日帰り・宿泊登山におすすめ!!モンベルのキトラパック購入レビュー

モンベルのザック「キトラパック 30L」を購入しました。いままでフツーのリュックサックで日帰り登山なんかへ出かけていたのですが、周りを見渡すとみんな登山用のちゃんとしたザックを使っているし、自分もこれから本格的に山登りを始めようと思いこれを機会に購入に至りました。

初めてキトラパックで登山へ出かけたときの驚きは今でも忘れません。荷物の重量を感じさせないあの作りって何なんですかね?魔法のように感じました。モンベルのキトラパックは2気室と1気室の切り替えが簡単にできるモデルで、大小いろんなところにポケットが付いていたりと使い勝手・コスパともにもかなり良く満足しています。

購入の際に同じくモンベルのチャチャパックとの違いがよく分からずどっちにしようか悩んだりもしたのですが、同じような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思うのでそこら辺の違いも紹介したいと思います。

今回はモンベルのキトラパックを実際に登山で使用して感じた事や使い勝手等レビューします。

なんでキトラパックにしたのか?

レビューを始める前に、なぜキトラパックを選んだのかという理由から紹介します。モンベルの登山ザックと一口で言ってもかなりの数のモデルが発売されていて、一体どれを選んだら良いの分からずかかなり迷いました。

日帰り登山・宿泊登山等ユースケースの違いによって最適なモデルも異なってくるので、まず自分が想定するユースケースをはっきりさせた上で購入しないと、後で後悔することにもなりかねません。

ちなみに自分があらかじめイメージしていたユースケースはこんな感じです。

  • 日帰り登山
  • 冬山の日帰り登山
  • 1泊2日の登山
  • 1泊2日の富士登山

そこで予めネットで下調べして、上のユースケースを満たしてくれそうなザックで購入候補に上がったのが「キトラパック」「チャチャパック」「ガレナパック」の3種類です。容量は30Lです。

キトラパック
(今回購入したやつ)
チャチャパック ガレナパック
キトラパック チャチャパック ガレナパック
特徴 容量】30L(高さ71×幅31×奥行き20cm)
【背面寸法】53cm
【機能】調整可能なトップリッド/隠しポケット/デルタリッド/サイドストラップ/ピッケルストラップ(樹脂)/2ウェイワンドポケット/ヒップベルトポケット/パックカバー付き/チェストサポート
【容量】30L(高さ65×幅29×奥行き21cm)
【背面寸法】53cm
【機能】隠しポケット/デルタリッド/サイドストラップ/ピッケルストラップ(樹脂)/2ウェイワンドポケット/ヒップベルトポケット/パックカバー付き/チェストサポート
【容量】30L(高さ53×幅29×奥行き17cm)
【背面寸法】53cm
重量 1.31kg 1.18kg 760g
特徴 簡単な操作で2気室と1気室を切り替えることができるモデルです。軽量性と耐久性を両立した素材を使用し、多彩な機能を備えています。最適な重量バランスの設定と、通気性に優れた部材を使用することで、快適な背負い心地を実現しています。 フィールドでの機能性と快適性を兼ね備えた軽量モデルです。フロント下半分が大きく開くU字型ジッパーやパックカバーなど、多彩な機能を装備。最適な重量バランスの設定や、通気性に優れる部材が快適な背負い心地を実現しています。 低山ハイクから富士登山まで幅広く対応する汎用性の高いパックです。体へのタッチが柔らかく、通気性に優れるショルダーハーネスや、空気の通りやすい凹凸を持たせた背面パネルを採用することで不快な蒸れを解消します。パックカバー内蔵。

表を見ただけではよく違いがわかりませんよね。私もわかりませんでした(唯一、ガレナパックは安くて軽いというのが明らかな相違点)。

ネットで見てもわからないので実際にモンベルの店舗に出かけていって店員さんに相談した結果「キトラパック」に決まりました。

まず私の想定ユースケースでは「ガレナパック」はお勧めできないとのこと。ガレナパックは「低山ハイクから富士登山まで」と謳ってはいますが、実際のところ日帰りのハイキングなんかに一番向いていて、泊りの山行ではきびしいとのこと。

また30Lとはいえチャックで閉めるタイプなので収納性も他の2モデルと比較しても劣るということで最初に候補から消去しました。

キトラパックとチャチャパックの違い

残る「チャチャパック」と「キトラパック」ですが、「最大の違いはキトラパックは内部で2気室と1気室の切り替えができること」と「バッグの一部が取り外し可能でウエストポーチとして機能する」という2点です。

店員さんいわく2気室に分けることができるのはやっぱり便利らしく、特に泊り登山だと「宿泊グッズのスペース」と「その他のスペース」と分けることができたり、ザックの一番下のモノを取り出すのに上の荷物を取り出す必要がないなど良いことづくし。

またザックの一部をウエストポーチとして使えるので、例えば小屋泊の際に食事や喫煙の時に貴重品だけまとめて移動できるのもメリットだとのこと。

それを考慮に入れると「チャチャパック」を選ぶメリットはなく(1,000円安いくらいのメリットしかない)、店員さん個人的にも「キトラパック」が機能的に優れおすすめということでキトラパックに決めました。

キトラパック 使用レビュー

ではここからが実際にキトラパックを登山で使用したレビューを紹介しますが、とにかく細かいところに配慮がされていてかなり使い勝手がよく何の不満もない優良アイテムです。

初めて背負った時に感じたのは荷物の重さを感じさせない、体に負担のないザックだなという点です。それ以前に使っていたのが普通のリュックサックだったのであまりにもの違いにホント驚きました。なんでもっと早く買わなかったのかと。

その他大小さまざまなポケットを装備し収納力に優れています。自分の想定ユースケースだった日帰りから1泊2泊の泊まり登山など幅広い用途で使用できています。ここからは画像とともにその特徴や使い勝手を紹介していきます。

外見

まずは表面・背面の外見です。私が購入したのはサンセットオレンジカラー。鮮やかな色なので万が一の遭難時にも発見されやすいかと。

表面

バックパネルはフォームがブロック状に配置されていて、表面にはモノフィラメントのメッシュが使用されているので優れた通気性になっています。

また背中のカーブにあわせて調整できる超軽量フレームが内蔵されていて、体の動きに追従し常にフィットする背負い心地も快適な設計。背負ったときの安定感はかなりあります。

裏面

抜群の収納力

私が購入したのは容量30Lのタイプですが、実際はもっと詰め込めます。容量的には日帰り登山・冬山日帰り登山・1泊2日の宿泊登山程度なら余裕で間に合うでしょう。詰めようによっては35L~くらいイケるんじゃないかと思います。

サイドの調整ベルトを思いっきり広げるとかなり入りますよ。トップ部分もジッパーで占めるのではなくて、紐を引っ張って占めるタイプなのでパンパンになるまで荷物を入れても大丈夫です。

サイドの調整ベルト
トップの紐

2気室・1気室の切り替えができる

これまでにも触れましたが、キトラパックの一番の特徴といえばやっぱりこの2気室・1気室の切り替えが簡単にできるという点だと思います。1気室だと下にある道具を取り出したい時に上の物が邪魔になって取り出しにくかったりしますが、2気室で使用すればそんなこともありません。特に宿泊登山では本当に重宝すると思います。

ザックの内部・真ん中あたりににジッパーがあるんですけど、これを閉めることによってザック内部を上と下の2気室に荷物を分けることができます。荷物の整理が格段にしやすくなるので超便利です。使ってみるとこの便利さがすぐにお分かりいただけると思います。

また1気室で使っている場合でもザックの下部分にあるジッパーを開ければ下の方にあるモノに直接アクセスすることができます。これもまた便利!
2気室

こちらは1気室にした時のザック内の画像です。ちょっとわかりにくいですが高さは70cm位あるので結構荷物入ります。
1気室

トップリッドがウエストポーチになる

トップリッド部分は取り外し可能になっていてウエストポーチにもなります。サイズの割には収納力があるので貴重品・スマホ・デジカメ・タブレット等まとめて入れることもできます。ザックを置いてトイレに行きたいときや、宿泊登山の時はめちゃ役に立ちますよ。

ウエストポーチ01
ウエストポーチ02

ヒップベルトのポケット

腰の周りに装着するヒップベルトの左右に小さなポケットが2個付いています。行動食のアメやチョコレート・日焼け止め等を入れておけばわざわざ取り出すために立ち止まる必要もなくなります。このポケットもめちゃめちゃ便利です。

ヒップベルトのポケット

あとこのヒップベルト裏側のクッションもしっかりしているので腰への負担を軽減してくれるような気がします。少なくとも山を歩いていて腰辺りが痛むと言ったことは全くありません。腰を包み込むようにカーブされた形状で体に密着するので負荷が分散されるのでしょう。

ヒップベルトクッション

フロントポケット

本体との間にフロントポケットが付いています。ウィンドブレイカーやレインウェアなどとっさの時に素早く出したいアイテムの収納に最適です。私は予備の行動食やガイドブック・地図を入れることが多いですね。

フロントポケット

レインカバーが付いている

このキトラパックにはレインカバーが付属で付いてきます。ザックの底部分にポケットあってレインカバーが収納されています。レインカバーはザック本体にアタッチされているのでカバー使用時に強風で飛ばされるなんて事もありません。

レインカバー01

またショルダーハーネス部分にホックが付いていて固定できるようになっているので背面に雨が侵入しにくくなっています。モンベル気がききますね。

レインカバーホック

レインカバーをかぶせるとこんな感じです。
レインカバー

ストック収納もOK

登山ストック(トレッキングポール)の収納も問題なし。普通の長さのストックなら折りたたんだ状態でザックからちょっとはみ出す程度なので、電車やバスに乗るときも問題ありません。

トレッキングポール収納

まとめ

キトラパックは機能性・快適性・コスパともに優れていてとても満足できる作りになっていると感じました。日帰りや1泊2日の登山程度なら収納サイズ的には30Lで十分すぎるくらいなので、私のように登山初心者の方や初めて登山用ザックの購入を検討されている方におすすめです。

【購入レビュー】モンベルのストームクルーザーを使ってみた感想

2017.03.14

【レビュー】モンベルのジオラインは超暖かい!!普段使いにもおすすめ

2017.03.14