今回はタニカから発売されているヨーグルトメーカー「ヨーグルティアS」を使ったガセリ菌SP株ヨーグルトの作り方を画像付きで紹介します。
ヨーグルティアはAmazonでは合計レビュー数が1,000件を超えている人気のヨーグルトメーカー。
温度調整機能・タイマー・ブザー機能付きでとても取り扱いやすく誰でも簡単に失敗することなくガセリ菌SP株ヨーグルトを作る事ができるおすすめのヨーグルトメーカーです。
ヨーグルティアでガセリ菌SP株ヨーグルトを作るのに必要なもの
ヨーグルティアを使ってガセリ菌SP株ヨーグルトを作るには以下の3つが必要になります。
- ヨーグルティア本体
- ガセリ菌SP株ヨーグルト
- 牛乳
1.ヨーグルティア本体
まずはヨーグルティア本体が必要になります。ヨーグルティアSはヨーグルトメーカーの中では比較的高価格となっていますが、市販のプレーンヨーグルトだけでなくR1ヨーグルト・カスピ海ヨーグルト・ケフィアヨーグルト・LG-21・水切りヨーグルト・温泉卵、ジャム、甘酒や納豆・味噌・塩麹・醤油麹・天然酵母・温泉卵等の発酵食品も驚くほど簡単に作れる万能アイテムです。
また温度調整機能とタイマー・ブザー機能が付いているという点も他の安いヨーグルトメーカーにはないポイントです。ヨーグルトを作るときに一番重要になるのは温度管理と時間設定です。ガセリ菌SP株ヨーグルトを作る時は「ガセリ菌」という菌を取り扱いますが、菌はとてもデリケートなので温度が高すぎたり低すぎたり、時間設定をちょっと間違えると見事に失敗します。特に冬や夏は外気温の影響を受けやすく失敗しやすくなりますが、ヨーグルティアの温度調節機能があれば年中ヨーグルトを作ることができます。
なのでこれからヨーグルトメーカーを購入されるのであればヨーグルティアSが一番のおすすめです。ちょっとした初期投資にはなりますが良いのを買っておくと長期的に見てもコスパに優れています。
2.ガセリ菌SP株ヨーグルト
種菌となるガセリ菌SP株ヨーグルトそのものも必要です。コンビニやスーパーで売っているやつでOK。固形タイプとドリンクタイプとありますが、どちらでも問題なく作れます(作り方も全く同じです)。ちなみにガセリ菌ヨーグルトはAmazon・楽天でも購入可能です。
3.牛乳
それからもうひとつ必要になるのが牛乳です。牛乳の種類も色々とありますが、「牛乳」と記載されている成分無調整牛乳が一番おすすめです。
その他の牛乳でもできなくはありませんが、モノによっては固まりにくかったり分離することもあるので下の表を是非参考に選んでみてください。我が家では「明治のおいしい牛乳」をいつも使っています。
スキムミルク(脱脂粉乳) | ◯ | 牛乳に1割り程度加えるとよく固まります。 |
加工乳 低脂肪乳 無脂肪乳 成分調整牛乳 | △ | 固まりが弱かったり分離することがあります。 |
低音殺菌牛乳 | △ | 固まらないことがあります。沸騰させ30℃以下に冷ましてください。 |
ノンホモ牛乳 | △ | 固まりが弱かったり分離することがあります。 |
乳飲料 | × | 固まりません。 |
無調整豆乳 | ◯ | よく固まります。大豆固形分6.5%以上のものをお使いください。 |
調整豆乳 | △ | 固まりが弱かったり分離することがあります。 |
豆乳飲料 | × | 固まりません。 |
ヨーグルティアを使ったガセリ菌ヨーグルトの作り方
ではここから具体的にヨーグルティアを使ったガセリ菌ヨーグルトの作り方を説明します。
紹介する手順はヨーグルティアの取扱説明書に記載されているレシピに従って作る方法です。
基本的な作り方としては、牛乳とヨーグルトを混ぜてからヨーグルトメーカーにセットしてスイッチをオンする。これだけ。ヨーグルティアならホントめちゃくちゃ簡単に作れちゃいます。
- 容器を殺菌する
- ヨーグルトと牛乳を混ぜる
- ヨーグルトメーカーにセットする
- 冷蔵庫で冷やして出来上がり
1.容器を殺菌する
ヨーグルティアの内容器・内ふた・ヨーグルトスプーンを台所洗剤でよく洗い消毒します。おすすめの消毒方法は内容器の底が隠れる程度(1~2mm)水を入れて、ヨーグルトスプーンを立て、内ふたを乗せ、電子レンジで容器を加熱する方法です。目安としては500~600Wで約1分30秒くらいで大丈夫です。
熱湯をかけて殺菌する手もありますが、お湯を沸かすのも面倒だし、煮沸すると容器が変形することもあるのでレンジで殺菌の方が早いし楽で良いです。あと消毒後の水滴は軽くきり、ふきんなどで拭かずにそのまま使います。
↓写真ではわかりにくいですが容器内に水が少し入っています。このままレンジに入れてチンで簡単殺菌。
2.ヨーグルトと牛乳を混ぜる
まず内容器にガセリ菌ヨーグルトを全部入れて、牛乳を200ml~300ml程度加えよくかき混ぜて種菌を溶かしてください(牛乳を全部入れてしまうとかき混ぜるときに溢れることがあるので、残りの牛乳は後で足します。)。
あと予め牛乳はレンジで温めておくか(1Lの牛乳パックなら600Wで3分程度。爆発はしないので心配しないでください)、常温に戻しておくと発酵がスムーズにすすみます。
種菌が十分に混ざっていないとヨーグルトにダマができることがあるので注意してください。よくかき混ぜたら残りの牛乳を全部投入して、こぼれないように全体をゆっくりかきまぜます。
ちなみにヨーグルティアのレシピには牛乳と種菌の目安量として
- 牛乳500mlの場合 → 種菌50g
- 牛乳900mlの場合 → 種菌90g
- 牛乳1000mkの場合 → 種菌100g
と記載されています。私は毎回1Lの牛乳とガセリ菌ヨーグルト1つ(100g)を混ぜていますが、これで失敗したことないし固まりも調度よい具合なのでいつもこの分量でやっています。
3.ヨーグルトメーカーにセットする
かき混ぜ終わったら付属の内フタをつけてヨーグルティアにセットします。
あとは温度とタイマーのセットをするだけです。温度とタイマー時間はヨーグルトの種類と量によって違ってきますので注意してください。
今回のようにガセリ菌ヨーグルト一個と牛乳1Lの場合であれば43℃・7時間にセットします(牛乳500mlなら5時間でOK)。ヨーグルティアの操作パネルの取り扱いは簡単なので戸惑うことはないでしょう。温度とタイマー時間をセットしてスタートボタンを押したらあとはほったらかしで大丈夫です。
4.冷蔵庫で冷やして出来上がり
タイマーが終了すると発酵中ランプが消灯し、ブザー音で知らせてくれます。あとは内容器を取り出して冷蔵庫で冷やすだけです。
↓画像ではわかりにくですがよく固まっています。このまま冷蔵庫に入れて冷やします。
2時間程度冷蔵庫で冷やせばもう食べられます。以上見てきた通り、ヨーグルティアを使えば牛乳とガセリ菌ヨーグルトを混ぜてセットするだけで驚くほど簡単に正真正銘のガセリ菌ヨーグルトが量産出来てしまいます。
まとめ
ガセリ菌ヨーグルトはスーパーやコンビニで買うと意外と高いものですし、毎日食べるとなると家計も響いてきます。しかしこうやって自宅で作れば激安で好きなだけガセリ菌ヨーグルトを食べることができます(適量というものもありますが)。
冒頭でも紹介しましたがヨーグルティアならいろんな種類のヨーグルトや甘酒・発酵食品等も簡単に自宅で作ることができ本当に便利です。ヨーグルトメーカーをお探しの方は是非ヨーグルティア使ってみてください。「これを買っとけば間違いない」といえるくらいのおすすめアイテムです。