【レビュー】モンベルのジオラインは超暖かい!!普段使いにもおすすめ

登山

去年辺りから冬の寒い季節にも登山に出かけるようになりました。

そこで防寒対策として真っ先に購入したのがモンベルの高機能インナー「ジオライン」です。

冬の山にヒートテックを着ていくのは危険だというのは有名な話で、ヒートテックだけは初めから選択肢には入っていませんでしたが、数多くあるアウトドアメーカーのインナーからどれを選べば良いのかかなり悩みました。

最終的にモンベルのジオラインを選んだ理由は、他のメーカーのインナーと比較しても価格が安めで高品質であるのと、またジオラインの口コミをネットで調べてみるとかなりの評判だったからです

安めと言っても上下で約9,000円くらいの出費となりましたが、実際に使用してみたところ評判通りものすごく暖かくて良いインナーでした。

今回はモンベルのジオラインの防寒度・使用感等をレビューしたいと思います。

また同じくモンベルのインナー「スーパーメリノウール」のレビューとジオラインとの徹底比較記事もありますので、ぜひ合わせて御覧ください。

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ジオラインの特徴・防寒度・使用感レビュー

モンベルの公式サイトと多少かぶりますが、ジオラインの特徴・実際に着用して冬山登山へ言った際の感想や普段使いの使用感等紹介します。

私がピックアップしたモンベルジオラインの特徴はズバリ以下の3つ

  1. 高い保温力
  2. 驚異の速乾性
  3. 超快適

です。一つづつ解説していきます。

1.高い保温力

高い保温力

まず初めて着た時に感じたのが暖かさがハンパないという点です。本当に暖かい。いままでインナーと言えばユニクロのヒートテックを着ていましたが、ヒートテックより明らかにあたたかいです。

私が購入したのは「ジオライン M.W(ミドルウェイト)」と言うものですが標高2,000m~3,000m級のガチで雪深い冬登山でもいかない限り「M.W」で登山時のインナーとしては十分です。

こんなに薄いのになんで暖かいの?といった感じです。このようにちょっと生地をひっぱたら向こう側がなんとなく見えるくらいのスケ具合なんですけど、何故かあたたかい!

ジオライン 生地の厚さ

ちなみに私のユースケースとしては関東圏の冬山で標高2,000m以下の冬山を中心に使っています。関東周辺の山でも1~3月になると積雪して気温も0度近くとかなり低くなることがありますが、全然問題なしです。

山では予測できない天候の変化や標高差による外気温の変化などがありますが、それにも十分対応してくれます。

またサイクリングする時のインナーとしても使っていますが全然いけます。日常的にも普段から着ていますが、保温力が優れているので以前のように厚手の上着をきる必要もなくなったので着ぶくれせずかなり快適です。

ちなみにジオラインには

  • L.W(ライトウェイト)
  • M.W(ミドルウェイト)
  • EXP(エクスペディション)

等のグレードがあり、L.Wが薄手、EXPが厚手、M.Wがその中間という位置付になっています。L.Wだとちょっと不安・EXPはオーバースペックかな?と迷ったらとりあえず真ん中のM.Wを選ぶと良いと思います。

2.驚異の速乾性

驚異の速乾性
ジオラインのすごい所は保温性だけではありません。むしろジオラインの一番の特徴はその速乾性と言っても良いかもしれません。

登山に限らず、サイクリング・スキー等冬のアクティビティの際に気をつけなければならないのは「活動停止時・休憩時に体を冷やさないこと」です。

気温の低い冬の登山とは言え日中の活動中はかなりの汗をかきます。汗が体に付着したまま活動を休止すると、汗冷えであっという間に体温が奪われます。

状況によっては低体温症等の重大な事にもつながりかねません。しかしジオラインの生地は汗を素早く吸収し、かつ素早く速乾してくれるので素肌を常に乾いた状態に保ってくれるという特徴を持っています。

実際に着てみたらスグにわかりますが、この速乾性は驚きです。登山でのジオライン使用は暖かいという以上にこの汗冷えしないというのがポイントです。

一度、ユニクロのヒートテックで冬の山に登ったことがありますが、山頂で休憩している時に急激に体温が下がっていくのを感じたことがあります(ヒートテックも結構暖かくて普段使いには十分なんですが、発汗性はよくないので運動時の使用にはむいていません)。

そんなことがきっかけでジオラインの購入に至ったわけですが、さすがアウトドアメーカーが売っているものは違うなと感じました。

3.超快適

超快適
それから使っていて超快適です。体にピタッとフィットする感じで着心地が良い。かと言って着苦しいわけでもなく、むしろストレッチ性に優れています。生地自体も結構薄くて動きやすいです。あと、制菌処理が施されているので3日・4日着ていても匂いが気になることもありません。

1泊~2泊程度の登山ならジオライン1着あれば着替えの用意は不要でしょう。詳しい技術的なことはわかりませんが、繊維に練り込まれた銀イオンが匂いの元となるバクテリアを減少させるそうです。

あとサイズ感ですが、私は身長170cm・体重60kgのフツーの体型ですがMサイズでちょうどよかったです。着てみるとこんな感じです。

ジオライン サイズ感 前
サイズ感後ろ

タイツもMサイズでちょうどよかったです。いい感じでくるぶしのちょうど真上まで来てて長過ぎることもなく、短すぎることもありません。

ジオライン タイツ サイズ感

まとめ

モンベルのジオラインはアウトドア活動における快適性・機能性を追求し続けた結果生まれたヒット商品。

日常生活から運動時の発汗・予測できない天候の変化に対応できるアンダーウェアです。

一度でも着てみるとわかりますが本当に暖かくて快適です。価格的にはヒートテックの4~5倍しますが、その価格差も納得できるくらいのクオリティです。

「ジオライン気になるけど高いけどどうしようかな」「登山用のインナーどれにしようかな」「少々高くてもとにかく暖かいインナーが欲しい」とお悩みの方は騙されたと思って一度ジオラインを試してみてください。

登山のインナーならジオラインで後悔することなし。

メリノウールとの違いは?

モンベルのインナーと言えばジオラインの他にも「スーパーメリノウール」という商品があります。

これら2つの商品は店舗でも同じ棚に陳列されていてその違いもよくわかりにくいのですが(すぐに分かるのはメリノウールのほうがちょっと高いということ)、一番大きな違いは「ジオラインは行動と休憩を繰り返すアクティビティに最適。メリノウールはあまり活動しない状態(日常生活や山小屋内での使用)に最適」という点です。

なので、アウトドア使用と普段使いの両方で使うつものであればジオラインの方がおすすめです。

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