはよくある引っ掛け問題で、目立つものが正解と思いきや別の部分を問う引っ掛け問題。
いわゆる「ずらしパターン」ですね。
そしてずらしパターンでよく出るのが「影」に関する出題。
一見「2人の人間が自転車に乗っている」だけの写真ですが、ここで出題されたのは
Bicycles are castin shadows on aroad
(自転車が道路に影を落としている)
という形でした。
2人が自転車に乗っている状態に注意が行きがちですが、「影がある」というのを見抜くことができるかどうか。
ちなみにこの「cast a shadow, cast shadows」という表現はよく出題されるパターンなので覚えておきましょう。
TOEICパート2学習内容まとめ
パート2は問題用紙に何も書かれていません。
問いも選択肢も全て音を聞くだけという純粋なリスニング問題になっています。
短い質問・発音があって、それに対応する適切なものを3択の中から選びます。
まずはTOEICパート2に取り組むにあたって注意すべき2つのポイントを紹介、続いて学習法・頻出パターンの解説を紹介していきます。
TOEICパート2:回答時の2つの注意点
TOEICパート2に取り掛かるにあたって注意点が2つあります。
- 問題がいきなり始まること
- ミスをひきづらないこと
です。
問題がいきなり始まること
例えばパート1では問題の前にナレーションがあって選択肢が読まれますが、パート2はいきなり問いがはじまります。
心の準備ができてないうちに急に英文がはじまり焦って、音声を聞き逃して正答できないという方が多いので、しっかり集中してリスニングモードに入ることが大切です。
しかも25問も出題されるので精神的にもちょっときついパートになっています。
TOEICリスニング満点の自分でもちょっと緊張する。
パート2はそのくらい集中力が大事です
ミスをひきづらないこと
パート2は立て続けに問題が流れてくるので、一つミスった時点でパニクって、次の問題に引きずって更に、ミスる・・・と言った悪循環に陥りがちです。
これはもう英語力というよりメンタル面の問題ですね。
「聞き取れなかった問題・わからなかった問題は適当に回答しとく!!で、次にひきづらない!!」
というふうにミスを引きずらないためにも、予め自分の中でルールを決めておきましょう。
頻出パターン1:「慣用表現」
パート2ではお決まりの頻出慣用表現があります。
例えば「Would you do me a favor?」(お願いがあるのですが)
これは簡単な例ですが、知っておかないと意味を瞬時に理解するのは難しいでしょう。
さらに難しくなるのが、この問いに対して「Yes」「NO」で必ずしも答えられるわけではないという点です。
例えば「Sure」「Sorry, I’m in a hurry」みたいにずらして返事するパターンが正解というのがほとんどになります
パート2に頻出慣用表現はいくつもあるのでこの講座でしっかり覚えておきましょう。
頻出パターン2:「ひねった回答」
「Yes」「No」で答えられる問にも関わらず「知らない」「どちらでもいい」「今やるところだった」とひねった返答をする選択肢が正解となるパターンがパート2では非常に多く出題されます。
I’m not sure
Either one is fine ←頻出!!
I was just about to do that
こういうふうにひねった回答パターン問題が出題されるということを知っていれば、試験当日に慌てることも減りそうです。
頻出パターン3:「似た音ひっかけ問題」
「似た音」を使った引っ掛け問題もほぼ毎回出題されています。
問いの文で使われた単語と似た音の単語を不正解の選択肢に入れて引っ掛けるパターン。
というか、「似たような単語が入っている選択肢はだいたい間違い」だと判断してもいいくらい、そのくらいよく出る引っ掛け問題です。
頻出パターン4:「Why対策」
Why~? で始まる問への答え方です。
ちなみにWhyの発音は「ホワイ」ではなく「ワイ」というふうにされるので覚えておきましょう。
Whyの答え方ですが、パート2によく出る順で並べると
1.普通の文で答える(Because~、To~とかで答えない)
2.To を使って答える(~するために)
3.Because を使って答える(~だから)
の順になります。
例えばWhy did she leave?
に対して
「I don’t know」と通常文で返す、といった感じ。
TO~やBecause~で答えないので、一種のずらしパターンとも言えます。
Whyの問題は必ずしもBecauseになるわけではなく、「原因・理由」を求めていることもあるというのを抑えておきましょう。
頻出パターン5:「否定疑問文」
これまた頻出する「否定疑問文」
Didn’t you ~
Don’t you ~
Aren’t you ~
Isn’t he ~
みたいなやつですね。
「~しなかったの?」「~じゃないんですか?」といった問いで、英語で質問されると少し考え込んでしまいますが、何度も練習してなれるしかありません。
もう一つのポイントとして、音の聞き取りも注意です。
Didn’t you 〜、というフレーズが「ディドゥント・ユー」と発音されることはまずありません。
「ディドゥンチュー」「ディドゥニュー」と聞こえるのが自然です。
TOEICパート3学習内容まとめ
パート3の講義は全部で33講義。
パート1・2と比べるとテキストボリュームは2倍くらいになり、覚えるべきことや作業量も一気に増えます。
(全然厚さがちがう・・・)
1講座の長さは3分程度とそれまでと変わりませんが、論点・演習の解説・復習の量はグンと増えると思うので頑張ってこなしていきましょう!
TOEICパート3の問題は「男女2~3人による会話に対する設問が3つ」、これが全部で13セット出題されます。
内容は大まかに
- 仕事:オフィスでのやり取り・仕事の提案
- 日常:お店・病院での会話
の2種類に分けられます。
パート3に取り掛かるときのコツは「設問の先読みを必ずやる」ということです。
本番の会話が流れる前に設問を読んで「何が問われるのか?」これを抑えておけば回答しやすくなります。
よくある設問パターンは「週末に何がありますか?」「この人は次に何をしますか?」「何が問題ですか?」などがあるので覚えておきましょう。
パート3勉強方法
パート3の勉強方法はざーっと5ステップに分けられます。
ステップ1 | 一回聞いて回答する |
ステップ2 | 何度も徹底的に聞いて、聞き取れなかったところまでわかるようにする |
ステップ3 |
答え合わせ&本文チェック。
長文問題の勉強の要領で、1つ1つの英文の意味、構文、単語の意味などをおさえる。 |
ステップ4 | 英文を見ながらシャドーイングする |
ステップ5 | 英文を見ないで、完璧にシャドーイングできるまで繰り返す |
ステップ4~5のシャドーイングがポイント。
シャドーイングとは誰かが喋っているすぐ後から、あとについて真似をすること。
かなり難しい練習法なので最初は英文のスクリプトを見ながらやってしまって大丈夫です。
スクリプトを見ながらできるようになったら、次は英文を見ないでチャレンジしてみてください。
関講師いわく、この練習を模試3回分やるだけでTOEIC50点~100点くらい上がるそうです!!
頻出パターン1「スケジュール変更」
会議の時間変更やワークショップの予定の変更など「何かの予定が変わった」というTOEIC頻出のテーマ
会話中に「変わったよ」という内容が聞こえてきたら「何がどのように変更になったのか」ということを意識しながら聴くのがポイントです
変更を示す表現として
change、instead of
がよく出てきます。
頻出パターン2「会社同士のやりとり」
FAXやメールによる会社同士のやり取りを扱ったものも頻出。
たいていちょっとしたトラブルがおこってそれに対処するという流れになっています。
他にも
・未来におこりそうなこと
・相手の業種を見極める
・相手の提案内容を見極める
などあります。
頻出パターン3「申し込み・予約・依頼」
申し込み・予約・依頼を扱った出題です。
これは話の流れにパターンがあって「買いたいと告げる」→「選ぶ」→「注意」の流れで会話が進んで行きます。
申し込み・予約・依頼の場面でよく使われる頻出語彙やフレーズは暗記です。
などなど、パーフェクト講座パート3では他にも様々な頻出パターンと攻略法解説がされています。
TOEICパート4学習内容まとめ
パート4は1人のナレーターがずっと何かを説明するスタイル。
内容は留守番電話のメッセージ・お店のアナウンス・病院からの留守電などです。
複数の登場人物が会話をするパート3と違い、話者が次々と変わることもないので話の流れが単純で比較的解きやすく、パート4のほうが簡単と言えるのでは無いでしょうか。
パート4の勉強法
試験中に取るべき姿勢や対策はパート3と同じで
- 先読みをすること
- 本文に集中すること
の2つです。
学習方法もパート3と同じで、シャドーイングをひたすら繰り返して行って行きましょう。
また、パート3・4では短期記憶が大事にもなってきます。
ナレーションは聞き取れて理解できたのに、設問を解くときになって「あれ?なんだったけ?」となった経験もあるのでは無いでしょうか。
これの原因は短期記憶が薄れてしまうから。
コツとしては
・場面を想像しながら聴く
・当事者意識を持って聴く
の2つでだいぶ覚えられるようになると思います。
パート4頻出8つのパターン
スタディサプリで取り上げられているパート4頻出パターンとしては全部で8個あります
- 企業の広告
- ラジオニュース
- ツアーガイド
- スピーチ・トーク
- 会議
- 電話
- 意図問題
- 図表問題
シチュエーションが違っても出題されるポイントや流れ・パターン・ひっかけてくるところはそう違いありません。
スタサプTOEICでは例題・演習問題含めてイヤというほど説かされるので鍛えられると思います。
また、リスニング問題であるパート4と長文問題のパート7は実は共通しています。
パート7の長文問題が苦手な方はパート4をしっかりと練習すればパート7の対策にもなります。
逆も真でパート4のリスニング問題が苦手な方はパート7をやればパート4対策になります。
パート7の勉強をしながら、しっかり一文一文の和訳を確認したり語句を確認することでパート4の内容も理解できるようになります。
パート4と7は関連性が強く、この2つの違いは単に聞くか読むかの違いでもあります。なのでセットで勉強すると相乗効果が上がるでしょう。
TOEICパート5学習内容まとめ
TOEICパート5の問題構成は「品詞」「文法」「語彙」を問う空欄補充形式となっていて、だいたい各10問ずつ出題されるイメージです。
品詞問題
名詞・形容詞・副詞などの品詞の区別が問われる
例えば、
effecting
effect
effective
effectively
という4つの似たような単語(しかし意味は全て違う)が選択肢に並んでいて、どれが空欄に入る適切な語句か選びなさいといった問題です。
問題を読み取って、主語と動詞の関係や文章の形などをみて素早く回答する必要があります。
品詞はちょっと時間をかければ一気に点数があがる美味しいジャンルです。
純粋な文法問題
時制・不定詞・関係代名詞などが問われる
文法に苦手意識を持っている方も多いかと思いますが、やっぱり文法はしっかり知っておく必要があります。
なんだかんだ言って、TOEICスコアアップにかぎらず、実際に英語に接するときにも(英文を読む・英語を聞く・英語を話す)文法をわかっていないとコミュニケーション取れないことがあります。
逆に文法を理解していれば長文やリスニングも上達します。
語彙問題
文脈に合う単語が問われます
基本的には単語力勝負。TOEICで出題される語彙は大体決まっているので、まずそれらは完全に丸暗記しちゃいましょう。
それに関してはスタディサプリTOEICの教材「TEPPAN英単語」をやれば大丈夫です。
あとは模擬問題や問題集に知らない単語が出てきたら、その都度覚えていけばオッケー。
パート5勉強法
パート5の勉強で心がけたい基本姿勢は「丸暗記に逃げずにきちんと理屈を理解すこと」です。
丸暗記に逃げるとその場はラクかもしれませんが、時間が経つとだいたい忘れます。応用が効かずに点数のモビ悩みます。
ただ単に「覚える」のではなく、「理屈を理解して覚える」と英語が飛躍的にアップします。
その理屈を教えてくれる関講師の動画はやっぱりわかりやすくて面白いです。
30問の文法問題を10セット(つまり300問)こなせばレベルが目に見えて一段上がります。
「ああ、これは仮定法だな、倒置だな」という感じで瞬時に判断できてさっと正答できるようになるでしょう。
ぜひスタサプTOEICで「暗記する英語」ではなく「理解する英語」にチャレンジしてみてくだい。
TOEICパート6学習内容まとめ
パート6は4つの空所がある長文が4セット出題されます。つまり、空所の数は全部で16箇所。それぞれの空所に当てはまるものを選択肢から選ぶスタイルとなっています。
そのうち3つはパート5とにたスタイルの文法問題。正しい品詞を選ぶものもあれば、語彙を知らないと出来ない語彙問題もあります。
残り一つは、文を丸ごと入れる文脈問題です。文脈問題は4つの空所のうち、どこに来るかわかりません。最初の方のときもあれば最後の方のときもあります。
空所の前後は正確に読み、それ以外は素早く読む
パート6の文章ははっきり言って全て読まなくても解けてしまう問題がほとんどです。
読むところは読む、飛ばしていいところはさっと読む。のが時間内に全問解くためのコツとなってきます。
具体的に言うと、空所の前後だけは正確にきっちり読む。文脈問題は文脈がわからなければ解くことが出来ないので、前後の文脈をしっかり理解しながら読む。ということが必要でしょう。
それ以外の箇所は意外とさっと読み流す程度で大丈夫です。ここらへんの「読むべきポイント・読まなくても良いポイント」はたくさん問題を問いているとんなんとなく感覚でわかってくると思います。
パート6勉強法
パート6というのはパート5の文法問題とパート7の長文問題のミックス的な要素があります。なので勉強法もパート5・7と共通しています。
まず、文法問題の背後にある理屈をきちんと理解する必要があります(これはパート5回答に必要なの要素)。
そしてパート7と同じように音読をして英語を脳に染み込ませることです。構文と内容を意識しながら、どれが主語でどれが動詞だというふうに見抜きながら読みます。
「文法問題での精密さ」や「音読練習」が必要なだけでパート6が特別難解なわけではありません。
むしろ短めの長文の中に設問が4つも詰まっているので得点効率は高いです。パート7の長文よりも短時間で得点を上げることがでできるので、TOEICの得点源となりうるパートとなっています
TOEICパート7学習内容まとめ
パート7は長文問題になっています。
長文問題には3つのパターンがあります。
・長文が一つだけのもの
・2つがセットになっているもの
・3つがセットになっているもの
パート7長文問題の概要と対策
長文の数が1つでも2・3つでも解き方は変わりません。
複数の長文問題に苦手意識を持つ方もいるかと思いますが、実質何も変わりません。
また、TOEICの長文は高校大学入試や英検の問題などの基本的には変わりません。ただ「TOEICらしさ」が加わるだけです。
一つは「語彙」。特にビジネスで使われるような受験や英検では出ない英単語が出題されます。これはもうTOEIC必須だと思って暗記してしまうしかありません。
もう一つは話の展開パターンです。これはTOEIC独特のもので、いくつかパターンがきまっているのでスタディサプリの問題集をやり込んでなれておけば大夫対策できるはずです。
TOEIC600~700点を目指すくらいの方は時間内に全問解くのは難しいと思います。なのでここはもう割り切って「取れる問題をしっかり取る。難しい問題はさっぱり諦める」といった戦略を取るのが現実的です。
ここらへんも普段の演習で、どの順番で解くか・時間不足のときにどこを捨てるか・等を意識しておくと本番で焦ることも少なくなるでしょう。
パート7勉強法
パート7の勉強法3つのポイント
- 本文をしっかり復習する
- 精読して語彙をチェックする
- 構文を意識しながら音読する
になります。
本文をしっかり復習する
パート7では必ず本文をしっかり復習するという姿勢が必要です。
駄目なパターンは、本文はざっと読むだけで設問ばかりに目を向けるやり方です。答え合わせをして間違えたときは、本文をきちんと読み直さず、設問に関係ありそうなところだけをさっとチェックするだけで終わってしまう、このようなやり方ではスコアは伸びません。
本文を読み込めばTOEICの問題は必ず解くことが出来ます。関講師は850点くらいになるまでは本文をきちんと読むことに尽力してほしいと講座の中で述べていました。
精読して語彙をチェックする
本文をきちんと読むための勉強が「精読」になります。
精読は大学受験の英文解釈のように「主語がこれで、動詞がこれ。ここは関係代名詞で・・・」といったように英文の構造を確認しながらきっちり読むやり方です。同時に出てきた語彙も完璧にチェックします。
英文和訳も効果があります。TOEIC対策にそんなやり方が通用するのか?という疑問が湧くかもしれませんが、英文和訳はきちんと精読が出来ているかを確認するためにはいい方法です。
TOEICでは同じような英文・単語・話のパターンが使い回されるので、きちんと精読して対策していれば本番でもすぐに解けるようになります。
構文を意識しながら音読する
「精読」の次にやってほしいのが「音読」です。
英語とスポーツは似ています。スポーツでは何度も練習を繰り返してカラダに動きを染み込ませる作業が必要ですよね。
Practice makes perfect
という言葉がありますが、英語も同じで音読を繰り返して英語をカラダに染み込めせてください。
その際「構文を意識すること」「内容を思い浮かべること」を意識しながらやると効果が高まります。
最低でも10回、20~50回とやればやるほど英語が身につきます。
まとめ
スタディサプリイングリッシュ日常英会話コースはその評判も高く大人気アプリとなりましたが、このTOEIC対策コースもしっかりした作りになっていると感じました。
関先生の「暗記ではなく本質を理解する」あの講義は本当にわかりやすかったです。そして極限まで無駄を剃り落として必要なことしかやらない。さらに丸暗記ではなく英語の本質を理解するので効率的な学習が出来ます。
TOEIC初めての人もハイスコア達成を目指す人も、限られた学習時間を最大限活用して、楽しみながらスコアアップしたい方にはかなりおすすめの教材です。
7日間の無料トライアルも準備されているのでぜひ一度お試しください。
詳しい日常英会話版の使い方・レビューはこちらの関連記事を御覧ください。