TOEIC勉強法と最短で効率よくスコアを上げるための解答テクニック

(画像引用:TOEIC公式サイト)

TOEICはテクニックや解法パターンをある程度知っておくだけでスコアを簡単に上げることができることはよく知られています。

またテスト形式は毎回同じで一定のお決まりパターンのようなものが存在しています。それらをしっかり押さえておけば確実にスコアアップすることができます。

今回はTOEIC955点を一発で叩き出した私が、新形式対応TOEICテストでスコアを上げるために必要な全テクニックをパート別にまとめました。ここで紹介するポイントを知っているか・知らないかで少なくとも今より100点は上がるはずです。しかもその効果はスグに実感できるはず。

全7パートにおけるテクニックと解法パターンを公開したため、超長くなってしまいましたが是非最後まで御覧ください。

TOEICの問題構成を把握する

TOEIC解法テクニックを紹介する前に、TOEICの問題構成を確認しましょう。まずTOEICテストの全体を把握してからそれぞれのパート別攻略テクニックを見ていったほうがよく理解が深まります。

TOEICはリスニング(45分・100問)、リーディング(75分・100問)、合計2時間で200問に答えるマークシート方式のテスト。解答は全て問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されていて、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。

テスト結果は合格・不合格ではなく、リスニング5~495点、リーディング5~495点、トータル10~990点のスコアで5点刻みで表示されるようになっています。このスコアは正答数そのままの素点ではなく、スコアの同一化と呼ばれる統計処理によって算出された換算点です。

TOEICの採点は正解数に基づいて行われます。誤った解答は減点されないので、答えに迷った場合でもどれか1つにマークしましょう。

TOEICの問題は概ねどのパートも最初の方の問題が易しめであり、後半に連れて難しくなる傾向にあります。そのためどのパートも最初のほうにしっかり集中して正解を積み上げ、後半は手応えがなくても気にしないようにしましょう。

リスニングセクション

パート1 写真描写問題

出題形式 テスト用紙上の写真を描写する英文が(A)~(D)まで4種類流れます。その中で、最も適切なものを選びます
出題数 6問
解答時間 1問約5秒(問題間のポーズの長さ)
注意点 (A)~(D)の英文はテスト用紙上に書かれていないので聞き取って解答する

パート2 応答問題

出題形式 質問とそれに対応する応答が(A)~(C)まで3種類流れます。その中で最も最適なものを一つ選びます
出題数 25問
解答時間 1問約5秒(問題間のポーズの長さ)
注意点 (A)~(C)の応答はテスト用紙上に書かれていないので聞き取って解答する

パート3 会話問題

出題形式 2人又は3人の会話とその会話に関する3つの設問が流れます。テスト用紙上に、設問と選択肢(A)~(D)が書かれているので、最も適切なものをそれぞれ1つ選ぶ。図表を見て解答する問題もあり。
出題数 39問(会話が13セット)
解答時間 各設問につき約8秒~12秒(問題間のポーズの長さ)
注意点 1つの会話につき、3つの設問がある。各設問は読まれますが、選択肢(A)~(D)は読まれません。

パート4 説明文問題

出題形式 1人の人物によるトーク(説明文)と、そのトークに関する3つの設問が流れます。テスト用紙上に、設問と選択肢(A)~(D)が書かれているので、最も適切なものをそれぞれ1つ選びます。図表を見て解答する問題もあり。
出題数 30問(トークが10)
解答時間 各設問につき約8秒~12秒(問題間のポーズの長さ)
注意点 1つのトークにつき、3つの設問がある。各設問は読まれますが、選択肢(A)~(D)は読まれません。

リーディングセクション

パート5 短文穴埋め問題

出題形式 1ヶ所が空所になった英文を読み、そこに入れるのに最も適切な語句を(A)~(D)から1つ選びます。
出題数 30問
解答時間 1問5秒~30秒(平均20秒)。パート全体で約10分

パート6 長文穴埋め問題

出題形式 4ヶ所が空所になった英文を読み、各空所入れるのに最も適切な語句を(A)~(D)から1つずつ選びます
出題数 16問。4つの文書に設問が4つずつあります
解答時間 1文書2分30秒以内。パート全体で約10分。

パート7 読解問題

出題形式 1つまたは複数の長文と、それに対する設問が2~5問あります。最も適切な解答を(A)~(D)からそれぞれ1つ選びます
出題数 54問
解答時間 各設問につき1分。パート全体で約54分。

それではここから各パート別に攻略テクニックを紹介していきます。普段から以下のことを意識しながらTOEIC対策勉強をしていけば本番対策はバッチリです。

またもし手元に模試問題やサンプル問題集があれば当記事の内容と問題集を合わせて読み進めてみてください。記事内のテクニックが面白いほど通用することが実感できると思います。

パート1:写真描画問題攻略テクニック

動作・状態の基本表現を身につけよう

パート1は最も攻略しやすいパートでもあります。以下のポイントをしっかり押さえて確実に正解できるようにしましょう。ここでは人物の動作・状態・モノの状態・位置の基本表現のほか、現在完了形や受動態の現在進行系などの文法を理解しておく必要があります。以下の4つのタイプの問題が出題されます。

  1. 1人の人物の動作・状態
  2. 2人の人物の動作・状態
  3. 3人以上の人物の動作・状態
  4. モノの状態・位置

音声を聞く前に以下の4点をチェックする

1.まず写真をチェック

音声を聞く前に写真をざっと見て写っているものを確認しておきましょう。音声を聞きながら「写っていないもの」や「していない動作」が描写された場合、スグに消去できます。

2.動作に注目

人物が写っている場合は、中心となる描写の内容は「その人物が何をしているか」です。基本的に「動詞」(何をしているか)に注目してください。人物が1人の場合は、ほぼ「動作」が述べられます。持っているモノにも注目しましょう。2人の場合は「共通の動作」に注目です。3人以上の場合は細かい違いではなく、大まかな状況を確認しておきましょう。

3.状態に注目

モノが写っている場合は中心となる描写の内容は「どのような状態にあるか」や「他のモノとの位置関係」です。なので状態や位置関係に注目して聞いてください。状態については頻出表現があるので学習を通してしっかりと身につけておきましょう。

パート2:応答問題攻略テクニック

最初の1語、決まり文句で判断する

パート2は質問が短い上に選択肢が3つしかない(他のパートは全て4つ)ので、対策がしやすいです。ただ、短い分、文脈が殆ど無いので質問のポイントの正確な聞き取りがカギとなります。このパートでは以下の内容に注意を払うことで確実に正解を導き出せるようになるはずです。

1.キーワードを避ける

質問の意味が分からない時は、聞こえた単語が含まれている応答を選んでしまいがち。実はこれ、単語しか聞き取れない初心者に向けた誤答を誘う問題です。明らかに正解だという場合以外、質問で出てきた単語又は似た発音が応答で繰り返されている時はその選択肢は選ばないほうが良いです

2.WH疑問文(最初の1語を確実に聞き取る)

WH疑問文とはWhat/Where/When/Why/Who/Which/Howで始まる疑問文。パート2の約1/3の8問程度がWH疑問文です。これらは疑問詞を聞き取れなければ答えられないため、最初の1語を絶対に聞き逃さないこと。例えば、Whenであれば「時」を、Whereであれば「場所」を答えているものが正解です。その1語だけ聞き取れれば答えられる問題も3、4問は出題されます。

3.提案・依頼とその応答表現(決まり文句から判断する)

提案表現にはWhy don’t you/we~?、How about~?、What do you say to~?などがあります。依頼表現には、Could you~?やWould you mind~?などが頻出します。これらの表現を覚えておけば提案又は依頼であることがわかり、正しい応答を特定しやすくなります。

提案に対する応答の決まり文句としてSounds good. や I’d love to. があり、依頼に関する決まり文句として、Sure、I’d be happy to. I’ll do it right way.などがあります。これらをセットで覚えておけば、典型的な問題の場合、確実に正解できるようになります。

4.OR選択疑問文(以下の応答は必ず正解)

例えば、Which would you like better, this one or that one?といったOR選択疑問文の場合、次のような応答が出てきたら正解。以下の3つのパターンは絶対に覚えておきましょう。

  1. both(両方とも) 例:I’d rather have both(できれば両方お願いします)
  2. either(どちらでも) 例:Either will be fine(どちらでも結構です)
  3. neither(どちらでも=ない) 例:Neither, thanks(どちらもいりません、せっかくですが)

パート3:会話問題攻略テクニック

設問を先に読み、何が問われているか確認する

パート3では設問を先に読み(=設問先読み)、何が問われているかを確認しましょう。問題タイプを把握し、どのような情報をどのように聞けばよいかを判断することが大切です。

  1. パート冒頭で指示が流れてくる間に、できるだけ多くの問題に目を通しておく(図表がある場合はそれも)
  2. 会話が終わったら素早く問題に解答し、ナレーターが3つの問題を読み上げる時間に、次の会話に問題に目を通すようにする

1.背景情報を狙う

「会話のトピックや場所」「話し手の職業」を問う問題では、細かく聞き取る力ではなく大まかに理解する力が試されます。会話の冒頭を聞き取ってしっかり正解したいところです。

2.When/Where/Who/What/Howはピンポイント攻略

背景情報問題を除く疑問詞で始まる問題は、その内容をピンポイントで聞きとることが大切です。ヒントは1ヶ所にしかないことが多いですが、問題を先読みしておけば待ち伏せして聞けるようになります

3.ask/suggest/offer, etc は話者の発言をチェック

ask(依頼する)やsuggest(提案する),offer(申しでる)などを含む設問では、主語の人物が依頼や提案をする。その人物の発言をヒントに内容を聞き取りましょう。

4.do next は後半を聞け

設問分にdo next がある場合、基本的に主語の人物が後半の発言でヒントを述べます。途中で会話がわからなくなっても、do next の問題がある場合はあきらめずに聞き続けましょう

5.図形問題は間接的な情報を関連付ける

図表問題では、会話の内容と図表の内容を関連付けなくては解けないため、選択肢に入っている語句が聞こえてきても基本的に正解ではないです。設問を正確に読み取ったうえで、会話の内容を聞き取ることに集中しましょう。

パート4:説明文問題攻略テクニック

「目的や概要→詳細→追加情報やまとめ」が基本的な流れ

パート4では録音メッセージやアナウンス、スピーチ広告など、さまざまな題材が出題されますが、話の流れは基本的に似ています。まず、目的や概要が伝えられた後で、詳細へと進みます。

そして最後に追加情報やまとめの情報が述べられることになります。この流れの中で、特に解きやすいのは以下の設問です。パート3と同じ要領で設問を先に読みましょう。

1.目的は何か(What is the purpose of [the message / the talk, etc.]?)

目的については基本的に、冒頭で述べらるため、出だしに答えがあることがほとんでです。ただし、選択肢は内容が要約されていることが多いため注意が必要。

2.ピンポイント攻略

パート3と同様に、内容をピンポイントで聞き取ることが求められることが多いです。基本的に3問セットのうち2問目と3問目はこのタイプになっていることが多いです。設問を先読みしてヒントを待ち伏せしましょう。

3.図表問題は間接的な情報を関連付ける

パート3と同様にリスニングの内容と図表の内容を関連付けないと解けません。とはいえ、聞こえた語句で判断せずにしっかりと内容を聞き取れれば難しくありません。

パート5:短文穴埋問題攻略テクニック

選択肢を先に見て問題タイプを特定する

パート5では選択肢を先に見て問題タイプを特定することができます。選択肢を確認した上で、どのような問題なのかを理解しそれに適した解法を用いて解答しましょう。以下に選択肢の例と問題タイプの特定法、解法を示します。

1.品詞問題

パート5の文法問題でも最も多く出題されます。ポイントは前後関係。どの語がどの語を説明するのかがわかれば品詞が特定できます。特に苦手とする学習者が多い形容詞と副詞の区別をしっかりと身につけることが大切です。

選択肢例 (A)success (B)succeed (C) successful (D)successfully
特定法 語尾だけが異なる場合、品詞問題である
解法 空所の前後関係から判断する

2.代名詞問題

代名詞門には2種類あります。1つはhe(主語になる)、his(後ろに名詞をとる)、him(目的語になる)などのように、働き(格)が異なる選択肢が並ぶ問題です。こうした「文法型」の問題は文意を把握しなくても解けるので確実に正解したいところです。

選択肢例 (A)he (B)his (C) him (D)himself
特定法 同じ代名詞(この例ではhe)の異なる格が並んでいる
解法 品詞問題同様、空所の前後のつながりで判断する

もう1つは、同じ働き(格)を持つ選択肢で構成され、正解を導くには何を指しているかを読み取らなくてはならない「読解型」の問題です。こちらは難易度が高くなります。

選択肢例 (A)her (B)its (C) his (D)their
特定法 同じ働き(格)を持つ異なる代名詞が並んでいる
解法 文章を読みどの名詞を指しているのかを理解する

3.動詞問題

動詞は時制、態、動名詞・不定詞に注意しましょう。時制は「時」を表すキーワードを見つければ特定することができます。態は、主語と空所に入る動詞の関係だけをチェックすると良いです。動名詞・不定詞は空所に入る動詞の使い方を知っておくことが大切です。

選択肢例 (A)enclosing (B)to enclose (C)has enclosed (D)is enclosed
特定法 同じ動詞(enclose)の違う形が並んでいる
解法 時制や主語との関係、直前の動詞との関係などを照合する

4.接続詞・前置詞問題

文をつなぐ役割を持つ接続詞や前置詞を問う問題は、まず「型」を判断します。空所の後ろが文(主語と動詞がある)か、名詞の固まりかを見分けましょう。

選択肢例 (A)hDespite (B)Although (C)Even (D)However
特定法 Althoug, Because, Despite, Due toなど、文をつなぐものが並んでいる
解法 空所の後ろが文なのか、あるいは名詞の固まりなのかを確認する

5.比較問題

キーワードを見つけよう。比較級の場合は than が、最上級の場合は、空所前の the や of all~ などがヒントなることが多いです。

選択肢例 (A)the most efficient (B)more efficiently (C) efficiently (D)efficient
特定法 more + 形容詞/副詞、 the + most + 形容詞/副詞、形容詞 + er、 the + 形容詞 +estなどが含まれている
解法 比較級のキーワード(than)や最上級のキーワード(the, ever, of allなど)から判断する

6.語彙問題

空欄前後の意味のつながりや文脈から判断して解答する

選択肢例 (A)confidential (B)significant (C) various (D)promotional
特定法 品詞が同じで意味が異なる単語が並んでいる
解法 選択肢に並ぶ品詞と密接なつながりのある品詞との意味のつながり(形容詞と名詞、副詞と動詞など)や、文脈を読み取ることで適切な語句を選ぶ

パート6:長文穴埋め問題

パート5と同様の解法で正解できる問題を着実に

パート6は読むスキルと文法・語彙の知識の両方が求められるため、多くの受験者が苦手とするパートです。基本的に本文をほぼ全部読むことになりますが、問題のうち1/3程度はパート5と同様の解法で正解することができます。特に以下の問題には、真っ先に取り組むことをおすすめします。

1.品詞・動名詞問題(パート5と同様の問題)

パート5で学習したものとまったく同じであるため、空所の前後だけを見て解きます。

2.関係代名詞問題(パート5と同様の問題)

選択肢例:(A)who (B)which (C)where (D)what
空所前の名詞を確認する。人であればwhoまたはwhoseが、ものであればwhichまたはwhoseが正解となることが多いです。

3.時制問題(パート6特有の問題)

選択肢例:(A)have (B)will have (C)had (D)have to
複数の文を読む必要があり。前後の文の時制を読み取り、空所に入る動詞の行動・動作が行われるのがいつかを特定しましょう。

4.文挿入問題は前後関係を読み取る

文を挿入する問題は、前や後ろの文とのつながりがポイントとなります。自然な展開になるものを探してください。なお、深追いすると時間が無駄になる事もあるので、スグに答えがわからなかったら適当にマークして、次のパート7に進むのも手です。

パート7:読解問題攻略テクニック

1.「目的や概要→詳細情報」という流れが基本

ビジネス文書は冒頭で目的や概要が書かれ、徐々に詳細情報へと展開していきます。どんなに長い文書でも構造は決まっているので頭に入れておきましょう。ここでは問題タイプ別の解法を紹介します。

1-1.目的が問われる問題(基本情報タイプ)

問題例:What is the purpose of the email/announcement/information?(Eメール/アナウンス/情報の目的はなんですか)
基本的にどの文章でも冒頭に目的が述べられ、その後、詳細情報へと入っていきます。たいてい第一段落のはじめの方に目的が書かれていると考えて良いです。

1-2.特定の情報が問われる問題(詳細情報タイプ)

問題例:What is available for free(無料で手には伊野波なんですか)
How can River Canyon Laboratories be reached(どうすればリバー・キャニオン研究所に連絡をとれますか)
5W1Hのいずれかで始まる疑問詞の問題は、疑問詞と設問のキーフレーズを特定し、本文からそれらを関連した描写を探し出すことが求められます。基本情報タイプとは異なり、文脈が理解できなくてもピンポイントで正解することができます。

1-2.NOT問題は消去法で解く

設問にNOTが書かれている場合は、「書かれていない情報」が問われているため、書かれているものを消去して、残ったものを選びましょう。

1-3.言い換えに注意する

パート7では問題文に書かれている表現と正解の選択肢に書かれている表現が異なってることが多いです。そのため本文で設問の答えを見つけられなくても選択肢で間違ったものを選んでしうというミスをしがちです。

2.設問を先に読み、情報を探しながら本文を読む

2-1.設問を先に読み、情報を探す

まずは文書のタイプ(Eメール・広告など)をQuestions ● – ● refer to the following ■ ■。 の■ ■で確認した上で、1問目の設問を読んで下さい。設問の答えを探しながら本文を読むことで、効率的に解答することができます。また文書の構造は、冒頭で目的・概要が提示され、徐々に詳細情報へと入る事も頭に入れておきましょう。

2-2.詳細情報を問うものはピンポイントで見つけよう

設問が具体的な内容である場合は「読解力」よりも「情報検索力(見つける力)」が問われています。設問で求められている情報に関連する箇所を本文から探し出した上で、選択肢を選ぶようにしましょう。本文の表現が正解の選択肢では言い換えられていることが多いことにも注意してください。

2-3.文の位置選択問題は論理的な展開を読み取ろう

文の位置選択問題は挿入する文と適切に内容がつながる場所の特定が問われています。挿入する文の内容を読み取った上で、[1]~[4]の前後を読み、書かれている内容に共通点があり、論理的につながる位置を特定します。

3.複数の文書が並ぶ問題には、1つの文書だけで答えが分かる設問と、複数の文書の情報を関連付けて解く設問がある

3-1.ダブルパッセージは短めのシングルパッセージが2つ

2つの関連する文書が並ぶダブルパッセージに対して取り組みにくさを感じている受験者の方も多いかと思いますが、シングルパッセージが2つ並んでいるだけだととらえれば読みやすくなります。しかも2つは関連しているので1つめがわかると2つめも読みやすくなります。

5問中3~4問は片方の文書を読んで答える問題のため、読み方や解き方はシングルパッセージとおなじです。

3-2.両文書参照型問題の特徴

ダブルパッセージ特有の問題として各セットに1~2問入っているのが「両文書参照型問題」。これは片方の文書だけでは判断できず、2つの文章に散らばる情報を関連付けて解く問題です。設問を読んだだけでは判断できませんが、5問の中の後半に多く出題される傾向があります。

なお、3つの関連する文書が並ぶトリプルパッセージはダブルパッセージの応用。ただし、2つまたは3つの文書の情報を関連させる必要がある問題も多く、関連付けて読む力がダブルパッセージ以上に求められます。問題を解くだけでなく、内容を関連付けて読む練習をすることが大切でしょう。

4.What is indicated ~?などの設問への解答には高い読解力が必要。時間をかけすぎないように

4-1.抽象的な問題に時間をかけすぎない

具体的な内容に関する設問と対象的なのが、抽象的な問題です。これはWhat is indicated/suggested/mentioned/stated/implicated in the mail?のように、「何が書かれていますか?」という、ヒントがどこにあるか推測できないタイプの問題。

このタイプの問題は54問中8~15問程度出題され、本文を正確に読み取った上で、選択肢で大きく言い換えられていることが多いのが特徴。高い読解力がもとめられるため、わからなかったら適当にマークして次の問題に取り組みましょう。

4-2.同意語問題は文脈から判断する

54問中3~5問程度出題される同義語問題。これは本文で使われている意味と最も近いものを選ぶ問題です。なので選択肢だけでは判断せずに、本文の該当単語を含む文を読むことが求められます。

選択肢の単語を入れてみて、文の意味が通じるものが正解となるので、よくわからなかったら4つの選択肢を入れて、最も意味が通じるものを選ぶようにしましょう。

まとめ

以上紹介してきた攻略テクニックを日頃の勉強でも意識しながらしっかり身につけてください。なんせテクニックが多すぎて一度読んだだけではとても消化できる内容ではないと思いますので何度も繰り返し読んでモノにしてください。