Shokzさんから骨伝導イヤホン「OPENRUN PRO」を提供いただいたのでレビューをお届けします。
OPRNPRO RUNはクラファンサイト「GREEN FUNDING」で8,801人のから1億9,500万円を集めた人気プロジェクト。
2019年に登場したAeropexに変わるハイエンドモデルとして新発売されたばかりです。
Shokzの第9世代骨伝導技術を導入し、明瞭でクリアな中域・高域を実現。さらに「Shokz TurboPitch」を搭載することで深みのある低域を実現。
初めて製品を見たときは「ん?前の製品と何が違うの???」と思いましたが、スペックは向上してますし、実際に使ってみてもところどころ確かな進化も感じられました。
Shokzの骨伝導イヤホン初めての方も、そうでない方も満足するガジェットだと思います。
Shokzの骨伝導イヤホン特徴
骨伝導イヤホンって興味はあったけど、なんとなく手を出せてなかったんですよね。
そんなに安いものではないし、そもそも耳をふさがないイヤホンってどうなの?意味あるの?っていう疑問があって購入を渋っていました。
そんな折り、Shokzさんからレビュー品提供いただき、速攻お気に入りアイテム入り(笑)。それ以来ずっと遣い続けています。
Shokzは2011年に創業、骨伝導製品を全世界で販売している会社です。
従来のようなオーバーヘッド型ヘッドホンやカナル型イヤホンのように耳を塞ぐことなく、安全な状態で音楽体験を楽しむことができるというのが製品の特徴。
2020年にはShokzの骨伝導イヤホンが日本国内の販売台数シェア81.2%、売上台数第一位を記録と売れてるそうです(BCNランキングデータ)。
Shokz「OPENRUN PRO」の概要
今回紹介するアイテムは「OPENRUN PRO」というモデル。
低音再生能力を高めた新世代フラグシップという位置づけでリリースされたばかりで、アクティブに骨伝導イヤホンを使いながらも高音質を求めるユーザーは必見。
参考:Shokz公式サイト
こちらが実物になります。
梱包物は5点。
- 本体
- ケース
- 充電ケーブル
- 2年保証書
- 説明書
重量は29gとスーパー軽量。
本体はマットな質感でかなりかっこいいです。材質はチタンバンドで堅牢性がありしっかり装着感があります。
廉価モデルは一部プラスチックで出来てるんですが、OPENRUN PROはフルチタンで耐久性もあってスポーツ時なんかでもガンガン使えます。
左側にある小さな穴はマイク。右側についているボタンで「一時停止」「次の曲・前の曲にスキップ」「電話に出る・切る」といった操作を行います。
ボタンの大きさは前モデルより少し大きくなってて、たしかにこっちのほうが操作しやすい。
音声調整ボタンはこんな感じ。
充電口はマグネット端子になっていて、ペタッとくっつく仕組みに。急速充電対応で5分で1.5時間使えます。急な電話会議や出かける前にバッテリー切れに気づいてもちょっと充電すれば大丈夫なのでうれしい。
1時間もあればフル充電(10時間稼働)できます。
収納ケースもついてます、裸でバッグに入れても壊れるようなものではないと思いますが、キズ防止のためにも使わないときはケースに入れておいたほうが良いかもです。
OPENRUN PROを実際に使ってみて
実際に使ってみてですが他のモデルと明らかに違うのが
- 低音強調で厚み表現
- 小型化した
- バッテリー駆動が長くなった
- マルチポイントペアリング対応
あたりですかね。
正直、いま持ってるShokzのイヤホンが壊れたとかじゃない限り、すぐに乗り換えたほうがいいとかの飛躍的な進化ではないですが、確実に良くはなってます。
特に初めて使ってすぐに気づいたのが低音の厚さ。前モデルとの厚みの違いは結構すぐわかります。
骨伝導イヤホンは音質がイマイチって方が多いと思うんですけど、ここらへんは改善されてますね。
サイズもAeropexと比較して20%小さくなりました。
あとバッテリー駆動時間はAeropexでも最大8時間だったので、今回10時間の伸びたのは大きな違いだと思います。
おすすめしたいのは「OPENRUN PRO」という名前が付いてるだけあって、ランニングやトレーニング・サイクリングなど野外アクティビティが多い方で、ちょっと音質にこだわる方、駆動時間は長いほうが良い派の方ですね。
Shokzの公式サイトを見てみてもアスリートフューチャーしているので、スポーツやアクティビティ中に使えるものを、というのが設計思想の元にあると思います。
アクティビティ中に外れる心配はなし。しっかりフィットして激しくワークアウトしても外れることはありません。
逆にフィットしすぎてるのか長時間つけたままにしてると耳の周りが少し痛くはなります(多分個人差はあるかも)。
家事しながらの利用もおすすめ。イヤホンしながらお皿洗いやってて、家族に話しかけられてるのに無視しちゃったみたいな経験ありませんか?(僕はありますw)
個人的には音質十分良いと思っています。
防水&防塵規格はIP55で「液体の噴流からの侵入およびほこりからの侵入から保護されています」となっているので汗やちょっとした雨程度なら故障はしないと思います。
水泳とかお風呂に浸かるとはNGです
専用アプリでカスタマイズ
Shokzの専用アプリを使えば「スタンダードモード/ボーカルモード」の切り替えやマルチポイントペアリングの設定ができます。
骨伝導イヤホンなので音質に関する細かい設定できませんが、まあこんなこんな機能はありますよ程度ですが簡単に紹介しますね。
まずはアプリストアで「Shokz」アプリを検索してダウンロード。
初回ダウンロードでアプリに製品を登録します。
表示手順にしたってポチポッチと設定完了。
アプリ画面も極めてシンプル
マルチポイントペアリングは便利なのでスマホとPCとか2台で使うときは設定しておきましょう。
あと、アプリ内で充電残量が可視化できたのは嬉しいかも。これまでのモデルはアプリ対応してなくてどのくらいバッテリーが残ってるかわからなかったのでこれはナイス。
在宅勤務・WEB会議での利用にもおすすめ
コロナの影響で今も在宅勤務されてる方も多いかと思いますが、そんな方にも骨伝導イヤホンおすすめです。
仕事中でも家族からの呼びかけにはちゃんと反応したいですしね。
マイクもしっかり音声を拾ってくれますし、WEB会議でも先方の方で声が聞き取りにくいということもありませんでした。
Shokzの製品は購入日から30日以内の返品・返金保証もついているので安心してお試しできます。
今回紹介した「OPENRUN PRO」は他の製品と比べてもより完成度が高く、買って後悔するアイテムではないと思います。