Shokzさんから骨伝導イヤホン「OPENMOVE」を提供いただいたのでレビューをお届けします。
ちょっと前に上位モデル「AEROPEX(定価19,998円)」をレビューしましたが(記事はこちら)、OPENMOVEは価格もその半値のエントリーモデル(定価9,999円)で、実際に使ってみても不満点は特になし。
「安すぎるのは怖いし、逆にそんなに高いモノは買いたくない。でも音質・品質もしっかりした骨伝導イヤホン欲しい」というわがままな方(笑)におすすめです。
今回はOPENMOVEの音質・性能・使い勝手などをまとめました。
こちらはチタンボディ・高性能防塵防水・連続再生長時間など上位モデルになっています。ぜひ合わせて御覧ください。
AEROPEXとOPENMOVEの比較記事はこちら。
目次
Shokzの骨伝導イヤホン特徴
Shokzは2011年に創業、骨伝導製品を全世界で販売している会社です。
従来のようなオーバーヘッド型ヘッドホンやカナル型イヤホンのように耳を塞ぐことなく、安全な状態で音楽体験を楽しむことができるというのが製品の特徴。
2020年にはShokzの骨伝導イヤホンが日本国内の販売台数シェア81.2%、売上台数第一位を記録と売れてるそうです(BCNランキングデータ)。
Shokz「OPENMOVE」の概要
今回紹介するアイテムは「OPENMOVE」というアフターショックス骨伝導イヤホンのエントリーモデル。
参考:Shokz公式サイト
こちらになります。
梱包物は6点。
- 本体
- ケース
- 耳栓
- 充電ケーブル1本
- 2年保証書
- 説明書
本体の重量は29gと軽いです。
イヤホン左側についているマルチファンクションボタンで「一時停止」「次の曲・前の曲にスキップ」「電話に出る・切る」といった操作を行います。
音声ボタン調整ボタンはこんな感じでついていて、長押しでペアリング・電源オン・ミュート・イコライザー切り替えなどができます。
充電ケーブルはUSB-typeC。充電時間は2時間で連続再生時間は6時間。
収納ケース付き。裸でバッグに入れても壊れるようなものではないと思いますが、キズ防止のためにも使わないときはケースに入れておいたほうが良いかもしれませんね。
OPENMOVEを実際に使ってみて
OPENMOVEを実際に使ってみてですが、「これは全然アリ。廉価モデルでありながら充分な音質と使い勝手」というのが感想です。
音質・使用感ははっきり言って上位モデルの「AEROPEX」と違いがほとんどありません。
スペックは調べても詳細がわからなかったので(使っているチップは違うらしい)、技術的なことはわかりませんが、あくまでも僕が聴き比べた感じでは2モデルの違いわかりませんでした(音にうるさいプロが聴くとどうかはわかりません)。
そもそも骨伝導イヤホンに音質を求めるべきではないと思っていますが、OPENMOVEは充分オーディオを楽しめるものになっています。
アマゾンの高評価も納得です。
しっかりしたメーカーの製品で価格も許容範囲、初めての骨伝導イヤホンデビューならもうこれでいいんじゃないかと思います。
骨伝導イヤホンすばらしい
街なかを歩いたり・ランニング、サイクリングなんかのワークアウト中に外の音が一切聞こえないのはちょっと怖いじゃないですか。
骨伝導イヤホンは耳をふさがないので、音楽を聞きながら同時に環境音も入ってくるので安心感はかなり大きいです。
Shokzの公式サイトを見てみても多くのアスリートをアンバサダーとしているので、スポーツやアクティビティ中に使えるものを、というのが設計思想の元にあると思います。
アクティビティ中に外れる心配はなし。しっかりフィットして結構激しい感じでランニング・ワークアウトしても多少ずれることはあっても外れることはありません。
家事しながらの利用もおすすめ。イヤホンしながらお皿洗いやってて、家族に話しかけられてるのに無視しちゃったみたいな経験ありませんか?(僕はありますw)
個人的には音質十分良いと思っていますが(低音が弱いかな)、音にはうるさい・高音質・没入感を求める方にはおすすめできないかもですね。
そもそも周りの音を塞がないというのが目的なので高音質・没入感とは相容れないです。
そこらへんの製品の特性を理解した上で購入しないと、買ったあとに期待してたのと違ったってことにもなりかねません。
付属の耳栓で外音をシャットアウト
それでもやっぱり集中して音楽を楽しみたいってときもあるじゃないですか。
そういうときは付属の耳栓を使えば周りの騒音をシャットアウトすることが出来ます(こもる感はあるけど)。
家で映画見るときやカフェでちょっと集中したいなってときは、この使い方おすすめです。
在宅勤務・WEB会議での利用にもおすすめ
コロナの影響で今も在宅勤務されてる方も多いかと思いますが、そんな方にもおすすめです。
仕事中でも家族からの呼びかけにはちゃんと反応したいですしね。
超軽量なので1日装着していても負担になりませんし、耳をカバーしないのでむれたり、耳の圧縮・疲れもなし。
マイクもしっかり音声を拾ってくれますし、WEB会議でも先方の方で声が聞き取りにくいということもありませんでした。
音漏れには注意必要
デメリットは何かなーと考えたときに思いついたのが、やっぱり音漏れだと思います。
構造上音量を上げていくと音漏れは絶対します。
屋外で使う分には全く問題ないと思いますが、電車・バスでは使用おすすめできません。
音漏れしないようにと音量を下げると、今度は電車の音が入ってきて音楽がきこえなくなっちゃうので、そういうところでは普通のイヤホンを使いましょう。
図書館とかエレベーターではちょっと怖くて使えないですね。
「AEROPEX」と「OPENMOVE」の違い
最後に上位モデルの「AEROPEX(定価19,998円)」と廉価モデル「OPENMOVE(定価9,999円)」を比べてみましょう。
ざっくり比べると「AEROPEX」はチタンフレームで耐久性も高く、全体的にマットな質感があってかっこいい。一方、「OPENMOVE」は一部プラスチック(?)的な材質が使われていて、見た目にはちょっと劣るかなと言う感じ。
ただ、あくまでも横に2つ置いての比較なので、単体でOPENMOVEだけみてると別にかっこ悪いとか劣る感じはしません。
形状も少し違いますが、そこらへんは好みの問題の範囲だと思います。
左が「AEROPEX」、右が「OPENMOVE」。
大きな違いを挙げると、連続再時間はAEROPEXが8時間、OpenMoveが6時間という点と、防水機能がOpenMoveが少し下がるという点でしょうか(それでも雨や汗での故障はないので充分だと思いますが)。
その他、使い勝手などについては特に違いは感じられませんでした。
量販店なんかに行けば、両モデル試聴できるところもあるみたいなので実際に触ってみるのが一番良いかもしれませんね。
まとめ
初めてShokzさんの骨伝導イヤホンを使ってみましたが、「〜しながら」にもってこいのガジェット。
あえて耳をふさがずに音楽を聴く、これは今までにない新しい体験だなというのが第一印象でした。
ただメリット・デメリットあるので利用シーンや目的に応じて普通のイヤホン・骨伝導イヤホンを使い分けるという形にはなると思います。
今回紹介した「OPENMOVE」はその価格にも関わらず完成度も高く、買って後悔するアイテムではないと思います。
Shokzの製品は購入日から30日以内の返品・返金保証もついているので安心してお試しできます。
コスパもよく、おすすめの骨伝導イヤホンです!
こちらはチタンボディ・高性能防塵防水・連続再生長時間など上位モデルになっています。ぜひ合わせて御覧ください。
AEROPEXとOPENMOVEの比較記事はこちら。