2024年新NISAが始まるけど現行NISAはどうなる?どうしたら良い?手続きいる?と悩んでる方も多いと思います。
- つみたてNISA
- 一般NISA
- ジュニアNISA
それぞれどうなるのかまとめました。
現行NISA買付は2023年で終了
現行NISA(つみたて/一般/ジュニア)の新規買付は2023年12月で終了となります。
すでに現行NISAで買い付けているものに関しては
・つみたてNISA→20年
・一般NISA→5年
・ジュニアNISA→子供が成人するまで
そのまま非課税で運用続けることができます。
途中で売ることもできますが、お金が必要にならない限りは非課税期間が満了するまで放置でいいので運用を続けたほうが良いです。
新NISAの生涯非課税枠1800万円と現行NISAの非課税枠は別モノ。現行NISAをやってる人はその分非課税枠を多く利用できるのは大きなメリットで、これを売って新NISAで買い直すとかは全く意味ないのでそのまま運用を続けて下さい。
つみたてNISAはどうなるの?
つみたてNISAをやってる方は一番簡単で、ひたすら20年寝かせて運用しましょう。
これまで買い付けてきた分が20年経過するごとに順次課税口座に払い出されていくので、その時点で新NISAの非課税枠が余っていれば、いちど売却して新NISAで買い直すのが良いと思います。
新NISA口座はいまNISAをやっている金融機関に自動開設されるので、今つみたてNISAやっておけば新NISAへの以降もスムーズ。
一般NISAはどうなるの?
一般NISAは5年の非課税期間終了後もロールオーバーすればさらに5年非課税運用可能というルールでしたが、それも新NISA開始に伴ってなくなりました。
ロールオーバーという選択肢が無くなり、現在の一般NISAは5年の非課税期間終了後に課税口座に払い出されるようになってます。
同じくこの時点で新NISAの非課税枠が余っていれば、いちど売却して新NISAで買い直すのが良いと思います。
ジュニアNISAはどうなるの?
ジュニアNISAもお子さんが成人するまで保有しましょう。
ジュニアNISAの非課税運用期間は5年・延長するにはロールオーバー手続きが必要だったのですが、新NISA開始に伴いその規定も撤廃され、ロールオーバー不要で成人するまで非課税運用可能となりました。
子供が成人したときの選択肢としては
・教育資金として使う
・売却して新NISAで運用する
が考えられると思います。
ということは現行ジュニアNISAは未成年名義で非課税投資できる最後のチャンス。ジュニアNISAは80万円まで非課税投資できるので、投資資金の余裕がある人は今のうちにできるだけ非課税枠を消費しておいたほうが良いと思います。
ジュニアNISAのやり方はこちらに書いてあるので参考にどうぞ。
まとめ
以上です。
まとめると現行NISAと新NISAは別制度なので移管はできない、今持っているものは非課税期間が終了するまで保有しつつ、新NISAで新たに投資をやっていく、という理解で大丈夫です。