【レビュー】アルク「TOEIC完全攻略シリーズ800点コース」やってみた

アルクから発売されているTOEIC対策教材「TOEIC完全攻略シリーズ800点コース」を実際にやってみました。TOEIC完全攻略シリーズ800点コースは新形式のTOEICテストに完全対応。アルクの講師陣が集まって過去のノウハウを駆使して開発。この講座だけでTOEIC800点を効率よく5カ月で獲得できるようにかつ実践的に使える英語を身につけることができるように設計されていてます。

今回はTOEIC完全攻略シリーズ800点コースを使ってみたレビューとその教材内容を紹介します。TOEIC完全攻略シリーズ800点コースの口コミや評判・感想をお探しの方、またその効果が実際どうなのか気になっている方の参考になるかと思います。

プログラムの詳細説明から教材構成・実際のテキスト内容までがっつりレビューしているので、かなり長くなってしまいましたが是非最後まで御覧ください。ちなみにこのコースの受講推奨レベルはTOEIC700点程度となっています。

【レビュー】アルク「TOEIC完全攻略シリーズ700点コース」やってみた

2017.01.17

5ヶ月あればTOEIC800点は取れる

TOEIC800点を取るのはかなりむずかしいと思われるかもしれませんが、現在のTOEICスコアが700点程度あれば800点を取るのはそう難しくありません。正しい勉強法を行えばどれだけ学習時間を確保できるかにもよりますが最短3ヶ月~5ヶ月で取れるレベルです。

ちなみにTOEIC公式サイトによると800点のレベルは

  1. 英語で書かれたインターネットのページから、必要な情報・資料を探し収集できる
  2. 職場で発生した問題点について議論をしている同僚の話が理解できる

程度としています(参考TOEIC公式サイト スコアの目安)。ただし、効率的に短期間でTOEIC800点取ることを目指すならそのための戦略が必要になります。

「TOEIC完全攻略シリーズ800点コース」は5ヶ月でTOEIC800点を取得することを目標に開発されていて、「とりあえずこの教材だけ5ヶ月間しっかりやれば大丈夫」という内容になっています。

  • 5ヶ月以内に何としてもTOEIC800点とりたい
  • どうしても仕事上スコアをアップしないといけない
  • 海外就職・転勤を実現したい

といった方へはTOEIC完全攻略シリーズ800点コースはかなりオススメな英語教材になっています。この講座では最初の3ヶ月で800点突破のための基礎力を養成し、続く2ヶ月でリスニングとリーディングの対応力を強化します。もちろん単にTOEICのスコアが上がるだけでなく、実際の仕事でも十分使える実務英語学習にも役立ちます。ちなみに当講座を監修されている講師はテッド寺倉さんといい、TOEICテストで990点を30回以上取得されているTOEICの達人だそうです。

TOEIC完全攻略シリーズ800点コースの教材

それではここから実際に教材の内容を紹介していきます。まず講座に含まれている教材を見ていきましょう。ちなみにこのコースには教材音声がCDになっているバージョンとMP3でダウンロードするバージョンの2つがあります(MP3版のほうが安く購入できます)。CD版を購入するとCDも一緒に送られてきますが、MP3版の場合ウェブからダウンロードする必要があります。

  1. コースガイド(1冊)
  2. テキストブック(5冊)
  3. テストブック(1冊)
  4. ワードブック&リーダーズ(1冊)
  5. マンスリーテスト4(1冊)
  6. Final Test(1冊)
  7. CD(15枚 0r mp3ダウンロード)

1.コースガイド

コースガイド
コースガイドには5ヶ月間を通してのカリキュラムが詳細に記されているので、よく読んでまずしっかり内容を確認します。カリキュラム通りに学習を進めれば1日の学習時間は50分~60分。ちょうど150日で全ての内容が消化できるような構成になっています。

こういった英語教材の一番いい所はその日1日のやるべきことがはっきりしている点です。コースガイドに従って毎日ひたすらテキストをこなせば必ず力が着くようにちゃんとなっていますから勉強方法に悩むこともありません

独学で勉強しようと思ったら何をやったら良いのかわからずいろいろと手を出すことになって時間を無駄にすることがありますからね。

2.テキストブック

テキストブック
テキストは5冊、講座の中心となる教材です。5冊ともだいたい120~140ページくらいの厚さです。ちなみに当講座シリーズの600点版はテキスト数3冊、700点版はテキスト数4冊となっています。やはり800点を取るにはそれなりの学習ボリュームになるということですね。

3.テストブック

テストブック
週ごと、月ごとの学習成果を測るためのTOEIC形式の問題やテストがまとめて掲載されています。毎週末にはWeekend TOEICというテストを、1ヶ月の学習を終えたらMontly Testと言うものを受けます。

4.ワードブック&リーダーズ

ワードブック リーダーズ
テキストブック1~3の「Warm-Up」の単語をチャンツに仕立てたものです。長文リーディング・リスニングに最適な英文が32本入っています。各月のサブテキストとして利用します。テキストは持ち運び可能なコンパクトサイズなので常に持ち歩いていれば復習にも役立ちます。

5.マンスリーテスト4

マンスリーテスト
4ヶ月の学習を終えてからうける、実際のTOEICテストと同形式・問題数のテストです。提出後に990点満点中の予想スコアが出てきます。

6.Final Test

Final Test
本講座受講後の英語力を測るテストです。これも実際のTOEICテストと同形式で行われ、予想スコアが出てきます。

TOEIC完全攻略シリーズ800点コース5ヶ月の流れ

申し込みから講座を終えるまでは5ヶ月となっています。流れは以下のような感じです。

  1. 申し込み(教材到着)
  2. 学習プランの作成
  3. 毎月の学習
  4. Final Testの提出
  5. 受講終了

1.申し込み(教材到着)

申し込み後、自宅に「クラブアルク会員証」「確認証」「教材一式」が届きます。平日17時までに申しこむと翌営業日に発送されるので、居住地によっては最短2日程度で自宅に届きます。

2.学習プランの作成

コースガイドに学習の進め方が書いてあるのでよく読んで理解したら学習プランを立てましょう。TOEIC完全攻略シリーズ800点コース自体は5ヶ月のプログラムとなっていて、期日通り終わらせようとするなら最低でも1日50分〜60分の学習で進めなければなりません(←とテキストには書いてあるますが、できればもっと勉強時間を確保したいところです。やればやるほど英語はのびますから)。週末などのまとまった時間はひたすら復習に当てることをおすすめします。

詳しい学習の進め方はコーズガイドに書いてあるのでその通りに進めていけば問題ありません。

↓コースガイドの内容はこんな感じです(一部を抜粋)。
コースガイド

3.毎月の学習

1ヶ月かけて1冊のテキスト学習が終わったらMonthly Testを提出します。Monthly Testは計4回受けることになります。

4.Final Testの提出

5ヶ月の学習を終えたら最後にFinal Test。学習の成果を測るテストになっています。必ずテキスト5冊の学習終了後に取り組みます。

5.受講終了

採点受付締切日までに全てのテストを提出すると終了証がもらえます。

実際のテキスト内容

ではここから実際にテキストを見ながらどのような教材内容になっているのか紹介していきたいと思いますが、その前に各月でどのようなトレーニングをやるのか、そしてそこで得ることができる力を表にまとめました。

やること 得る力
1~3ヶ月
  • TOEICのパート1や2を解く際に必要な表現を知る
  • TOEICパート5や6に登場するタイプの問題や、短文のリーディング問題、リスニング問題にとりかかる
  • リーディングおよびリスニングのタスクを行う
  • 問いかけに対する応答例、様々な描写表現力を身につける
  • 適切な英語で即座に反応できる文法力・語彙力を養う
  • パート3、4、7に対応できる「速解力」を身につける
  • 4ヶ月
  • 「リーディング&リスニングスペシャル」と題し、第1週・第3週はリーディング、第2週・第4週はリスニングにとりかかる
  • スピードを意識しながら短いストーリーを読み、かかった時間、内容理解度を測定する
  • 長文の流れを追いながら内容を把握するため内容の正誤を判別しながら聞くタスクを行う
  • パート3、4、7に対応する「超速解力」を形成(先の内容を予測しながら時間をかけずに英文を理解する)
  • パート7で時間内に全ての英文を読み終える力
  • 長文リーディング、リスニングを解く為の「テクニック」
  • 5ヶ月
  • やさしい問題から難しい問題へ、3段階の練習でさまざまなメディアの英語を理解するタスクにとりかかる
  • TOEICテストのパート3、4、7の特徴を整理とほぼ実際のTOECテストの形式通りの問題にとりかかる
  • 「超速解力」の総仕上げ&弱点の克服法や、さらなる練習法
  • TOEICテストで効率よく得点するための各パートへの対処法を身につける
  • 前半の3ヶ月ではテキストブック1~3を使用します。1日の学習はWarm-Up、Stage1~3、Check!の各コーナーで構成されています。まずはこれらのメインページで学習した後、各日の最後にある「解答例・解説・訳」のページで解答・解説・訳等を確認し、さらに余裕があればこのページにある10分間のミニタスクの好きなもので復習や追加学習をさせることをお勧めします。音声はすべて実際のTOEICテストと同様に、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの4カ国の英語で収録されています。

    サンプルとして1日目の内容を以下にアップします。出題形式も実施のTOEICテストにあるような形になっているものが多いので本番対策にもなりそうです。
    テキスト1
    テキスト2
    テキスト3

    答え合わせ

    解答と解説はかなり詳細にされていて学習のポイントが盛り沢山なので必ず全て目を通しましょう。
    テキスト4
    テキスト5
    以上、1日に消化すべき問題はこれだけです。普通に取り組めばおそらく60分もあれば十分終わる内容だと思います。とは言ってもこれだけで終わりにしないでください。ユニットで学習した内容は完全に理解してしっかりと吸収しなければなりません。さすがにTOEIC800点を目指すとなると覚えることもかなり多くなります。

    そのためには何度も復習する必要もありますし、しばらくすると学習内容を忘れることもあるでしょうから、一定期間を置いてもう一度テキストに目を通すといったことも必要です。大切なのは繰り返し学習で内容を定着させること。それを続ければ英語を英語のまま理解することができるようになります。

    週末はミニテスト

    週末に受ける「Weekend TOEIC」ではその週の学習内容の定着度をTOEIC形式のミニテスト(16問)で確認します。また毎週このミニテストを解くことで実際のテストの形式にも慣れます。本番のテストに準じてリスニングセクションのポーズやリーディングセクションの制限時間が設定されているので時間内に正解を導く力が身についているかもチェックすることができます。

    ミニテスト1
    ミニテスト2

    詳細な解説・訳もあり充実しています。間違えた所はもちろん、自身を持って解答できなかったところもしっかり復習し、知識を補強するのも重要です。
    ミニテスト3
    ミニテスト4

    付属のワードブックでスキマ時間を有効活用する

    ワードブック リーダーズ
    毎日のテキストで取り上げられた単語をまとめた語彙集と長文リーディング・リスニングの練習にピッタリの英文を集めたテキスト「ワードブック&リーダーズ」。4ヶ月~5ヶ月目のサブテキストとして通勤・都賀区のスキマ時間などに活用します。赤シート対応で音声もついています。

    ワードブック
    ワードブック2

    TOEIC800点取得には勉強時間がどのくらい必要か?

    以上紹介した通り毎日1時間程度テキストにとりかかり、その他のスキマ時間を利用して復習をひたすらやる。といった感じでできれば1日2時間は学習時間を確保したいところです。週で合計14時間、5ヶ月だと単純計算で300時間の計算になります。これだけみっちり勉強すればTOEIC800点取れるのも当たり前だよねというくらいのレベルにはなります。

    よく教材を購入した時点で半分満足してしまって、それだけで合格したような錯覚に陥る人がいますが、教材はあくまでも「効率的に最短時間で目標点に到着するための道案内」までしかしてくれません。結局は本人の努力が必要になってきます。一度テキストをやっただけではさすがに無理。英語上達の秘訣は繰り返しによる記憶の定着です。何度もテキストを読んで・声に出して・CDで聴いて確実にものにしてください。

    Monthly Testを受ける

    月に1回、受講中計4回のMonthy Testというものがあります。これはテキストブックで学んだ事が身についているかどうかを確認するテストです。テキストが終わるごとに必ず受験します。問題はテキストの巻末に、音声はCD(or ダウンロードしたMP3の音源)に入っています。

    それぞれのテストごとに提出締め切りはありませんが、標準学習時間の5ヶ月内に学習を終えるためにはやはり1ヶ月毎に受験して提出するのをおすすめします。それから私のおすすめのテスト受講方法は復習用にテキストをコピーしてしておいて何度もテストを受ける方法です。いきなりテキストに解答を書き込んでしまうと、2回・3回と問題を解くことができません。コピーしておけばそのような問題はないのでおすすめですよ。問題も何度も繰り返して解くことで本番のTOEIC試験対策にもなりますから。

    ちなみにテストの解答はアルクのWEB採点サービス「テストコ」を通してオンラインで提出する形になっています(郵送でも可能ですがwebの方が簡単で早いです)。
     

    テストコ

    ログインして(IDとパスワードはアルクから割り当てられます)、解答を入力すると採点が始まり、解答の正誤・正答数の確認と「解答と解説」がダウンロードできるようになります。また評価や学習のアドバイスが記載された「テスト結果シート」もダウンロードできるようになるので、自分の弱点を確かめることができたり今後の学習の役にもたちます。

    Final Testを受ける

    Final Test
    最後に講座受講後の実力をチェックするFinal Testを受けます。実際のTOEICテストと同じ形式で、受験後に990点満点中の予想スコアを知ることができます。これもMonthly Testと同様にオンラインで解答を提出します。また教材到着時に同封されている「確認書」に採点受付締切日が記載されているので必ずその日までに提出する必要があります。

    まとめ

    TOEIC完全攻略シリーズ800点コースを実際に使ってみましたが、本当にTOEIC800点獲得にフォーカスを絞った教材になっているのでおすすめできる教材です。世の中にはいろんな教材があり下手に色々手を出してしまって結局ほとんど身につかなかったというのがよくあるパターンですが、このような教材に絞ってひたすら5ヶ月勉強したほうがよっぽど英語力が身につきます。

    TOEIC800点レベルの実力が身につくのはもちろん、実際に使える英語力が身につくという点でもおすすめできる教材です。

    【レビュー】アルク「TOEIC完全攻略シリーズ700点コース」やってみた

    2017.01.17