TOEICパート3で高得点を得るための勉強法と12つの攻略ポイント

(画像引用:TOEIC公式サイト)

TOEICテストのパート3は会話を聞いて3つの問題に答える形式です。会話の概要が問われる場合、会話の一部に関する詳細が問われるなど、最初に問題のタイプを見極めてから会話を聞いてみると良いでしょう。また前後の文脈を捉える力が求められるため、ほかの問題より難易度が高くなります。

図表問題では会話の聞き取りに加えて図表も見なくてはなりません。混乱しないかと不安になるかもしれませんが対策ポイントはあります。今回紹介する対策ポイントをしっかり押さえておけばパート3攻略は大丈夫です。

1.重要なのは先読みとリテンション

パート3はリスニングセクションですが、実は読む力(速読力)も必要です。冒頭のディレクションに流れている間(30秒)に、最初の会話(32〜34)に目を通し、聞くべきポイントをしっかりと押さえた上でリスニングに入りましょう。時間に余裕があれば選択肢にも目を通しておきましょう。

会話が終わると問題32の問題文が読まれますが、先読みしてあるのでそれは聞かずに32~34の答えをマークし、問題33の読み上げが始まる頃には、次の問題(35〜37)の先読みをはじめましょう。先読み→リスニング→マーク→先読み、のリズムを崩さないことが重要です。

そしてもう一つ、情報を保持すること(リテンション)を意識的に練習してください。内容を理解できても、忘れてしまうと解答できません。

2.全体の内容を問う問題では全体をイメージ

パート3の問題にはいくつかのタイプがあります。1つは全体の内容を問う問題で、トピック(what)や理由(why)、場所(where)、職業(who)が問われます。見たらスグに意味が理解できるように、頻出パターンを覚えておけば、その問題を読む時間を他の問題の先読みに使うことができます。

このタイプの問題は、会話の中に複数のヒントが存在します。会話の内容を全部理解する必要はないので、幾つかのキーワードから、「誰が」「どこで」「何について」話しているかをイメージすることを心がけましょう。

3.詳細を問う問題のヒントは1回きり

詳細を問う問題は、トラブルの内容、次の行動、理由や日時など、ピンポイントの情報を聞き取って解答します。ヒントは会話の中に1度しか出てきません。まずは、問題の先読みをしっかりと行い、何が問われているのか理解した上で聞きましょう。

もう一つ重要なのが、言い換え表現に慣れることです。会話の中の表現がそのまま問題の選択肢で使われるとは限りません。例えば、会話に a 10 percent discount(10パーセント引き)と出てきても、問題では reduce a price(値段を割り引く)と表現されていたりします。復習の際はこれらの言い換えをセットで覚えていくと良いでしょう。

詳細を問う問題の場合、ヒントを聴き逃したと思ったら、潔く諦めることも重要。「聞き取れなかった」と思えば誰でも多少動揺します。しかし落ち着いて聞くことができなければ、理解できるはずの問題も解けなくなってしまいます。スグに気持ちを切り替えて、次の問題の先読みに進むことを練習のときから意識してください。

4.登場人物が3人でも慌てない

3人の会話は、冒頭のナレーションで conversation with three speakers(3人の会話)と予告されるので心構えをしてください。設問のmen や women でも判断することができます。女性が2人、男性が2人のどちらの場合も、同性の2人の声を厳密に判別する必要はありません。3人の会話だからと慌てずに落ち着いて基本の解き方で対処しましょう。

5.意図問題とは?

話し手のある発言が、会話の中でどんな意味や意図を持つのかを文脈から判断し、解答するのが意図問題です。Why does ~ say “—” ? (~はなぜ「—」と言っているのか)と、What does ~ mean when he/she says “—“? (~が「—」という際、何を意図しているか)というパターンがあります。問われる発言は単独で見ると複数の意味があるような表現で、前後の内容がわからないと正解の判断がつきません。

従って、会話の文脈をしっかり理解することが重要です。ただ、その発言が会話のどこに出てくるかはわからないため、できるだけ会話のストーリーを記憶する必要があります。ここでもリテンションの能力が求められます。

ただし意図問題は高得点者でも戸惑うことのある難易度の高い問題です。執着しすぎる必要はありません。少しずつ表現をストックしていくつもりで取り組んでいきましょう。

6.気持ちを想像しないとわらかない

例えば、意図を問われる発言が I can’t believe it! だとします。状況によってこの意味は大きく変わります。基本は「信じられない!」という意味ですが、皆さんの場合、TOEICテストのスコアが上がったときなら「嬉しい気持ち」を表し、逆に下がったときなら「がっかりした気持ち」を表すでしょう。

発言する時、話し手がどんな気持ちなのか想像できれば正解が見つけやすくなるのではないでしょうか。前後の会話の内容から話し手の気持ちを想像してみましょう。

7.省略形、言いよどみ、不完全な文

会話には省略形や短縮形、言いよどみ、不完全な文などが入ってきます。例えば going to が  gonna と発音されることがあります。言いよどみは、文字通り uh (ああ) のようなものです。 well (ええと)のような間をつなぐ表現もでてきます。不完全な文は、 Just a few minutes a go.(2,3分前にね)のように主語も動詞もなく完全な文になっていないものを指します。

こういったものはテキストや参考書だけで英語を学習してきた人にとっては耳慣れず、少し難しく感じるかもしれません。しかし、日本語の会話を考えてみても、言いよどんだり、省略したりといったことはよく起こります。例題や練習問題の音読を続けているうちに、抵抗感がなくなってくるはずです。

8.意図問題をどうやって攻略するか

どのような発言が意図問題で問われるかはわかりません。また、その意図自体もさまざまなパターンが考えられるので、対策は難しいでしょう。まずは、例題や練習問題をときながら自分のしらなかった意味(意図)を覚えていくことです。

さらに同じような状況になったつもりで、独り言でもよいので使ってみましょう。このとき、自分なりにシチュエーションを思い浮かべ、感情を込めて言うようにすると記憶に定着しやすくなります。

そして最も有効なのは、自然な英語に触れることです。生の英語を収録した教材や英語のドラマや映画のほか、インターネット上にもたくさんの素材があります。自分の興味があるものを少しずつ選んで日頃から英語を聞く習慣を身に着けましょう。

9.図表問題とは?

その名の通り、問題に印刷された図表と、会話に出てくる関連する情報を照らし合わせて答える問題です。冒頭のナレーションで、 following conversation and schedule/list(次の会話と予定表/一覧)のように、どういった図表かという情報が流れます。

図表は常に、1つの会話にひもづく3つの問題の一番上に印刷されており、Look at the graphic.(図をみてください)で始まる設問と連動しています。お店のクーポン、地図、スケジュール、価格表などさまざまな図表が出てきます。

10.図表の確認と先読みをしよう

図表問題も、取り組み方は「先読み→リスニング→マーク→先読み」です。ただ、図表問題は通常の問題に比べ、聞くポイントを先読みで絞りにくくなっています。また図表ばかりをつい見てしまいがちですが、それだけ見ても答えを選ぶことはできません。この問題だけに気を取られて他の2問の先読みがおろそかにならないように注意してください。

11.頭上だけを見ただけ答えてはいけない

図表を見ただけで答えが選べるようであれば、もはやそれはリスニングの問題とは言えません。図表を見て、解答できそうな問題だったとしても飛びつかないでください。例えば次の図表に関して「最後のクラスはなんですか」という設問があるとします。

先読みの時点で選択肢を見てスグにManagementを選んではいけません。会話の中で図表と異なる情報(変更や修正)について言及されるはずです。つまり必ず英文を聞いていいないと解けない問題になっています。そのポイントを聞き逃さないようにしましょう。

Time Class
5:00 Communication
6:00 Marketing
7:00 Presentation
8:00 Mangement
    選択肢

  • (A)Communication
  • (B)Marketing
  • (C)Presentation
  • (D)Management

12.図表をどうやって攻略するか

図表問題では選択肢にない情報を集中的に聞き取りましょう。選択肢に記載されている情報は会話が終わった後も見ることができます。つまり選択肢に書かれていない情報が解答のカギとなります。集中して聞くのはその部分です。

上の図表の場合、選択肢には「クラスの内容」が書かれているので、「時間」の欄を見ながら会話を聴きます。例えば「◯◯さんはどのクラスを選びますか」という設問だった場合、その人物の「8時からのクラスにします」というキーセンテンスを聞き取れれば、(D)のManagementを選ぶことができます。

選択肢と図表を見比べて、どの部分に集中するべきか狙いを定めましょう。最初はなれないかもしれませんが、例題や練習問題を解きながら、鍵になる部分を推測して集中すれば、回答できるようになってきます。

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