「子供が朝起きない・起きられない」「自分も仕事に遅刻しそう」等、子供が朝起きなくて毎朝イライラしながら大声でお子さんを起こしているという方も多いのではないでしょうか。
最近は保育園や幼稚園児にかぎらず小学生や中学生になってもなかなか朝起きれないというケースもかなり多いようです。
子供が朝起きれないのは単純に子供の意志が弱いのではなく、毎日の生活習慣や睡眠の質など様々な原因が考えられます。
しかしその悩み必ず解決することができます。
今回は子供が朝起きれない原因とその対策を紹介していきます。
また記事の最後では「絶対に起きられる目覚まし」とテレビでも取り上げられたお役立ちアイテムも紹介していますので是非最後まで御覧ください。
子供が朝起きられない9つの原因
毎朝子供が起きないからとイライラしていたり、大声出して無理やり起こそうとしてもダメです。
重要なのはなぜ子供が朝起きることが出来ないかその原因を解明し対策を取ることです。
子供が朝起きられない原因の殆どは毎日の生活習慣や睡眠の質などにあります。ここでは主な原因として9個紹介します。
- 昼寝の時間が長い
- 夜更かししている
- 睡眠時間が足りない
- 日中の運動量が少ない
- 寝る直前までのテレビやスマホ
- 就寝の環境が悪い
- 食事の時間が規則正しくない
- 学校がきらい
- 病気の可能性
以下、それぞれ1つずつ解説していきますので心あたりがないか考えながら読み進むようにしてください。
1.昼寝の時間が長い
これは主に未就学児に考えられる原因ですが、昼寝の時間があまりにも長いと「寝る時間が遅くなる = 朝起きる時間が遅くなる」ということにつながります。
親からしてみたら子供が昼寝をしている間は、自分の時間になるのでなるべく長く寝ていてもらいたいのが本音かも知れません。
しかし昼寝の時間は毎日◯◯時から◯◯時までときちんと決め生活のリズムを整えるように心掛けましょう。
また、保育園などに通っていて昼寝の時間がちょっと長いと感じる場合は一度園と相談してみると良いです。
2.夜更かししている
ごくごく当たり前の話ですが、夜更かししていると朝起きれないのは当然の結果です。もしかして両親が夜遅くまでテレビを見ているから子供も一緒に見ているということはありませんか?
もしそうなら今日からでも夜8時以降のテレビは消すといったルールを決めて、なるべく早く布団に入るようにしましょう。
3.睡眠時間が足りない
NHKのクルーズアップ現代でも一度特集が組まれたことがある「子供の睡眠障害」。番組の中で取り上げられた中学生は朝起きることが出来ず学校に遅刻する毎日でした。
子供の睡眠を專門とする病院で調べた結果、その原因は「睡眠不足」でした(病名は「概日リズム睡眠障害」)。部活の朝練や夜は学習塾に通ったりしていたせいで、日々の睡眠時間は6時間程度になりホルモンバランスが崩れていたのです。
これは気持ちや意志の問題ではなく、体が自分のいうことをきかなくなている状態です。睡眠障害です。最近子供の睡眠時間が短くなっているなと感じることが多ければ、なるべく睡眠をたくさん取らせるようにさせましょう。
ちなみに年齢別に必要とされている睡眠時間は異なっていて様々ですが、一般的には以下の様な睡眠時間が必要とされています。
新生児(1ヶ月~2ヶ月) | 10.5~18時間 |
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乳児(3ヶ月~1ヶ月) | 夜間に9~12時間と 昼間に1~4回の30分〜時間の昼寝 |
幼児(1歳~3歳) | 12時間~14時間 |
学童前期(3~5歳) | 11時間~13時間 |
学童期(6~12歳) | 10時間~11時間 |
ティーンエージャー(11歳~17歳) | 8.5~9.25時間 |
成人 | 7時間~9時間 |
高齢者 | 6時間~8時間 |
4.日中の運動量が足りない
日中おもいっきり運動や遊びはさせていますか?体を多く動かしている子供は疲れきって就寝時間も早くなります。ぐっすりと眠ることができるので朝もしっかり目覚めることが出来ます。
また運動することによって「セロトニン」という体内物質が分泌されます。セロトニンは朝の覚醒を促す物質。朝が近づくに連れて体内でセロトニンが分泌されるのですが、分泌量が少ないと目覚めにくくなります。
軽い運動でもセロトニンの分泌を誘導することができるので日中は意識して運動や外で遊ばせるようにしてみてください。
5.寝る直前までテレビやスマホをいじっている
寝る直前までテレビを見たりスマホを触っている場合すぐにやめさせてください。テレビやスマホ・パソコンが発する「ブルーライト」と呼ばれる光は睡眠の質に影響を与えることが明らかになっています。
これは子供だけじゃなく大人にもすぐに効果が現れます。明らかに気持ちよく目覚めるようになるのですぐにでも実践してみてください。
6.就寝の環境が悪い
就寝の環境が悪く睡眠の質が低下しているという可能性も考えられます。例えば「隣の部屋からテレビの音が聞こえる」「外の騒音がうるさい」「部屋が明るい」「温度調整が適切にされていない」といったことは睡眠の質を下げます。できるだけ子供がぐっすりと眠れる環境を与えてあげてください。
7.食事の時間が規則正しくない
規則正しい時間で三度の食事を取ることも重要です。食事も生体リズムの維持には重要で内蔵にも体内時計があるので朝食を取ることで光と同様に体内時計をリセットしてくれます。
ヨーグルトでもゼリーでもいいので何か口にするようにしてください。朝食抜きは論外です。
8.学校がきらい
もしかしたら学校がきらいだとか、学校でトラブルを抱えている等メンタル的な面が関係しているかもしれません。大人も職場が苦痛でたまらない時はギリギリまで布団に入っていたいものです。
日頃からお子さんの様子を注意深く見守ってあげて、何か異変があるようだったら声をかけてあげてください。
9.病気の可能性
これまでに紹介してきた項目は全部クリアしている。それでも朝起きない。「起きたくないんじゃなくて、起きられない」というケースは病気ということもありえます。具体的に言うと「起立性調整障害」「睡眠相後退症候群」「副腎疲労症候群」という可能性があります。
これらの病気の症状の1つがまさしく「朝起きれない」です。これらの病気は自分で自覚することが出来ません、何をどうやっても起きれない・もうどうしたらいいかわからないという場合は病院で診断を受けてみることをお勧めします。
おすすめ目覚まし inti4
めざましテレビ等有名メディアでも「絶対に起きれる目覚まし時計」として紹介されたinti4。
その特徴は音ではなく太陽のような明るさで起こす光目覚まし時計である点です。明るい光には体内時計をリセットし気分を前向きにする効果があり、人体は朝に太陽光を浴びることで脳の交感神経の働きが活発化しリズムが崩れると体調不良を引き起こす体内時計を調整します。
しかもたった5分から30分浴びるだけでOK。太陽光を浴びるだけで勝手に目が冷めて、夜は自然に眠たくなるなんてちょっと怪しいと思われるかもしれませんがこれは科学的にも証明されていることらしいです。
単純に朝起きれなかったという問題だけでなく、社会問題化している不登校や引きこもりの子供が光を浴びる事で「学校へ行けるようになった」「朝起きられるようになった」という声が多く届いているそうです。
目覚まし時計としてはちょっと高めの価格設定になっていますが、90日間の全額返金保証もついているので一度試してみてはいかがでしょうか。以下の項目に1つでも引っかかることがあるなら試す価値ありです。
- 目覚ましやアラームを朝5回以上鳴るように設定しても、起きれない
- 目覚ましの音が聞こえない、スヌーズのアラームが聞こえても自然に止めてしまう
- 普通に寝ているだけなのに、目が覚めた時には完全に遅刻している
- 遅刻常習犯で、朝早く起きる確実な方法はないかな?と思っている
まとめ
以上、子供が朝起きない時に考えられるよくある原因9つを紹介しました。もし1つでも心あたりがあるならすぐにでも対策を取ってみてください。もしかしたら原因は1つではなく幾つかのファクターが重なって起きている可能性もあります。とりあえず一つずつ考えられる原因を潰していってみてください。
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