登山靴を長持ちさせるためのメンテナンス方法【ゴアテックス製対応】

登山ギア三種の神器のひとつと言われている登山靴。家を出てから帰り着くまで常に着用するものであり、一旦山道に入れば様々なコンディションの登山道を安全・快適にサポートしてくれます。しかしその登山靴も消耗品であり徐々に経年劣化し、いずれは部品交換や買い換える必要も出てきます。

少しでも登山靴が本来もつ機能を長持ちさせ、長く履き続けるためにはメンテナンスが大切になります。特にゴアテックスの登山靴はしっかり汚れを落とした後に撥水スプレー処理は必須でしょう。今回は下山後に行うべき登山靴のメンテナンス方法を紹介します。

汚れの除去

汚れの除去
下山後のメンテナンスとしてポイントとなるのは以下の3つです。

  1. 汚れの除去
  2. 乾燥
  3. 保管

1.汚れの除去

まずは汚れの除去からです。靴の内部・アッパー部分・靴底の3点を中心にしっかり汚れを落とします。

1-1.靴内部の汚れ

ソールを取り出して内部を乾燥させる
まずは中敷き(ソール)を取り出して靴内部をしっかり乾燥させます(カビやニオイ防止の為)。ゴアテックスの靴は通気性に優れているとは言え、日帰り登山でもその運動量からの発汗は少なくなく靴の中は結構蒸れています。

1-2.アッパー部分の汚れ

アッパー部分の汚れ
靴専用のブラシで汚れを落とします。頑固な汚れには水洗いで対応。あと面倒ですが靴紐も外して洗濯します(ネットに入れて洗うとからみを防げます)。またゴアテックスの靴の場合、メンテナンスのために撥水スプレーを吹きかけることもありますが、汚れが付着したままでは効果が発揮できないため汚れはしっかりと落としておきましょう。

1-3.靴底の汚れ

靴底の汚れ
靴底は水洗い・ブラシで土をきれいに落としましょう。小石が挟まっていることもあるでしょうからドライバーなんかで取り除いてください。

2.乾燥

乾燥直射日光を避けて風邪通しの良いところで2~3日かけて乾燥させます。水分の残留は樹脂の劣化を加速させるので注意が必要です。革靴タイプの登山靴は濡れた後に直射日光やヒーターなどで急激に乾燥させると皮のひび割れや硬化の原因になるのでNGです。

登山靴が持つ撥水処理機能を長持ちさせるためにも撥水スプレーを吹きかけておきましょう。撥水・防水スプレーは、汚れをしっかりと取り除き乾燥が終わった段階で吹きかけます。私はいつもモンベルの撥水スプレーを使用しています。登山靴だけでなく、レインウェア・テント・ザック・スキーウェアにも使える汎用性に優れたアイテムでおすすめです。

撥水スプレー
撥水スプレーを吹きかける

皮革製ブーツの場合は乾燥させた後に、まず保皮クリームを塗布します。それから撥水スプレーを施してさらに自然乾燥させます。またスプレータイプの保皮剤いりの撥水剤を使用すると保皮剤を塗る手間が省けるのでおすすめです。

3.保管

保管場所も長持ちさせるために重要なポイントのひとつです。保管は風通しがよく湿度が高くならないところでかつ直射日光を避けた場所を選びます。

まとめ

山歩き中の登山靴による思わぬトラブルをさけ、登山を安全・快適なものにするためにも登山靴のメンテナンスは必ず行うように心がけましょう。