骨伝導イヤホンメーカーとして有名なShokz(アフターショックス)。
なかでも上位モデルの「AEROPEX」と廉価モデルの「OPENMOVE」で購入を迷う方も多いいのではないでしょうか(1万円も価格差ありますからね・・)。
今回はAEROPEXとOPENMOVEの両モデルを使って感じた、2つの共通点・相違点をまとめました。
購入検討の参考になれば幸いです。
「AEROPEX」と「OPENMOVE」違い一覧
上位モデルのAEROPEXは19,998円、一方廉価モデルのOPENMOVEは9,999円とその半分。
値段が2倍もするAEROPEXの方がきっと性能がいいんだろうけど、その1万円の価格差はどこにあるのか?何が違うのか?
ということで、2つのスペックを比較して「これは明らかに違う」という項目をまとめました。
AEROPEX | OPENMOVE | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
定価 | 19,998円 | 9,999円 |
骨伝導技術 | 第8世代 | 第7世代 |
防塵防水 | IP67 | IP55 |
ボディ | フルチタニウム | チタン合金製ヘッドバンド ポリカーボネート製イヤーフック |
連続再生時間 | 8時間 | 6時間 |
重量 | 26g | 29g |
充電口 | マグネット充電端子 | USB-C |
細かい数字を挙げると周波数帯域・マイク感度・対応プロファイルなど微妙に違うんですが、使用している限り体感では全く違いがわからないので省略しました。
実際に両モデル使って感じた違い
まずは見た目から。AEROPEXはマットな感じが出ていてかっこいい。材質もフルチタンということで耐久性も高いと思われます。
一方、OPENMOVEは一部プラスチックが使われていたり(とはいえ、決してチープな感じではない)パーツサイズも一回り大きくなってます。
2つ並べると違いもわかるでしょうか。
そして一番気になる音質・使い勝手に関してですが、ぶっちゃげ違いはほとんどないと言ってもいいと思います。
目隠しして音楽だけ聞かされたらどっちか判定できないと思います。そのくらい違いがわからない。いや、多少違うと言われれば違うような気もする?・・・その程度です(プロが聞いたら違うのかもしれませんが)。
そもそも骨伝導イヤホンは耳をふさがずに周囲の音を取り入れるというのが目的なので、音質や没頭感を求めるのはちょっと違いますからね。
個人的には音質は普通に良いと思ってますし、充分満足しています。
設定やボタン操作も両機同じで使い勝手も変わりません。
重さも3gしか違わず、装着感はほとんど同じ。ただ、イヤーフックの角度が微妙に違うので人によってはフィット感が多少異なるかもしれません(個人的には気にならず)。
ちなみに両者ともにメガネと干渉するとか、邪魔になる感は一切ありません。
防塵防水レベルはちょっと違って、AEROPEXはお風呂で使っても問題無いレベルで実際にお風呂でオーディオブックなんか聞くのに使っています。
OPENMOVEは小雨・汗くらいなら大丈夫ですが、水没するとどうなるのかちょっと怪しい。
あと充電口が異なります。AEROPEXはマグネット式。
OPENMOVEはTYPE-Cなのが助かります。
最後に
以上、個人的にこれは違うなと言う点をまとめましたが、価格1万円の違いを埋めるほどの魅力がAEROPEXに見いだせるかが決め手になると思います。
見た目が気に入った、バッテリー駆動時間が長いほうが良い、高い防塵防水が必要、ということであればAEROPEX、といった感じですかね。
コスパを優先するならOPENCOMMがおすすめ(繰り返しますが、音質・使い勝手はほとんど変わらないので)。
最近は量販店にアフターショックスのサンプルが置いてあって視聴できるところがあるので、実際に両機触ってみることをおすすめします。
あと購入後30日間なら理由を問わず返品・返金に対応しているので、思い切って購入しちゃってからこれは自分に合わないなと思えば返品できるので安心してお試しできると思います。
AEROPEXとOPENMOVEの個別レビューもしていますので、良かったら合わせて御覧ください。