ダイヤモンドプリンセスは1泊1万円台からという格安料金ながら、本格的プレミアムクルーズ旅行を提供。
リピーターも多い人気のクルーズ船です。そんなダイヤモンドプリンセスに乗って6日間のクルーズにいってきました。
船旅の内容を詳しく紹介してますので、ぜひ最後まで御覧ください。
ダイヤモンドプリンセスの概要
・乗客定員:2,706人
・乗組員数:1,100人
・総トン数:115,875トン
・全長 :290m
・全幅 :37.5m大きいです💦 pic.twitter.com/kjhUfy9Kvq
— クルーズナビ@GoToクルーズ (@cruise_navi) September 26, 2019
日本最大の豪華客船飛鳥2の総トン数が50,444トンなので、ダイヤモンドプリンセスはその2倍。
ふつうに船内生活していても1日1万歩とかの歩行数になる、それくらい大きな船になります。
そのダイヤモンドプリンセスに横浜を発着とする6日間のショートクルーズに行ってきました。
手配はJTBクルーズさんにお願いしました。
気になる旅行代金はトータルで28万円くらい。家族3人参加で1日あたり1人1万5千円位なので、ものすごく高いわけでもない。
(飛鳥2とかだと1泊だいたい4~5万円ほどします)
クルーズ中の食事・エンターテイメント・宿泊費・移動費など全部込なことを考えれば、むしろクルーズはコスパの良い旅行だと思ってます。
実際、乗ってみてもかなり満足度の高い旅行でした。
ちなみにダイヤモンドプリンセスには子供料金というものがありません。基本的に0歳児でも大人と同料金が課せられます。
ただ、コースによっては3・4人目割引料金が設定されることがあるので、そういうクルーズを狙うとだいぶ安くなります。
釜山・清水寄港の5泊6日クルーズ
今回乗船したダイヤモンドプリンセスのクルーズは5泊6日で、釜山と静岡県の清水によるコース。
1日目 | 横浜 |
2日目 | 終日クルーズ |
3日目 | 釜山 |
4日目 | 終日クルーズ |
5日目 | 清水(静岡県) |
6日目 | 横浜 |
(本当は佐世保に寄る予定だったのが、台風の影響で清水に変更となるすこしイレギュラーな行程となりました)
ダイヤモンドプリンセスにチェックイン
みなとみらい線の日本大通り駅から徒歩5分ほど、今回のクルーズは横浜の大さん橋から出発です。
出発当日はちょっと雨模様・・
ダイヤモンドプリンセスの船自体は何度も見てますけど、何回見ても「大きい!!」と思ってしまう
チェックイン時間まで少し時間があるのでまずはお船の写真撮影。
プリンセスクルーズのファンネルってなんでこんなデザインなんでしょうか(かっこよくて好きだけど)。ミサイルでも飛び出てくるのかな?
お尻はこんなかんじです
チェックインは13:00から。混雑しないように客室ごとに予め集合時間が決められています。
それなりに人はいますが、スムーズにチェックインは終了。すぐにクルーズカードを受け取って出国手続き乗船することができました。
※ダイヤモンドプリンセスはイギリス船籍の外国船なので、乗船にはパスポートが必要になります。
タラップを抜け、船内に入ったらまずは客室へ。
今回は出発1ヶ月前でのギリギリ予約でバルコニーは満室だったので、内側客室となりました。
6日間のショートクルーズだし、内側でも全然快適ですけどね。
ダイヤモンドプリンセス内側キャビン pic.twitter.com/q8X9jdnXfN
— クルーズナビ@GoToクルーズ (@cruise_navi) September 25, 2019
ダイヤモンドプリンセスに乗船
クルーズの大きな楽しみのひとつが「食」。
部屋で荷物の片付けをしてひと休憩したらランチです。
ビュッフェは14デッキにある「ホライゾン・コート」というレストランにあります。
もしかしたらここがクルーズ中に一番頻繁に立ち寄る場所かも??
ダイヤモンドプリンセスのビュッフェはなかなかのクオリティ(船名は出さないですけど、船によってはバイキング残念すぎるくらいヒドイところもあります)。
もちろんクルーズ中は制限なし・食べ放題です。
ダイヤモンドプリンセスのビュッフェ一例 pic.twitter.com/gGIFl640vn
— クルーズナビ@GoToクルーズ (@cruise_navi) July 31, 2020
朝から晩まで(一部片付け・清掃でクローズあり)空いているので、ちょっとお腹が空いたなとかお茶したいと思えばいつでもお腹を満たすことができます。
時間帯や日によって提供される料理も違ってくるので飽きることもなし。
なんちゃって日本料理ですが、寿司・ラーメン・うどんといった日本食もあってまあまあおいしいです。
フルーツ・スイーツもかなりの充実ぶりなのでデザート好きは食べすぎに注意。
僕は2kg太りましたけどね(笑)
ダイヤモンドプリンセスの食事に関する記事書いてるんだけど写真見てたらお腹空いてきた。
6日間で2kg太った話しましたっけ?😇 pic.twitter.com/MxzYdGVCgU
— クルーズナビ@GoToクルーズ (@cruise_navi) October 7, 2019
そんな感じでやってたら船はいよいよ出港。
港の出入港の際はぜひデッキに出てその風景を楽しんでほしいです。
そこには普段見ることができない、船の上からしか見れない景色があるからです。
ベイブリッジをギリギリでくぐり抜けていく様子はかなり迫力があります。これぶつかるんじゃないかって本気で思うほど。
ダイヤモンドプリンセス船内紹介
船旅未経験の方なんかは「船の上って暇じゃない?」なんて疑問を持ちそうですが、そんなことありません。
ダイヤモンドプリンセスは船内施設も充実していて、遊び・エンタメ・食事と1日中意外と忙く、むしろもっと時間がほしいくらいです。
クルーズ客船はただの輸送機関ではなく、船上生活そのものも船旅の目的の一つです。
「1日の始まりは朝食から」ということで、この日の朝食はメインダイニンを利用しました。
ビュッフェレストランとは違い、ここではメニューの中から食べたい料理をオーダーしてスタッフさんがテーブルまで運んで来てくれるスタイルです。
メニューはこちら。めちゃ種類があって選ぶのも大変です(笑)
ベーカリー系もテーブルまでやってきてくれるので好きなやつをピックアップします。
サーモンベーグルとオムレツ・フルーツと少し軽めにしてみました。
ちなみに日本食であれば和定食のセットで出てきます。和食はレストラン入り口にサンプルが置いてあります。
乗船日は忙しくてゆっくり船内を見て回る時間がなかったので朝食後に船内を一通りしてみました。
ダイヤモンドプリンセスは18デッキまであって、8~12デッキは客室・他がパブリックスペースとなっています。約3,000人が生活するところですから船内施設はかなり充実しています。
上階層のデッキから順に見ていきたいと思います。
デッキ15
デッキ15から。ここは「ジム」「スパ」「泉の湯(大浴場)」がメインな施設となります。
まずはジム。ジムは有酸素運動系のランニングマシン・バイスクルからガチの筋トレ系マシンまで置いてあって種類的にもかなり充実しています。日本人のフィットネススタッフさんもいるので機器の使い方がわからくても親切に教えてくれると思います。
エアロビクススタジオもあってここではフィットネス系のプログラムが開催されることも。
— はた@次回はMSCベリッシマ (@hata_cruise) October 1, 2019
ジムの隣にあるのが「ロータス・スパ」。アロマテラピー・ボディマッサージ・フェイシャルマッサージから歯のホワイトニング、美容室ではマニキュア・ペディキュア・ヘアカット・トリートメントなど多彩なメニューがあります。
スパエリア隣接のプール。こちらは子供の利用が禁止されています。
そしてダイヤモンドプリンセスに乗船したら一度は必ず行っておきたいのが大浴場「泉の湯」、水着着用の男女共用スパプールと通常の大浴場(男女別)・サウナがあります。
こちらは有料(大人15ドル・子供10ドル)で1回90分の時間制となっていますが、お風呂からの眺めも素晴らしいしお風呂もすごく気持ちよくておすすめです。
デッキ14
デッキ14は2つのプールとビュッフェレストランがあります。
ビュッフェレストラン「ホライゾンコート」では毎日豊富な種類の料理が出てきます。定番のビュッフェメニューに加えて日替わりで、イタリアン・メキシカン・インディアンなどインターナショナルな料理が出てきたり、ご飯や味噌汁・麺カウンターといった日本食もあります。
自由席・ドレスコードも一切ナシ、お腹が空いたらいつでも気軽に入れます。
— はた@次回はMSCベリッシマ (@hata_cruise) October 1, 2019
そしてこちらが屋内プール。全プール共通してますが水温はちょっと低めで慣れるまでが辛いw
バーカウンターも併設されています。
ダイヤモンドプリンセス屋内プール pic.twitter.com/LPqTPy0akI
— はた@次回はMSCベリッシマ (@hata_cruise) October 2, 2019
お隣には屋外プールとムービーズアンダー・ザ・シーがあります。
デッキチェアが数多く置いてあって、巨大スクリーンで映画を見たり、のんびり読書をしたり、ただひたすら海を眺めたりと、いかにもクルーズってひとときが過ごせるスポットです。
ダイニングテーブルもあるのでビュッフェから料理を持ってきて海を見ながらの食事もおすすめです。
出入港や絶景通過時は眺めが良いので上がってくると良いと思います。
#ダイヤモンドプリンセス のプールデッキを撮ってみました(通常盤)。 pic.twitter.com/l4NRjUAqgT
— はた@次回はMSCベリッシマ (@hata_cruise) September 30, 2019
デッキ7
デッキ前方には定員約700名収容の「プリンセス・シアター」が。2層吹き抜けになっていて日中には各種イベント、夜はプロのエンターテイナーショーやマジックショーが上演されます。
ショーはかなりクオリティ高いので毎晩欠かさない観覧をおすすめします!
「ホイールハウス・バー」は落ち着いた雰囲気の大人のバー。船内バンドの生演奏や社交ダンス・カルチャープログラムが開催されます。
船上にはプリンセスクルーズのグッズを中心としたお土産類を取り扱っている売店と免税店があります。
ダイヤモンドプリンセスの中心部とも言えるアトリウム。3階層吹き抜けになっていて周辺にはレセプション・ツアカウンター・免税店・複数のバー・アートギャラリーなどがあります。中心の広場では生演奏やプログラムが開催されます。
#ダイヤモンドプリンセス のアトリウム。 pic.twitter.com/sMD2RrFeEH
— はた@次回はMSCベリッシマ (@hata_cruise) September 26, 2019
キャプテン主催のウエルカムパーティー時には名物のグラスタワーも登場します。
「クルーナーズバー」はアトリウムの一角にあるバー。夕方以降はピアノの弾き語りが楽しめます。
「エクスプローラーズラウンジ」中央部にステージエリアがあってバンドの生演奏やカラオケ大会・ダンスなどが行われます。日中はカルチャー教室・ビンゴ大会も。
フォトショップでは船内のカメラマンが撮影してくれた写真が販売されています。1枚25ドルとちょっとお高め。
あと、この階ではプロムナードデッキに出てウォーキングできるようになっているので天気が良いときに散歩すると気持ち良いです。
デッキ6
デッキ6には3つのダイニングレストランがあります。利用できるレストランは予め指定されているので自由に選ぶことはできませんが、全レストランともに提供される料理は同じです。
クルーズ中には無料のギャレー(調理室)ツアーもあるのでぜひ覗いてみてください。普段見ることができない船の裏側に潜入できるチャンスです。
ダイヤモンドプリンセスにはカジノもあります。日本国内での営業はできませんが、船が公海にいる間はオープンしています。
シガーラウンジ。船内での喫煙エリアは厳しく定められていて、船内では一切禁煙・一部のデッキとシガーラウンジのみでの喫煙が認められています。
デッキ5
ロビー・バー。アトリウムに面した落ち着きのあるスペースです。ここでは淹れたてのコーヒーをテイクアウトすることもできます。
本格的なアートギャラリーがありかなりの数の作品が展示されています。クルーズ中にはアートオークションも開催されるのですが、見てるだけでも面白いですよ。
図書館。
インターネットコーナー。ちなみに船内にはWiFiが飛んでいるので、必ずしもここからではなく部屋からでも公共スペースでも自分のスマホやタブレット・パソコンにネット接続することができます。
という感じで最後は駆け足での紹介となりましたが、ダイヤモンドプリンセスの主な船内施設を紹介しました。
コメント