タイトル通りですが、当記事では承認率0%・全500件・400万円分のアフィリエイト発生が全否認されたという本当にあった怖すぎる話をしたいと思います。
結論から言うとクレームを入れた結果、その後一部だけ承認されたんですけどね。
そもそもASPが承認率を開示していればこういった問題も少なくなると思うのですが、何故か一定以上のランク会員しか閲覧できなかったり担当者さんから直接教えてもらわなければわからないというのが現状です。
一部のASPは承認率を公開していますが、同じ案件でもASPによって承認率が違ってくるという謎の現象もあるようで完全にブラックボックスです。
A8みたいな大手は全員に承認率を開示すればいいと思うのになんでしないんだろう。他社も追随して開示するだろうし、ホント隠す意味がわからない。
もう去年の話で自分の中では完全に終わった話なのですが、アフィリエイト界隈ではまれに(頻繁に?)こういった承認率・否認問題が話題に上がることがあります。
今回は注意喚起と問題提起という意味でもぜひ皆さんに読んで頂きたいです。
アフィリ1年目で見事に地雷案件被弾
ちなみに今回の案件は僕がアフィリエイトを初めて超初心者1年目のホント初期頃に扱い始めた案件です。なので承認率なんてのもよく知らなかった。あの頃の僕は若かった。
そんで報酬1件8,000円の高単価商品で500件程取れたので、「アフィリエイト楽勝じゃん!!儲かってしょうがないワイ!!ハッハッハ」なんて思ってました。
案件の性質から成果確定まで200日と長めでしたが、そのうち確定作業入るだろうと思っていました。
しかし、200日経っても確定作業がされないまま次から次に否認されていって、最終的には約500件の発生全てが否認されてしまいました。
バリューコマースのある案件。去年から今年にかけて発生した約500件近くが総拒否なんだけど、これちゃんと見てんのかな。しかも明らかに全て200日間の承認期間が切れた次の日に自動で拒否になってんだよね。こういうのどうしたらいいんだろう。とりあえず管理画面から問い合わせメール?
— はた@ブログ/英語 (@hata_blog) 2017年7月10日
その後、A8のランクが上がって該当案件の承認率を確認してみたんですけど、確定率隠してやがった。後ろめたいことでもない限り確定率を隠すメリットはないはず。
報酬額が良くてもこんなふうに確定率を非表示にしている広告主はやめたほうがいいかも。 pic.twitter.com/bseZtC2yId
— はた@ブログ/英語 (@hata_blog) 2017年8月31日
ついでに気になったので今調べてみたら確定率公開に踏み切ったみたいです。
なんと0.63%!!
いや、今考えてみてもこれはありえんやろってレベルです。予めこの数字がわかってれば絶対にこの案件を取り扱うことはなかったはず。
もう一度いいますけど、ASPさんはホント各案件の確定率を全員に公開すべきです!!
ASPにクレームを入れたら一部承認に
まあそんなこんなでですね、直接広告主さんに連絡を入れることができないのでバリューコマスさん(ツイッターでもう名前だしちゃったし)にお問い合わせメールを送りました。
まずは直接連絡が取れる中の人に問い合わせてみたんですけど、全く誠意の欠片も感じられない対応でした。
この人だめだと思って、次は管理画面のお問い合わせメールから連絡しましたが、「それは案件が特殊だからな。しょうがねえだろ。じゃな」みたいな返事でした(←注!!かなり意訳してます)。
ご丁寧な文言で返信を頂きましたが、これまた全く誠意のかけらも感じられないもので、これはボクも流石に怒りました。つーか、今書いてて当時の事思い出してまたムカついてきました!!
その後、何度かメールのやり取りをしたところ再調査していただけることになりました。ここのやり取りは長くなるので省きますね。
そして再調査の結果、「一部承認漏れがあることがわかりました」という返答が。
先程バリューコマースから返答がありました。「◯◯(案件主名)へ確認を行ったところ、一部承認漏れがあることがわかりましたので、ただ今、注文データを精査いただいております。」とのこと。
ふざけんなコラー!!— はた@ブログ/英語 (@hata_blog) 2017年7月26日
いやいや、一部どころじゃないでしょ。500件発生して全件否認ですよ。
広告主さんの言い分は聞くことができなかったので、一方的に言わせてもらいますけどこんなの悪質すぎるでしょ。
本当にありえんと思うし、こういった広告主は消え去るべき(ASPは広告主からお金がもらえるから残しときたいかもしれんけど)。
しかも当広告主は某ジャンルでは有名な会社ですからね。まさかこんな事するとは思いもよりませんでした。
ASPは確定率を全員に公開すべき
何度もいいますけどASPには全員に確定率を公開してほしいです。
アフィリエイター個人の力ってホント非力なもんですよ。広告主が「否認」ですって言ったら、それを受け入れるしかない。いくら納得いかなくて抗議しても、「いや、これはもう否認だから」と言われたらそれ以上何もできません。
そう考えれば、今回一部が承認されただけでもまだましとも言える。
広告主・アフィリエイターがもっと対等な関係でフェアに事業を進めてくためにも、ASPは全ての案件の確定率を全ての会員に公開するべきだと思います。
透明性も上がって悪質広告主が駆逐されて、広告主・ASP・アフィリエイター参加者全員にとってWIN-WINになると思うんですけどね。
アフィリエイト参加者の端くれとしてここは本当に改善してもらいたいと願っています。
まとめ
件数は明かしませんが、拒否扱いされてたものが承認されました。需要がありそうなら暇な時に事の経緯をブログ記事にしようと思います。
今回学んだこと:案件を選ぶ時は商品自体の評判はもちろん販売会社のこともしっかりとリサーチすること。— はた@ブログ/英語 (@hata_blog) 2017年8月8日
最終的には全否認されていたものが一部承認されました。でもその「一部承認」もどこまで正しくやってくれてるのか、僕にはわかりようがないしこのこの広告を取り扱うことは一生ないでしょう。
アフィリエイトは案件選びが本当に重要です。一番重要と言ってもいいかもしれない。
特に初心者の方は報酬額だけにとらわれて安易に案件を選ばないほうがいいです。商品の口コミだけでなく、広告主会社自体の評判も十分リサーチするべきです。
でないと僕みたいにとんだ地雷を踏んでしまうことにもなりかねません。
まあ、アフィリエイト界隈ではあるあるでよく聞く話ですが、まさか自分がこういった地雷案件を踏むことになろうとは夢にも思っていませんでした。みんな注意な。
おわり。