4年ほど前に購入してから毎日の料理をスーパー楽にしてくれた「ヘルシオ ホットクック」。
昨今のコロナ禍でおうちごはんも増え、めちゃめちゃ使いまくっています
簡単に紹介しておくとホットクックは「無水で自動調理をしてくれる鍋」。材料を切って鍋に放り込んでおけば後は勝手に美味しい料理が出来上がるというスーパー家電。
特にこんな方悩みをお持ちの方にはぜひおすすめです。
- とにかく料理の負担をへらしたい
- 夫婦共働きでいそがしい
- 献立がマンネリ化してきた
- 栄養満点の食事をしたい
この記事では今まで使用してきて感じたメリット・デメリットを紹介します。
ホットクック購入検討中の方はぜひ御覧ください。
購入レビューもしたのでぜひ合わせて御覧ください。
シャープ「ホットクック」とは
ホットクックは水も火も使わない新しい調理家電。
食材を切って調味料を入れてスイッチ一つ押すだけで、かき混ぜや火加減も自動でコントロールしてくれるので料理の時間を大幅に短縮することが出来ます。
しかも素材の水分だけで料理するので栄養価もたっぷりで旨味のある料理ができるというのも大きな特徴です。
その存在は知っていましたがそこそこの値段がするので購入を渋っていたところ、価格もだいぶ下がってきたので思い切ってアマゾンで注文しちゃいました。
我が家で購入したのはこちらのモデル。
初めて使ってみてまず思ったのが「なんでもっと早く買わなかったのか」という後悔の念とその便利さでした。
共働きの家庭となると夕食の準備が大変ですよね。ホント時間ないし。
さらにお子さんがいらっしゃるのであれば栄養満点で美味しい料理を食べさせてあげたいという気持ちもあるはず。
この2つの悩みを一瞬で解決してくれたのがホットクックでした。
ホットックックは3モデルある
ホットクックには「2.4Lタイプ」「1.6Lタイプ」「1.0タイプ」の3種類があって、我が家では1.6Lタイプの方を使っています。
大人2人と小学校3年生の子供1人の計3人家族で、みんな食べる量は普通だと思いますが、容量的には1.6Lタイプで十分すぎるくらいです。
Sharpの公式サイトでも2~4人家族なら1.6Lタイプ、2~6人なら2.4Lタイプ、1人なら1.0Lタイプを推奨しています。
前置きが長くなりましたが、ここからホットクックを実際に使ってみたメリットとデメリットを紹介します。
ホットクックのデメリット
先にデメリットから述べていきます。普段使っていて、これはちょっと改善してほしいなと感じたのが2つあります。
- 洗い物が面倒
- 本体が大きいので場所をとる
洗い物がちょっと面倒というデメリットがあります。
パーツで言うと「蒸気口カバー」「まぜ技ユニット」「内ぶた」「つゆ受け」「内鍋」の5つを洗う必要アリ。
とくに匂いつきを防ぐために匂いの強い調理物は長時間の放置・保温をせずに、製品が冷めてからすぐに全てのパーツを洗わないといけません(と説明書に書いてある)。
ただ、食洗機OKなので気にならない家庭もあるかもですね(ウチは手洗いなので・・)。
料理にかかる手間に比べたら洗い物なんて些細なことですが、もうすこし楽にならないかなと思います。
それから本体サイズが大きめなのでキッチンの場所をとります。ウチの1.6Lタイプでもちょっと大きいなぁって感じがあります(寸法は高さ22.4cm/奥行き28.0cm/横幅36.4cm)。
2.4Lタイプはこれより一回り大きいので収納場所は予め確保しておきましょうね。
横においてあるのは5合まで炊ける炊飯器なんですけど、それと比べても存在感はかなりあります。
強いてデメリットを上げるとこれくらいでしょうか。
ホットクックのメリット
次にメリットを紹介していきます。
- 自動調理で時短が半端ない
- 予約調理ができる
- 食材の栄養素がたっぷり取れる
- 豊富なレシピ付き
1.自動調理で時短が半端ない
ホットクックの一番のメリットは何?って聞かれたらまずコレ。
時短がすごい。自動調理なのでホント何もしなくていいんです。「面倒くさい」とか「時間がない」なんてもう言えません。
例えばカレーを作るのにふつう調理40分かかるとしたら、ホットクックを使えば食材切って鍋に放り込むだけ。実質作業時間は4~5分くらいでしょうか。1/10の時間で済むんです。
タイミングが難しいかき混ぜや火加減も全然気にしなくていいんですよね。焦げてしまいがちなカレーやシチュー、味のしみ込み加減がむずかしい煮物も、煮くずれを抑えて手間なしでおいしく仕上げます。
調理中になべに張り付いている必要がないので、本を読んだりテレビを見たり子供と遊べる時間が大幅に増えるのは間違いないです。
2.予約調理ができる
ホットクックは予約調理にも対応しています。
出勤前になべに食材を放り込んでおいて予約ボタンさえ押しておけば、帰宅時にアツアツの料理がすぐ食べれます。
予約調理と言ってもすぐに調理が始まり一度火をとおしその後は適温をキープ、予約設定時間直前に仕上げをしてくれるので夏場の食材が腐りやすい時期でも衛生面の心配なしです。
予約調理機能を使えば、家に帰ってきたらすぐに食べれるというのは物凄く助かります。
3.食材の栄養素がたっぷり取れる
ホットクックは「無水調理機」と言っているだけあって、基本的に水を入れません(少量の水を加えるメニューもあります)。その代わり野菜などの食材に含まれる水分を活用するので栄養素がより多く残ります。
例えばホットクックと通常の鍋で栄養素の残存率を比較してみると大根のビタミンCはホットクックのほうが1.7倍多く残り、ほうれん草の葉酸の場合は2.2倍も多く残るそうです。確かに食べてみると食材に含まれる美味しさが凝縮されてるって感じはよくわかります。
うちの子供も今まで嫌がっていた野菜料理もホットクックで作ったものは食べるようになりました(手料理そんなにまずかったかな)。ボタン一つでここまでの味が出せるのは驚きですよ。
4.豊富なレシピ付き
献立がマンネリ化してきたな〜って感じることありませんか。そんな方にもホットクックはおすすめです。
付属のレシピ集と公式サイトのレシピを合わせると余裕で150種類を越えているので、確実に献立のレパートリーを増やすことができます。
私は料理そのものより献立を考えるのが一番苦手なのでこのレシピ集は重宝してます。
ほんと色々作れるんですが、カテゴリー分けしてみるとこんな感じです。
- カレー・スープ
- 煮物
- ゆで物
- むし物
- 麺類
- 発酵食品
- お菓子・パン
普通面倒くさくて作らないような料理も簡単にできちゃいます。スポンジケーキのようなスイーツからヨーグルト・甘酒・麹といった健康食品もイケます。レシピはこちらの公式サイトでも見れるのでぜひ覗いてみてください。
付属のレシピで無水カレーを作ってみた
では付属のレシピを参考に無水カレーを作ってみたのでその手順を紹介します。まずはレシピ通りに材料を揃えます。
それぞれの食材を適当なサイズに切って鍋に投入。
カレールーを入れます。無水カレーなので水は入れません。
次に内蓋に「まず技ユニット」をとりつけます。これはメニューよって必要だったり不要だったりするんですけど、カレーのような料理では使用します。付け忘れたまま調理スイッチを押すと「ピピピ」というお知らせ音で知らせてくれるのでつけ忘れることはないでしょう。
料理がスタートすると適当な時間にこのかき混ぜユニットがニョキッと飛び出してきていい感じで混ぜてくれます。
次に内鍋をホットクック本体にセットします。
あとはフタをしてスイッチを押すだけ。ボタン操作も分かりやすくなってます。
カレーの場合、調理時間は1時間5分です。その間ほんと何にもしなくていいんです!!出来上がるとブザーで知らせてくれます。フタを開けるとけっこうな蒸気が出てくるので気をつけてください。
なんとも美味しそうなカレーがスイッチひとつで出来上がりです。
残った分は付属の内蓋をかぶせてそのまま冷蔵庫保存でOK。
まとめ
という感じでホットクックを使えば超簡単に美味しい料理を作ることができます。すでに触れたようにレシピ数は150を越えているので、いろいろ試してこれからも使い倒していくつもりです。
数万円するものなので購入に躊躇されるかもしれませんが、一度使ったらその便利さに驚くことでしょう。ほぼ毎日使えるものですし、長く使うことを考えれば絶対安いと思います。
画像引用:SHARP ホットクック公式サイト
購入レビューもしたのでぜひ合わせて御覧ください。