【小規模企業共済を解約】元本割れだけど節税効果で70万円プラスになりました

ライフスタイル

4年ほど加入していた小規模企業共済を解約しました。

毎月の掛け金は限度額上限の7万円、掛け金トータルは343万円です。

任意解約なので解約返戻金は掛け金の80%で、343万円 × 80% = 274万4000円が戻ってきました。元本割れです。

小規模企業共済 解約はがき 2

実に68万6千円のマイナス。めっちゃ損しとるやん!!

・・・と思いきや、色々と計算してみると実はこれ損どころか、むしろ70万円ほどプラスになりました

(というか、解約前にしっかり計算して損しないことを確認してから解約を決めたんですけどね)

小規模企業共済は途中解約すると損をするというのが一般的な認識だと思いますが、必ずしもそうではないよ、というお話です

とくに所得が高く税率も高い時期に多く払っていた場合は、途中解約で元本割れしても節税効果を考慮するとプラスになることがあると思います。

小規模企業共済の概要

小規模企業共済の概要だけ簡単にお話しておきます。

小規模企業共済は小規模企業の経営者や役員、個人事業主などのための積み立て退職金制度。

月々の掛金は1000円から70,000円まで自由に設定可能で、最大のメリットは掛け金が全額控除になることです。

こちら小規模企業共済のHPにある節税シミュレーション表ですが、ご覧いただけるように節税効果としては非常に大きい。しかも高所得者ほどその効果も高くなります。

小規模企業共済 節税シミュレーション

他にも低金利の貸付制度を利用できたりもしますが、節税しながら退職金を積み立てることを目的で加入される方が多いと思います。

デメリットとしては退職金制度なので原則65歳になるまで引き出すことができません(というか退職金積立がそもそもの目的なのでデメリットと言うのは適切ではないかもしれませんが)

そして途中(20年以内)で任意解約すると掛け金の80%しか戻らず元本割れします。

これが小規模企業共済途中解約すると損すると言われている所以です

細かく言うと他にも色々ありますけど、「節税効果が高い・途中解約すると80%しか戻ってこない」というのがポイント

だいぶ端折ってるので、制度の詳しいことは公式サイトで確認下さい

参考:小規模企業共済公式サイト

小規模企業共済解約したくなった

いろんなブログや制度解説記事をみても、「小規模企業共済は節税効果が高いし良いよ。でも途中解約すると損だよ」的なものがほとんど。

たしかに儲かれば儲かるほど、節税対策もしっかりしておきたいところ。

だいたい小規模企業共済に掛け金MAX7万円で入ろうとしている人は、めちゃめちゃ儲かってて加入する気満々で将来減額したり解約するなんてことはあまり考えないかもしれません。

実際僕が4年前にそんなノリで加入したんですが、ブログ・アフィリエイトも以前のように月100万~200万も簡単に稼げる感じではなくなってきたので、正直この先二十数年も毎月7万円も払うのはキツイな・・・なんて感じはじめました。

払えない額ではないけど、それより事業に投資したり株を買って運用したほうがもっとリターンを得られるのでは?なんてことを思い始めました。

ちなみに小規模企業共済の予定利率は「1%」なので、自分でインデックス投信にでも投資して運用したほうが絶対に儲かります

今回解約を決めたのも、投資資金を増やしたいというのが一番大きな理由です。

減額すると掛け金は長期間塩漬けに

解約しなくて7万円→1000円に掛け金変更するという手もありますが、掛け金を減額してしまうと減額した掛金分は運用されなくなってしまいます

たとえば、4年間毎月7万円支払っていたけど、5年目から1000円に変更した。すると過去にさかのぼって差額の6万9000円は運用されなくなります。

退職金として受け取れる65歳になるまで、それまで積み立てた331万円(6万9千円×12ヶ月×4年)は1円も生み出すことなくただただ眠っているだけになるんです。

300万円インデックス投資に回していたら20年~30年後には2倍になってることを考えると、ものすごい機会損失じゃないですか。

ちなみに僕はこの「減額分は過去にさかのぼって運用されない」というのを知らずに加入しました。

目先の節税効果に目を奪われて、十分なリサーチもせずに毎月払い込んでたわけですね(泣)

計算してみたら解約してもプラスになった(笑)

で、解約すると実際どのくらい損するのかな?と思って計算してみたんです

そこでこれまで節税できた金額と、解約でマイナスになる金額をそれぞれ計算してみたら、実は損どころかむしろ大きくプラスになることがわかりました。

そんなことはないだろうと思って何度も計算したけど、やっぱりプラスに・・・

先程紹介した表によると、課税所得1000万の人が月額7万円支払うと、節税額は36万7千円。

僕は約4年間入っていたので、単純計算しても節税額は367,000円×4年=146万円になります。

解約して損するお金は68万6千円(総掛け金の20%)で、さらに戻ってきたお金272万円(総掛け金の80%)は一時所得となり課税されます(6万くらい)から、マイナスとしては75万円くらいです。

146万円節税できてるので75万円損しても、結局は70万円くらいプラスになることがわかり、解約を決めました。

ちなみに解約申請から入金までかかったのは2週間ほどでした。

最後に

実際に加入してから気持ちが変わるなんてことは誰にでもありえます。

僕が小規模企業共済に入ったときは本当に65歳まで毎月7万円払い続けるつもりだったですからね。

それでも数年で事業環境や、お金の使い方方針が変わりました。

自分は事業と投資に回したほうが良いという判断で途中解約しましたが、状況は変わるし正解はないからこそ難しいんですよね・・・

今回は、小規模企業共済途中解約しても必ずしもマイナスになることはないよって話でした。

参考になれば幸いです。

戻ってきたお金の一部は投資に回します。節税もいいですけど、投資でガンガン増やして行きたいなと思ってます。

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